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「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業 小神成集落会受賞

3月11日(金)、仙北地域振興局で「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業表彰式が行われました。

「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業は、大仙市・仙北市・美郷町管内において、地域のために自立的・主体的な活動を行っている団体・個人を表彰し、地域づくり活動の活性化を図ろうと、平成19年度から実施されています。今年度は全部で5団体が受賞し、そのうち太田地域では「小神成集落会」が表彰を受けました。IMG_2857

太田地域の「小神成集落会」は、田ノ尻・南小神成・北小神成の3集落138世帯で構成されています。花だんを活用したまちづくりや伝統行事の伝承、自然保護活動などに取り組んでいます。

特に、花だんを活用したまちづくりには昭和50年代から取り組んでおり、花のまち太田のけん引役となってきました。3集落それぞれに「花の駅」と呼ばれる大きな花だんを整備し、毎年趣向を凝らした花だんをデザインしています。各家庭でも花だんの整備には力を入れており、「太田花だんフェア」開催時には「お花見バス」の周遊スポットとなっています。IMG_2454IMG_2445IMG_2460

また、紙風船上げや天筆焼き、雪中田植えなどの伝統行事については、地域独自で行うほか、太田地域のイベントでも披露し、太田地域全体のまちづくりにも貢献しています。IMG_0572

このような継続的で、他の模範となる活動が評価され、このたび受賞となりました。

 

受賞後のインタビューでは、魅せる花だんづくりのコツを聞かれ「マメに管理すること。花も生き物なので、その生き物にあった管理をすること」と服部副総代。今後の活動については「高齢化で発展とまではいかないが、今までどおり現在やっていることを継承していきたい」と語ってくれました。IMG_2850

太田地域にも高齢化の波は押し寄せています。その中で、子ども会・生徒会・老人クラブ等が上手に連携し、刺激し合い取り組んでいる花だんづくりは、他のお手本となります。

また、雪中田植えに参加する娘さんたちも、全員集落の娘さん・お嫁さんです。しっかりと伝統は受け継がれています。

今回の表彰におごる気配もなく、今までと同じことをするだけと語る姿に、真摯な気持ちを感じます。「小神成集落会」の皆さん、受賞おめでとうございます。これからも今までどおり、「小神成集落会」らしいまちづくり活動をよろしくお願いします。

Posted under: 太田地域

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