12月5日、大川西根小学校音楽室でパイプオルガンコンサートが行われました。
大川西根小学校は平成元年の創立100周年に校舎を新築し、音楽室にパイプオルガンを設置。
公立の小学校でパイプオルガンがあるのは全国で大川西根小学校だけです。
平成2年から毎年パイプオルガンコンサートを行っており、今回で18回目。
今年は昨年に引き続きオルガニストの小高園理子さんとヴァイオリニストの安東純子さんを迎えてのコンサートになりました。
演奏が始まると、パイプオルガンが音を幾重にも重ねた荘厳なメロディを奏で出し、
ヴァイオリンの華麗な音がアクセントとなって、すばらしいハーモニーがクリスマス前の冬の夜に響きました。
訪れた観客は、しばし時を忘れて溢れ出す音に聞き入りました。
演奏終了後、「去年より音が滑らかに出て演奏しやすかった。(パイプオルガンが)大切にされている印象を受けた」と小高さん、
「小さな会場だけどその分お互いの音を近くに聞けて綺麗なハーモニーを出すことができた。ここは貴重な場所」
と安藤さんがそれぞれ感想を聞かせてくれました。