(趣旨)

第1条　この告示は、大仙市財務規則(平成17年大仙市規則第61号。以下「規則」という。)第106条の2第1項に規定する郵便により入札書を提出させることにより行う入札(以下「郵便入札」という。)に関し、必要な事項を定めるものとする。

(対象)

第2条　郵便入札により執行することができる入札は、物品調達又は役務の提供(建設工事に係る測量、調査、設計及び工事監理に関するものを除く。)に係る一般競争入札又は大仙市入札契約等審査委員会が指定した指名競争入札とする。

(入札公告等)

第3条　市長は、郵便入札により入札を執行するときは、次に掲げる事項を一般競争入札にあっては公告し、指名競争入札にあっては入札通知書にその旨を記載の上、通知するものとする。

(入札書等の送付方法)

第4条　郵便入札は、入札書等を一般書留郵便又は簡易書留郵便により、入札書等の到達期限までに到着するように郵送することにより行うものとする。ただし、入札書を持参して提出する方法を希望する場合は、この限りでない。

(入札書の保管等)

第5条　入札執行者(契約検査課長をいう。以下同じ。)は、前条に規定する入札書及び内訳書が到達したときは、開札の日時まで入札及び契約を担当する課において厳重に保管するものとする。

(入札の辞退)

第6条　入札参加者は、入札を辞退しようとするときは、入札書等の到達期限までに入札辞退届出書が到着するように郵送しなければならない。ただし、入札辞退届出書を持参して提出する方法を希望する場合は、この限りでない。

(入札書の開札)

第7条　入札書の開札は、入札書等の到達期限日に行うことを原則とし、予定価格の制限の範囲内で入札した者(最低制限価格を設けた場合にあっては、予定価格の制限の範囲内で最低制限価格以上の価格をもって入札した者)のうち、入札価格の最も低い者を落札者とする。

(入札の立会及び職務)

第8条　郵便入札の立会いは、公正性を確保するため契約事務に関係のない職員の立会いの下で行うものとする。

(入札書の無効)

第9条　規則第107条に定めるもののほか、郵便入札による指名競争入札において、次のいずれかに該当する場合は、入札書を無効とする。

(くじによる落札)

第10条　開札の結果、第7条の規定による入札価格の最も低い者が2者以上あるときは、くじによる抽選方法により、落札者を決定するものとする。

(入札結果)

第11条　入札執行者は、郵便入札により落札者が決定した場合は、速やかに郵便入札に参加した者(失格又は無効となった者を含む。)に電話その他確実な方法により連絡し、又は通知するものとする。

(入札の延期、中止等)

第12条　入札執行者は、郵便事情等の事故が発生した場合又は不正な行為等により入札を公正に執行できないと認められるときは、当該入札参加者を入札に参加させず、又は入札の執行を延期し、若しくは中止することができる。

(不調)

第13条　入札執行者は、郵便入札を行った結果、落札者が決定しないときは、1回に限り再入札を行うことができる。

(補則)

第14条　この告示に定めるもののほか、郵便入札に関し必要な事項は別に定める。