10月24日(土)から11月1日(日)まで、日本画家・倉田松濤の生誕百五十年を記念して、「倉田松濤作品展」が太田文化プラザを会場に開催されます。
今回の作品展は、昨年発足した「ふるさと太田の偉人を顕彰する会」の主催です。「偉人を顕彰する会」は、「鈴木空如」「倉田政嗣」をはじめとし太田には偉大な文化人が多くいることに着目し、「ふるさと太田の偉人」として地域で顕彰していこうと活動しています。
倉田松濤(しょうとう)は、秋田県民歌の作詞者である倉田政嗣の伯父にあたる日本画家です。太田町出身ではありませんが倉田家のルーツは太田町であることから、太田町ほか周辺地域にたくさんの作品が残されております。
今回の作品展では、所有者のご協力を得て、掛軸・額・屏風・俳画帖・手紙など、多くの作品をお借りし展示いたします。松濤の作品をこれだけ多く展示できる機会はこれまでもなく、大変貴重な作品展となることと思われます。この機会にぜひ、会場に足をお運びください。
また、10月24日の初日には、記念講演会も開催されます。『倉田松濤画伯小伝』と題し、元秋田県生涯学習センター所長の武藤四郎氏が講演してくださいます。倉田松濤の作品と人物像の両面から太田の偉人を知ることができる、またとないチャンスです。たくさんの皆様のご来場をお待ちしています。
【倉田松濤作品展】
日 時 10月24日(土)から11月1日(日)午前9時から午後4時まで
※初日は正午からとなります。
会 場 太田文化プラザ多目的ホール
【記念講演会『倉田松濤画伯 小伝』】
日 時 10月24日(土)午後2時から3時45分
場 所 太田文化プラザ生活実習室
講 師 元秋田県生涯学習センター所長 武藤四郎氏
テーマ 松濤画伯誕生の地・尾崎紅葉と松濤画伯ほか