7月19日、太田文化プラザに太田・中仙・仙北の認定こども園に通う年長さんが大集合しました。
社会福祉法人大空大仙が実施する「夢事業」の一環で、3園の5歳児交流会が行われたものです。
今年度から始まった新しい取り組みで、今年度中に同様の地域間交流を3回実施する計画です。
初開催の今回は太田文化プラザ、次回は仙北ふれあい文化センター、3回目は中仙ドンパルで開催予定です。今回は、共通体験を通して友達との関わりや表現活動を楽しんでもらおうと、人形劇の観劇とゲーム・歌での交流を体験しました。
今回の参加者は全部で143人、太田ののびのび園から43人、中仙のワイワイらんどから38人、仙北のみどり園から62人の年長さんが大集合しました。
最初は劇団「夢みる風船」による人形劇「おむすびころりん」の観劇。
年長さんともなれば、知っているお話しでしょうが、人形劇となるとまた真剣。二人の劇団員が「りょうさくじいさん」と「いじわるじいさん」「ねずみさん」「たぬきさん」の4役をコミカルに演じます。みんなすっかりお話しにひきこまれていました。
「いじわるじいさん」がネズミの穴におにぎりでなく石を投げいれようとすると「だめ!」の大合唱。さすが年長さん、真剣に悪いことを止めようとするかわいらしい姿が印象的でした。
人形劇が終わると、次は「ジャンケン列車」のゲームで楽しみました。ジャンケンで負けた人は勝った人の後ろについて、ジャンケンが進むうちにどんどん列車は長くなります。
白帽子が太田ののびのび園のお友達、緑帽子が中仙のワイワイらんどのお友達、水色と紫色の帽子は仙北のみどり園のお友達です。園を超えて色とりどりのなが~い列車ができました。143人でのジャンケン列車はみんな初めてです。栄えある143人列車の先頭はみどり園のお友達でした。「いつもはジャンケン強くないんだけどな」と照れながらもとっておきの笑顔。
せっかくなが~い列車ができたので、ぐるぐるのうずまきを全員で作りながら、かたつむりのわらべ歌遊びを楽しみました。
白・緑・水色・紫の小さな帽子が集まると、まるでアジサイの花のようでした。
最後はみんなで「きらきら星」と「しゃぼん玉」を大合唱して終わりました。
初めて会うお友達がたくさんいる中で、観劇・ゲーム・歌を一緒にそして同じ空間で体験できたことは、子ども達にとっても貴重な体験だったと思います。帰りには「また会おうね~!」というかわいらしい声が聞こえてきました。
大空大仙の「夢事業」、元気で優しい年長さん達の姿に、大人も希望をもらえたひとときでした。
次回もみんな一生懸命あそんでくださいね!