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鈴木裕樹君を応援する会開催

4月10日に太田地域出身のわらび座俳優、鈴木裕樹君を応援する会(大信田哲男会長、会員数141名)の総会が会員等70名が参加し奥羽山荘で開かれました。

今回は、役者仲間の鈴木潤子さんと高橋真里子さんも駆けつけてくれました。IMG_4326

 

裕樹さんは昨年度、ミュージカル「為三さん!」で主役の為三役を熱演。

「為三さん!」では、観客と一緒に秋田県民歌を歌う場面がありましたが、191回の公演でのべ5万人の観客の方がたに秋田県民歌を歌っていただいたそうです。

また、1月30日から始まった「どどぉ~ん!大曲花火物語」では、花火会社の跡取り息子・松野光役を演じ、50回の公演でのべ5,500人の来場があり、小劇場公演では歴代2位の入込数を記録したそうです。裕樹さんは「花火師さんたちは、花火を通じて観客を喜ばせるために一生懸命努力している。舞台も同じ、毎日、今日が最後の公演だと思って心をこめて演じた」と話してくれました。

鈴木潤子さんは「私は仙台の出身。仙台で潤子を応援する会を立ち上げてもらったが、会員はまだ7名。こうして地元の大勢の人たちに応援してもらっている裕樹さんがとてもうらやましい」

真里子さんは「父は裕樹さんと同じ太田町小神成の出身で、この会場に来たら私を知ってくれている小神成の方がたがたくさんいてうれしい。どうか裕樹さんばかりでなく、高橋真里子も応援してください」

二人ともチャーミングな挨拶で会場を沸かせました。

 

その後、3人はミニステージで、次回ミュージカルの「げんない」から吉次郎(裕樹さん)とお千世(潤子さん)が恋に落ちる場面の歌を披露、また前回ミュージカルの「大曲花火物語」のラストシーンの歌を光(裕樹さん)と蛍(真里子さん)とで熱唱し盛り上げてくれました。IMG_4325

 

裕樹さんは今年、江戸時代の博物学者・平賀源内の物語であるミュージカル「げんない」の吉次郎役で、潤子さん、真里子さんと共に5月から大阪(NHKホール)、東京(東京国際フォーラム)等で公演し全国行脚をします。

「昨年の『為三さん!』の為三役も、一昨年の『げんない』の小田野直武役もセリフは全部秋田弁。今度の『げんない』では直武役ではなく吉次郎役のため、セリフは標準語。2年ぶりの標準語に少し苦戦している(^^;)自分が育ってきた秋田で、秋田弁による役を演じ、地元の方がたに喜んでもらえる幸せな2年間を過ごした。でも、私は地元に貢献しているというおごりがどこかにあったかもしれない。今年は気持ちをリセットして自分と向き合いながら、全国を回ってきたい」と裕樹さん。地元への愛着・感謝を忘れず、さらなる高みを求める決意に、これまで以上に役者としての風格が感じられました。

今年は全国公演で活躍しながら演技にみがきをかけ、押しも押されぬわらび座の看板俳優として戻ってきてください。

Posted under: 太田地域

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