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秋田県大仙市公式ブログ

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「神岡南外花火大会」&「八幡神社祭典」

 9月14日、中川原コミュニティ公園で第30回神岡南外花火大会が行われました。これは神宮寺八幡神社祭典の宵宮に開催されており、大曲の花火で も有名な地元神岡の二大花火師の競演です。最高の職人が創り出す光と音のファンタジーと嶽山に反響する轟音も魅力で、毎年人気を集めています。

花火花火

花火花火

花火が終わると、神岡総合支所駐車場で「神宮寺八幡宮祭典奉納舞台」が開演。神岡カラオケ同好会のカラオケや舞踊が披露され、花火に続き観客から歓声が響いてました。

舞踊カラオケ

翌日の八幡神社祭典では、旗背負いの先払いに続き、奴振りなどの大名行列がまちを練り歩き家々をお祓いして廻りました。

旗背負いは、江戸時代末期この地方に疫病が流行したときに地域の苦難(悪病)を力自慢の若衆1人に背負わせたのが始まりとされています。雄物川の 玉石を詰めた「かます」6個(約150㎏)と長さ8mののぼり旗をセンバ(背板)と呼ばれる背負子にくくりつけ、交替しながらまちを歩きます。所どころで 旗背負いは立ち止まり小さな子供達に股をくぐらせます。(力自慢の若衆の股をくぐると丈夫になると言い伝えられています)また、途中低い電線などがあり、 旗竿の先端を交わすのが難しく、今ではこれが妙技となっています。

旗背負い旗背負い

股をくぐる子供旗背負い

大名行列では、ひげやまゆを墨で描いたひょうきんな奴たちが「ヨーイヤ、ヨイ」のかけ声に合わせ体を左右に振りながら、御神輿を引く子どもたちとともに江戸絵巻を展開し、八幡神社に奉納されました。

奴振り奴振り

大名行列