9月22日(水)、太田文化プラザで時代小説家、花家圭太郎(村岡末男)さんによる太田文化講演会
が開催されました。当日は太田中学校、大農太田分校の生徒や花家さんの同期生、ファンなど約
360人が詰めかけました。参加者の皆さんは江戸時代の歴代徳川将軍の解説に興味深く聞き入り
ながら、花屋さんへ質問をしたりなどして対話形式での講演が進められました。
花家さんは大仙市太田町国見出身、旧横沢中学校(現太田中学校)卒業。角館高校を経て明治
大学文学部卒業後、フリーライターとして活躍。1998年に「暴れ影法師」(集英社)で時代小説家デ
ビューを果たしました。
花家圭太郎さんの著作です。
文化講演会の会場の様子です。当日の会場は超満員の大盛況でした。講演会は主催である太田自
治組織連絡協議会の門脇一男会長のあいさつで始まりました。
花家圭太郎さんの講演の様子です。戦国時代の「下克上」のお話から始まり、関ヶ原の戦い、そして
徳川家康からの江戸幕府歴代将軍と幕府財政のお話となりました。奇数代の将軍が財政悪化を招き、
偶数代の将軍が立て直しにがんばったが、特に8代将軍吉宗は率先して質素倹約に務めた名君と褒
め称えました。
〈上〉花家さんへの質問をする生徒 〈右上〉花家さんからプレゼントを受け取る生徒
〈下〉同級生に囲まれて記念撮影
花家さん出身の国見地区では地元出身の作家を応援して太田北部地区多目的研修センター内に
「花家圭太郎文庫」を創設しました。センター内での閲覧が可能ですので是非、ご来場ください。また、
大仙市図書館でも蔵書の貸出を行っていますのでご利用ください。