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真木真昼の四季フォトコンテスト表彰式

2月22日(月)、太田支所にて真木真昼の四季フォトコンテスト表彰式が行われました。

このフォトコンテストは、真木真昼県立自然公園の指定40周年を記念して開催され、平成27年1月から11月末まで「真木真昼県立自然公園の四季」をテーマに写真を募り、71点の応募がありました。

1月21日(木)に審査会を行い、最優秀賞1点、優秀賞2点、入選10点が選ばれています。

表彰式には入賞者のうち11名が出席し、「真木真昼県立自然公園を美しくする会」の栗林次美会長から一人ひとり表彰状が手渡されました。IMG_2517

受賞者を代表して最優秀賞に輝いた髙橋直観さんが、受賞作品「薬師平黎明」の撮影エピソードを交えあいさつ、「山頂でみた天の川の感動を写真に写したかったが、うまく写せずその作品は落選してしまった。受賞した作品は、明け方に撮ったもの。感動を伝える技術をもっと磨きたい。10年後も元気ならまたチャレンジしたい」と語りました。髙橋さんは10年前の指定30周年記念のフォトコンテストでも最優秀賞を受賞されています。真木真昼県立自然公園の良さを知りつくしているからこそ、自らが感動したスポットを伝えたいという気持ちを感じました。

受賞者には、日写連の会員の方や写真屋さんなど、カメラ仲間が多くいるようで、入賞作品を見ながら写真談義に花を咲かせていました。IMG_2493

今回、唯一の女性受章者である鈴木リツさんは、なんと83歳。鈴木さんの作品は「屏風岩の春」。10年前のフォトコンテストにも応募してくださっている常連さんです。鈴木さんは、「撮るのは、風景写真が多い。PENTAX645という重いカメラを使っているので、デジカメに変更しようと、今練習中」とのこと。今回の受賞作品もPENTAX645で撮ったそうで「渓流と花がある場所なので、毎年このスポットには行っている」と話してくれました。おすすめスポットを尋ねると「車に乗せてもらわないと行けないので、撮影場所や時間帯は限られている。連れて行ってもらえる場所で撮影を楽しんでいる」と鈴木さん。制約された中でも、出会った風景を感性豊かに切り取った写真に、熟練の技を感じます。生活に無理なく写真を楽しんでいる姿に、心身の健康の秘訣を感じました。

お忙しい中、表彰式に出席してくださった受賞者の皆さん、ありがとうございました。

入賞作品は現在太田支所ホールに展示してあります。3月末まで太田支所に展示し、その後美郷町役場で展示予定です。その後は、大仙市・美郷町の公共施設等で展示の予定です。

真木真昼の自然豊かで四季感あふれる写真を、ぜひご覧ください。

Posted under: 太田地域

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