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秋田県大仙市公式ブログ

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鈴木空如を教材にと「秋田大学社会科研究室」

8月19日、秋田大学教育文化学部の外池教授と社会科研究室所属の学生と大学院生11名が、空如に関する調査のために、太田支所を訪問しました。

同研究室では、今年度は空如を研究テーマに教材としてとりあげたいと、調査や情報収集を行っています。

その取組みの一環で、「空如の画業を教材として活用するための調査」として、空如のふるさと太田を訪れてくれました。

参加した学生は、「空如の作品や人柄を子どもたちに継承したいという観点から、ふるさとを語る上での地元ならではのストーリーを情報収集したい」と語ってくれました。

今回の情報提供者は、大仙市文化財保護課の細川課長。細川課長は「大仙市としても、空如のことを多くの方々から知っていただきたいし、皆さんが児童生徒の教材への可能性を探っていただくことに感謝したい。特に、名利を求めず仏画模写と研究に生涯を捧げた空如の生き方を、正しく理解できるように情報を集めていただければ」と話して具体的な説明にはいりました。

外池教授や研究室の皆さんは、細川課長の説明にメモを取りながら真剣に耳を傾けていました。

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その後、空如の作品を鑑賞し、質問をしながら作品をカメラやビデオに収め、熱心に情報収集していました。

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秋田大学の研究室で、空如について研究してくださることは、大変光栄なことです。

今回の調査が生かされ、学校で広く空如について学んでもらえる日が来ることを期待しています。

 

※今回の秋田大学社会科研究室の調査の様子は、8月21日(金)にABS秋田放送の夕方のニュースで放映される予定です。ぜひご覧ください。