大仙市水道管等破損に伴う賠償算定基準

○大仙市水道管等破損に伴う賠償算定基準

平成29年4月1日

水道局訓令第13号

(総則)

第1条　第三者起因による水道管等の破損賠償額の算定は、この訓令の定めるところによる。

(賠償額の算定)

第2条　第三者が水道管等を破損した場合の賠償額は、次に掲げる所要経費の合計額とする。

(1)　材料費　財団法人建設物価調査会発行の建設物価を基準とする。

(2)　労力費　秋田県土木工事標準積算基準書による。

(3)　路面復旧費　秋田県土木工事標準積算基準書による。

(4)　断水広告費　別表による。

(5)　漏水費　別表による。

(6)　営業損失　別表による。

2　大仙市職員服務規程(平成17年大仙市訓令第39号)第2条第1項に規定する勤務時間以外の時間に修理した場合は、前項第2号及び第4号の賠償額は、当該賠償額の100分の125に相当する額とする。

(特別費用)

第3条　前条に定めるもののほか、工事に際し特別の経費は、その経費を加算する。

附則

この訓令は、平成29年4月1日から施行する。

別表(第2条関係)

1　断水広告費の算定

1時間当たりの平均給与費＝水道担当全職員の給与費／((40時間×52週－18日×8時間)×水道担当職員数)

備考

(1)　水道担当全職員の給与費及び水道担当職員数は当該年度の当初予算額の数値とする。

2　漏水費の算定

漏水量×1m³当たりの臨時用水道料金

備考

(1)　漏水量の算定は13m／m～50m／mは東京都水道局実験式(T・W実験式)を、また75m／m～300m／mは水道施設設計指針(厚生省監修)による

(2)　極楽野・立石・豊岡地区簡易水道は1m³当たりの臨時用水道料金を専用のおける1m³当たりの超過料金とする。

3　営業損失の算定

断水戸数×断水時間×1戸1時間当たり損失＋工事立会時間×1時間当たりの平均給与費

備考

(1)　1時間当たりの平均給与費の算定は下記の断水広告費の算出による

1戸1時間当たり損失＝年間料金収入／(水道総戸数×365日×18h)×1.5