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秋田県大仙市公式ブログ

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秀麗無比なる鳥海山

♪秀麗無比なる鳥海山よ…で始まる秋田県民歌は、大仙市太田町横沢の倉田政嗣の作詞によるものです。

太田地域では、子どもたちの健やかな成長を祈り、町民の善意を募って建てた「愛の鐘」が、秋田県民歌のメロディで午前6時と正午の時刻をお知らせしています。また太田支所の電話保留音に県民歌のメロディを流し、作詞者のふるさととして県民歌を継承しています。

秋田県民歌は、昭和5年10月30日に制定され、今年85年となります。

「見渡す広野」「黄金と実りて豊けき秋田」という秋田県民歌の歌詞は、政嗣のふるさと太田地域そのものです。

今日は太田地域から鳥海山が美しく見えました。

IMG_0085大台スキー場からの景色

 

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太田町中里からの景色①

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太田町中里からの景色②

政嗣も、85年前にこの美しい鳥海山を見ていたのではないでしょうか。

政嗣は病気のため39歳という若さで亡くなりましたが、作詞当時も病床からこの美しい景色を眺め、歌いだしの第一節目に「秀麗無比なる鳥海山よ」と筆をすべらせたことでしょう。

政嗣が秋田県民歌にこめた秋田への深い想いを、政嗣のふるさととしてしっかり伝えていきたいものです。