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震災から2年、被災地へ追悼の光を捧げる「ともしびプロジェクト in 大曲」

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東日本大震災から2年となった3月11日、犠牲となった方々への追悼と被災地の復興への願いを込め、大曲小学校で「ともしびプロジェクト in 大曲」が開かれ、同小児童220人が参加しました。

震災の記憶を風化させずに後世に受け継いでいこうと、宮城県気仙沼市で毎月11日にキャンドルに光を灯し続けている「ともしびプロジェクト~被災地に希望の光を灯し続けよう~」に賛同し、市内の有志による「満天星プロジェクト」(最上谷友宏代表)が大曲小学校に呼び掛け実現したもの。

開会式では、午後2時46分、犠牲になった方々の冥福を祈り黙祷を捧げました。

また、最上谷代表が「一人でも多くの人達に復興を願う気持ち持ち続けてほしい、そして、もっとたくさんの温かい光を被災地に届けたい。そのような思いからともしびプロジェクトを開催しました。今回のイベントをきっかけに、震災を忘れないという気持ちや、東北人としての『絆』を再確認しましょう」とあいさつしました。

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その後、児童は校庭でキャンドルを設置するためのミニかまくらを作り約300個のキャンドルを設置。

校舎の2階と3階の窓際には、手作りの灯ろう「夢灯り」110個を用意しました。

作業をする児童は「2年前の地震の時のことを思い出しています。震災で犠牲になった方々へ追悼の気持ちが届くよう、気持ちを込めて一生懸命ミニかまくらを作っています」と話してくれました。

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午後5時30分、キャンドルと夢灯りに一斉に明かりが灯され、大曲小学校の校庭には穏やかな光が連なりました。

満点星プロジェクト、大曲小学校の児童の皆さんによって灯された温かな光は追悼と復興への願いとともに被災地に捧げられました。