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秋田県大仙市公式ブログ

第20回秋田おはら節全国大会

9月5日(土)、太田文化プラザを会場に、秋田おはら節全国大会が開催されました。

「秋田おはら節」は秋田を代表する民謡の1つですが、太田で広く愛されるようになったきっかけは、今から28年前のことです。太田町の民謡歌手・高橋節子さんがNNS日本民謡大賞で「秋田おはら節」を唄い、見事日本民謡大賞を受賞したことにはじまります。テレビで全国放映され、高橋さんはひっぱりだこの民謡歌手となり、また「秋田おはら節」が広く知られるようになりました。鹿の親子の情愛を唄った歌詞は、川口渓谷を舞台とした鹿の親子の伝説とも重なり、太田の「故郷の民謡」として愛されるようになりました。

歌唱の技術や民謡の継承から、全国大会を開催するようになって、今年は20回目の開催。

20回の節目に見事大賞に輝いたのは秋田市の大川あけみさん。常連参加者という大川さんは、過去に準優勝に泣いたこともあり、悲願の優勝となりました。

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今大会には大賞の部に38人、熟年の部(70歳以上)に26人、少年・少女の部に19人の計83人がエントリーし、自慢ののどを披露してくれました。参加者の最年少は6歳、最高齢者は86歳と、幅広い世代で愛される民謡であることが改めて感じられました。中学生以下の少年・少女の部にも20人近い参加者がいることは、秋田民謡の継承にもつながり大変うれしいことです。

太田地域には、大曲農業高校太田分校に郷土芸能部があります。

太田から秋田の郷土芸能の継承者を発信していけたらいいですね。

「秋田おはら節全国大会」来年もたくさんの参加者、そして観覧者をお待ちしています。

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