9月13日(火)、秋田太田奥羽グラウンドゴルフ場で、大曲農業高校太田分校主催のグラウンドゴルフ大会が開催されました。この大会は、地域交流・世代間交流を目的とし毎年開催されており、地域の皆さんに楽しんでもらおうと生徒会が中心となり企画されています。
一緒にプレーをすることはもちろん、プレー以外にも郷土芸能部の発表やビンゴ大会などもあり、おもてなし精神あふれるグラウンドゴルフ大会です。
10時からオープニングセレモニー。恒例となった郷土芸能部の発表は参加者の楽しみの一つです。会場から手拍子を受け、民謡・手踊りを披露していました。
そして、班ごとに分かれ早速プレー開始。今年は地域の方々が105名、分校生徒・職員が65名参加し、賑やかにプレーしました。地域の方と分校生が混じり班編成、25班にわかれ班ごとに24ホールを回ります。
毎年参加しているという細井了子さん(美郷町)は、「去年、同じ苗字の細井さんって子と一緒の班になって、自分では『ばっちゃ』なつもりでらったども『母さんみたい』と言われてよぉ。あんまり嬉しくて、今日も楽しみに来た」と語ってくれました。参加者の多くは60歳代・70歳代、孫のような分校生とプレーや会話を通じ、心の通う交流を楽しんでいることが伺えました。
伊東校長先生もプレーに参加。注目され緊張しながらもナイスショットを披露していました。
校長先生のグループは、皆さんレベルが高く打数も少ないため、コースを回るスピードが速い!前のグループが終わるのを待ちながら、「待ち時間で、練習しようかな」と3年生の仲野谷さんがつぶやくと、「大会の時はプレー場所での練習は『1ペナ』になるぞ」と教えられ、グループ内でスコアについて会話が弾みます。スポーツを通じ自然体で交流できるところも、この大会の良いところです。
今回も、太田分校グラウンドゴルフ大会は爽やかに清々しく開催されました。分校生も地域の皆さんもプレーと会話で心と体のリフレッシュができたのではないでしょうか。
今回はスポーツでの交流でしたが、10月29日(土)には「紅葉祭(学校祭)」と「全校民謡発表会」が太田分校を会場に行われます。分校生の文化活動をご覧いただけることでしょう。そちらも楽しみですね。地域との交流を大事にしてくれる分校生の活動にこれからも注目です!