ふるさとこんにちは

秋田県大仙市公式ブログ

Home » 2011 » 6月 » 05

水道管尺八の手作りに挑戦(南外中学校1年生)

5月31日、南外中学校1年生が「総合的な学習の時間」を利用して尺八の製作を行いました。

南外中学校では平成21年に中学校体育館で行われたポップス尺八奏者、昌平さん(埼玉県在住)のコンサートをきっかけに、水道管(塩ビ管)を材料とする尺八の製作や、自分が仕上げた尺八を使っての演奏といった独自の学習を行っています。

今回の授業は、今年入学した1年生がこれからの中学校生活で愛用することになる(自分たちの)尺八を製作するものです。

尺八の製作といっても、水道管を楽器にする作業はやはり熟練の技が必要となるようで、主な作業は職人さん(地元の大工さん)が行い、生徒たちは仕上げ作業となるヤスリがけを行いました。(尺八を口にあてたときに自分の口に合うようにヤスリをかけて調整する作業)

自分の尺八を手にした生徒たちは、口にあて感覚を確かめながら作業を行っていました。

作業を行った生徒からは

「難しい作業を(職人の方々に)やっていただいて感謝しています」

「(自分の口にあうように)ヤスリかけの作業をするのは難しかったけれども良くできて嬉しかったです」

「低い音を出すことが出来てうれしかったです。これから高い音も出せるよう練習を頑張りたいです」

といった感想が発表されました。

手作りの尺八を手にした1年生の目標は(当面の間は“音”を出すことになりそうですが)秋に行われる“南中祭”で尺八の演奏ができるように挑戦していくことです。

今回初めて尺八に触れた1年生を含めて“水道管”でつくられた尺八の音色に今後も注目していきたいと思います。

(作業する1年生)

写真の説明写真の説明写真の説明

(完成するとこうなります)

写真の説明