いよいよ田んぼに水が入りだしました。静かに水をたたえた田んぼがまるで鏡のように太田の風景を映します。
太田地域では田んぼの代掻きが始まりました。
雨でも曇りでも関係ない代掻きですが、晴天となった5月13日には太田地域のあちこちでトラクターをみかけました。
この日は、遠くに鳥海山も見えました。鳥海山をバックにトラクターが田んぼの中を進みます。近くに遠くに何層にも聞こえるトラクターのエンジン音もこの時期特有のものです。
大仙市の基幹産業であるにもかかわらず、大仙市では農家戸数・農家人口ともに減少傾向にあります。
5年ごとに実施されている農林業センサスによると、太田地域では昭和50年には農家数1488戸、農家人口6998人。最新の公表データとしては平成22年の農家数748戸、農家人口3364人と、いずれも半分になっています。
農業従事者が少なくなっても、田んぼの面積はほとんど変わりません。この美しい田園を維持し、基幹産業を支えてくださっている農家の皆さん、ありがとうございます。
ブログでは、これからも農家の皆さんの頑張りを、田園の良さを伝えていきたいと思います。
緑の田んぼ、黄金色の田んぼの風景もお楽しみに。