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「ごみ」を減らすために考える《家庭でできるエコロジー講座1》

6月11日(木)に仙北公民館主催で「家庭でできるエコロジー」講座の1回目が開催されました。 写真の説明

講師に大仙市役所市民生活部環境課の佐藤さんを招いて、ごみの分別や出し方のマナー、市の取り組みについて説明をいただきました。

大仙市では平成20年度から家庭ごみの有料化が実施され、今まで増え続けていたごみが削減されたとのことでした。

・燃えるごみ    19,207トン(H19) ⇒16,958トン(H20) 2,249トンの減少(一人当たり約24キロ削減)

・燃やせないごみ  1,230トン(H19) ⇒  872トン(H20)  358トンの減少(一人当たり約4キロ削減)

さらにごみを減らすためには、

・生ごみの減らす ⇒ 必要な量だけ買う・水分をきる・コンポスト容器の使用

・紙類を減らす   ⇒ 過剰包装をしない・分別可能な物は古紙に分ける

・プラスチック類を減らす⇒ 詰め替え商品の利用・マイバック、マイバスケットを持ち歩く・食品トレイや発砲スチロールの回収

以上の取り組みが効果的で継続することが大事だと説明をいただきました。

これからの季節は特に生ごみの水分をきるだけでも、ごみの重量は減少し、処理の際に使用する燃料も少なく、環境にも優しいとのことでした。

写真の説明写真の説明

講座の途中では、ごみの分別・出し方に関するクイズや質問も行われ、今まで燃えないごみに出していた物が、実は資源ごみに分別される等、新たな発見もあり、参加者のみなさんにとって充実した講座となりました。

写真の説明写真の説明

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また、大曲農業高校家庭部が考案した傘の生地で作ったエコバックも紹介され、コンパクトに折りたためて、しかも丈夫な生地のため、参加者の関心を集めていました。

写真の説明

この大きさのエコバックも折りたたむと・・・

写真の説明

こんなに小さく折りたため、しかも傘の留め具が使えて持ち運びに便利ですね。

写真の説明

ふれあい文化センター正面入口前には、このような食品トレイ回収ボックスを設置しています。

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写真左の透明・半透明の容器は回収不可ですが、写真右のようにマークが付いている食品トレイは回収可能ですので、ぜひご利用下さい。

次回の講座は6月19日(金)に開催