9月20日に行われた2015全県駅伝競走大会で、太田中学校男子チームが初の栄冠を手にしました。
大会は、秋田市雄和の県営陸上競技場を発着点に、県立中央公園スポーツゾーンで行われ、中学男子は6区間、18.1キロのコースを、33チームで競い合いました。
先にレースが行われた中学女子でも太田中学校は33チーム中6位と大健闘。女子チームの力走を目の当たりにし、男子チームの勝利への気持ちがさらに奮い立ったとのこと。
太田中学校は全校生徒171名、陸上部や駅伝部がある学校ではありません。男子駅伝チームの登録メンバーは全員野球部員、野球部の練習で鍛えた走力とスタミナそして精神力を存分に発揮し、初の優勝を勝ち取りました。
今回の優勝メンバーは、1区清水川晴人さん・2区戸澤祥樹さん・3区藤原玲央さん・4区高階陽希さん・5区東内優篤さん・6区佐藤雅哉さんの6人。
皆方信悦監督の狙いは「前半は先頭集団に残り、後半で勝負をかける」という作戦。
大会はまさにその通りのレース展開、スタートから7位と上位につけ、2区・3区も上位をキープ。
3区を終えた時点で6位、トップとのタイム差は39秒。そして勝負の後半戦、4区・5区・6区ではいずれも区間賞を取る力走をみせ、徐々に順位を上げマークし続けていた大曲中をとらえると6区でついに逆転。歓喜の初優勝となりました。
興奮冷めやらぬ9月25日、太田支所に優勝の報告に訪れてくれました。
清水川キャプテンは「東北大会、全国大会もがんばってきます。応援よろしくお願いします!」と力強く挨拶。
東北大会は10月30日・31日宮城県利府町で、全国大会は12月12日・13日山口県山口市で開催されます。
「太田の名を轟かせて来たい」と皆方監督。太田の名が知れ渡るような活躍を期待しています。
9月29日も練習に励む姿が。朝7:30からランニング練習。太田中学校から太田庁舎周辺を周回するコースを3回りします。
この日は、駅伝メンバーだけでなく、ランニングする多くの太中生の姿がありました。
ランニングは、基礎体力や忍耐力の向上につながるものと思います。
ランニングに取り組む多くの太中生の姿から、心身の健やかさの基礎を感じました。
全国大会まではまだ2か月以上あります。練習している姿を見かけたら、声援をおくりましょう!
ガンバレ!太中生!