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秋田県大仙市公式ブログ

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ニューファーマーを目指す意見交換会 開催

1月27日(水)、大曲農業高等学校を会場に、高校生と農業研修生との意見交換会が行われました。この意見交換会は、仙北地域振興局の主催で、秋田県の農業を担う人材確保・育成に向け、高校生の就農に対する意欲喚起を目的とし、大曲農業高校の生徒と大仙市新規就農者研修施設研修生とが意見交換できる場を設けたものです。

大仙市には、新規就農者のための研修施設が、太田地域に1箇所、西仙北地域に1箇所あり、基幹産業である農業を担う人材の育成に力を入れています。

太田にある東部新規就農者研修施設から6名、西仙北にある西部新規就農者研修施設から2名の研修生が参加し、高校生25名と意見交換を行いました。

高校生25名のうち、3年生が14名、卒業後すぐ就農を考えている方はいないようですが、研修生に対し、就農するきっかけや非農家の場合の就農について、米以外の作付についてなど、就農について興味関心がうかがえる質問があげられました。P1270725

 

参加した研修生は、研修2年目の方々で、いずれも研修後市内での農業経営を目指しています。

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高校生にとっては、自分たちの身近な地域の、しかも年齢の近い先輩たちが農業を志す姿にふれ、就農に対する意識が高まったことと思います。

大仙市でも、農家数の減少、農業従事者の高齢化が進行しています。今回の意見交換会により、進学を機に大仙市を離れてしまう高校生の中にも、知識と経験を積み大仙市にもどって農業をやってみようと思う方が増えてくれればと願います。

大仙市新規就農者研修施設では、安心して農業に対する知識・技術を習得できるようバックアップに努めています。将来のビジョンに「就農」という選択肢を。若き就農者を大仙市は応援しています。

南外中学校 防災への取り組み

1月22日行われた大仙市いっせい防災行動訓練「シェイクアウト2016」。これに合わせてのプラスワン訓練として、南外中学校全校生徒62名が地域住民の方々と一緒に同校体育館で「避難所開設訓練」を実施しました。

今回の訓練では直下型の震度6の地震により災害が発生し、避難所に指定されている体育館で市から避難所開設、運営の要請を受けたという想定で行われました。

【段ボールを使っての避難スペース・救護スペースの作成訓練】

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【自主防災組織による避難者受付訓練】

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【停電を想定して、自家用発電機による室内灯を設置して、暗がりを体験】

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【消防署職員指導の下で行われた救護訓練】

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生徒たちは今回の訓練を通して、みんなで助け合って災害を乗り切ること、そのためにはどう行動していくのかを真剣に学んでいました。

 

この他にも同校では、地域住民の方々と一緒に東日本大震災の被災地南三陸町との交流事業にも取り組んでおり、今年度は昨年10月22日、23日の二日間の日程で炊き出し体験や南外産の農産物の販売などを行いました。

【南三陸町サンサン商店街での物産販売】

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【志津川中学校仮設住宅に住む方々との交流】

~炊き出し体験~

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~南中ソーランの披露~

1-IMG_6399~同行した南外地域の方々によるスコップ三味線の披露~

1-IMG_6415~みんなで南外小唄踊り~

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