9月15日に行われた八幡神社祭典の様子を紹介します。
『旗背負い(はたしょい)』
旗背負いは、江戸時代末期にこの地方に疾病が流行したときに、地域の苦難を一人で背負い、重い旗を神社に納めて苦難を振り払うために始められたのが起源とされています。雄物川の玉石をつめた、重さ約30キロのかます6俵と、長さ8メートルののぼり旗を背負子(しょいこ)にくくりつけ、奉仕会の若者が町を練り歩き、八幡神社に奉納します。
『奴振り』
旗背負いの後、享保7年(1722)から伝わる大名行列が行われ、髭や眉を墨で描いたひょうきんな奴たちが「ヨーイヤ、ヨイ」のかけ声に合わせて体を左右に揺らし、江戸絵巻を展開します。
好天に恵まれ、今年もにぎやかで楽しいお祭りになりました。