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秋田県大仙市公式ブログ

続「ごみ」を減らすために考える《家庭でできるエコロジー講座2》

6月19日(金)に「家庭でできるエコロジー」講座の2回目が開催されました。

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今回は11日(木)に開催された1回目の講座をふまえて、家庭から出たごみの処理について、実際に大仙美郷クリーンセンターを見学し、ごみの処理方法や資源ごみのリサイクルについて学びました。

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クリーンセンター職員の方から施設概要やごみの処理の過程についてDVDによる説明を受けました。センターでは年間39,700トンのごみを処理し、一人当たりに換算すると一日900グラム、費用は一人当たり年間17,000円ほどかかるそうです。

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この大型の「可燃ごみピット」は大仙美郷地域の可燃ごみ5日分を溜めることが出来るそうです。見学時も「ごみクレーン」によって焼却炉入口の「ホッ パ」へごみが投入されていました。また焼却にて発生した熱エネルギーは送風機の動力源や施設内の融雪・冷暖房にも利用されていて循環型の施設とのことでし た。

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焼却された可燃ごみは写真左(左側)のように灰(主灰)となりますが、写真左(右側)の鉄類等は灰と共に排出され、大部分が分別されるそうです。写 真右は燃焼排ガスに含まれている灰(焼却飛灰)です。このような目に見えない小さな物も「ろ過式集じん機(フィルタ)」によって除去され大気に流れ出ない よう環境に配慮されています。

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これは可燃ごみに混じっていた鉄類ですが、車の部品のような物からダンベルのおもりも入っており、みなさん驚いており分別の大切さを感じていました。

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可燃ごみ以外の資源ごみは写真のように、ペットボトルやアルミ缶・スチール缶は選別機で分別・圧縮され、資源物ストックヤードと呼ばれる建物に貯蔵され回収業者に引き取られます。

びん類は写真下のように白・茶・その他の三種類に選別機で分別されますが、キャップ等が付いていると選別機の前に職員が手選別にて取り除いているとのことで作業の苦労話を教えて下さいました。

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前回と今回の講座を通して、今までのごみの分別を今一度見つめ直すいい機会になりました。

みなさんも限りある資源の有効活用や環境のためにも、ごみの分別にご協力下さい。

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