このたび、主に真木真昼県立自然公園を活動範囲として、山岳救助や美化清掃活動を行うボランティア団体「奥羽山岳救援隊」(藤峯隆洋隊長、会員9名)が結成されました。
山岳救助事案が発生した場合には、警察が主体となり広域消防や消防団と協力しながら捜索にあたることとなっていますが、山岳救助という特殊性から難航する場合があります。
自然志向の高まりとともに、真木真昼県立自然公園の和賀岳・薬師連山には、県内外から多くの登山客や山菜取りの方々が訪れています。
奥羽山岳救援隊の結成は、真木真昼県立自然公園内で万が一有事が発生した際、救助体制が強化されることになります。
11月24日に、結成後、初めての会合が太田公民館で開かれました。
会合では、最低でも月1回は集まり、地形や登山道の情報を交換し、常に状況を熟知し合うとともに、救助技術の向上を図ることを確認しました。
精鋭メンバーが揃う「奥羽山岳救援隊」の結成は、春の防災訓練の開催や秋の安全安心推進集会の開催により、太田地域での防災意識の高まりを形にできたものと思います。
万が一に備えた救援隊の結成により、真木真昼県立自然公園内の登山がより安全に行われることになると思います。出動する機会がないほどよいことですが、万が一の時の救援隊の活躍に期待します。