新規就農者研修施設の春(4月)- 大仙市農業振興情報センター

公開日 2024年05月01日

更新日 2024年05月01日

新規就農者研修施設の春(4月)

4月1日

 農業振興情報センターで令和6年度新規就農者研修施設の入所式を行い、翌日から新規就農者研修が始まっています。

 今年度の研修生は東部新規就農者研修施設8名(1年目5、2年目3)、西部新規就農者研修施設4名(1年目3、2年目1)。出身地域別では神岡2名、西仙北2名、中仙3名、仙北1名、太田2名、そして美郷町2名で、年代別では10代2名、20代2名、30代5名、40代3名です。

 

(東部研修施設の様子)

 

(西部研修施設の様子)

 

 

 

4月15日

JA秋田おばこのソラマメ部会研修があり、さっそく研修生も参加しました。東部、西部ともにソラマメの定植から始まり、夏野菜などの各種作物の播種、畝立て、苗づくりと順調に研修がスタートしています。

(ソラマメ部会研修の様子)

 

4月16日

㈱秋田クボタのご協力を得て、農業振興情報センターで研修生及び女性農業者向けの農業機械の取扱講習会を開催し、32名の参加がありました。

座学では

・農作業による死亡事故が毎年300件前後発生しており、農業は危険な産業であること

・農業者10万人あたりの死亡事故件数(10.8件)は、全産業平均(1.2件)の10倍

・中でも多いのは、乗用型トラクタの転落、転倒による事故

・管理機、コンバインの重大事故も多い

・乗用トラクタを運転する時はシートベルトを着用し、移動時は路肩に余裕を持って走行することや左右のブレーキを連結すること、通常の進入路より斜面に直角にほ場に入ること

・時速15km、幅1.7m以上の乗用機械を運転するためには大型特殊免許が必要なこと、免許が無い状態で運転すると無資格運転で検挙され、普通免許等全ての免許が取り消しになること 

などの説明がありました。

 研修生は座学のあと指導員添乗のもと自動操舵のトラクター(40馬力)に乗り、研修ほ場の耕起作業を行いました。

この日は、㈱秋田クボタによる東部研修施設の研修ほ場をパラソイラーで耕起する実演もあり地下30~40㎝にある硬い耕盤層を破砕することにより、ほ場の透水性、排水性、通気性が改善され、作物の根域が拡大して品質の向上が図られると説明がありました。

 

(講習会の様子)

 

4月23日

西部研修施設近くの保育園の園児が研修施設を訪れ、じゃがいもを植えました。園児たちは「大きくなぁれ、おいしくなぁれ」と口にしながら研修生と一緒に軍手をはめたかわいい手で植えていました。

(ジャガイモ植えの様子)

450

 

なお、令和5年度の研修修了生4名は、花き、にんにく、トマト、スイカ+エダマメの組み合わせとそれぞれ異なる作物に取組み、全員が中仙地域で独立就農しました。

 

お問い合わせ

農林部 農業振興課 農業振興情報センター

〒019-1601大仙市太田町横沢字堀ノ内46 電話0187-86-9111 ファクス 0187-88-1500

関連ワード

このページの
先頭へ戻る