ふるさとこんにちは

秋田県大仙市公式ブログ

Home » 2016 » 10月 » 25

川口渓谷紅葉クリーンアップウォーキング

紅葉真っ盛りの10月22日(土)、川口渓谷遊歩道でクリーンアップをかねたウォーキングが行われました。太田支所と大仙市観光物産協会の共催で、川口渓谷の豊かな自然と美しい紅葉を楽しみながら、美化活動もかねて自然保護への意識を高めようと開催したものです。

川口渓谷遊歩道は、昨年の大雨で土砂崩れがあり今年9月に復旧工事を終えたばかりです。遊歩道は川口鉱山跡まで続き、遊歩道口から一番奥までは5.7キロほどあります。かつては岩手県花巻市へと通り抜けできる道路建設の構想もあり、重機が入り整備されたため砂利敷きではありますが立派な道が続きます。現在は安全確保のために車両通行止めとし、遊歩道として整備しました。緩やかに登りが続く道は、ウォーキングにもってこいです。

10月22日(土)は、ちょうど紅葉の見ごろにあたりました。

お天気も良く、朝の冷え込みも強い日でしたが、朝7時に参加者・ガイドさん・スタッフの総勢19名が川口渓谷遊歩道口に集合しました。入念に準備運動をし、諸注意や見どころを聞き7時15分に出発。img_5800

途中、山菜やきのこの解説もありました。dsc_0843

ガイドマップを見ながら歩きます。img_5926

河川敷でおりて、川口川と紅葉とのコントラストも眺めました。img_5640

 

紅葉も見ごろなため、写真を撮りながら進みます。奥に進めば進むほど色づきがよくなります。img_5911

ガイドの倉田さんは、川口渓谷には天然秋田杉があり、この近辺では仙岩峠とここだけ、手つかずの天然秋田杉となると珍しいと解説。遊歩道を進むと、秋田杉がなくなりブナ林になるところも見どころと言います。5074

数カ所ある滝のうち桑原の滝では、紅葉と合い間ってパンフレットの表紙そのものの景観でした。img_5674

今回の最年少参加者は小学1年生の小松昌和くんで、お母さんと一緒に参加してくれました。「普段あまり歩くことがないので参加してみました。皆と一緒なのも安心だと思って」とお母さん。スタッフやお母さんの心配をよそに、昌和くんは常に先頭をキープし歩いたり走ったり、元気いっぱいでした。

トイレ休憩を挟み、2時間ほどかけ一番奥の、つくし森へ到着。そこで、記念撮影。紅葉をバックに高揚した表情でパチリ。%e9%9b%86%e5%90%88%e5%86%99%e7%9c%9f%e5%89%8d%e7%94%b0%ef%bc%89

つくし森では、それぞれ写真撮影を楽しんだり、飲み物や甘い物を食べて10分ほど休憩しました。

その後来た道を戻ります。帰りは緩やかな下りなため、ハイスピードで歩きました。

途中、休憩所で観光物産協会提供による太田の藤本商店の「あまざけ」の振る舞いがありました。img_5973

藤本商店の自家製の「あまざけ」は、砂糖不使用で麹のみで甘さを作り出した一品、地元でもおみやげ品としても人気の商品です。ウォーキング後の程よく疲れた体に甘さが染み渡ります。おかわりをしてくださる方や、「どこで売ってるの?」と興味を持ってくださった方もいました。甘味でエネルギーをチャージし、もうひと踏ん張り、スタート地点の遊歩道口まで歩きました。帰りは行きの所要時間の半分ほどしかかからず約1時間で帰り着きました。

ウォーキングの途中、登山者と思われる重装備をした3人組やウォーキングを楽しむ夫婦連れとも会いました。川口渓谷が、いろんな楽しみ方で、いろんな方に訪れていただいていることを知ることができました。

自然が織りなす手つかずの美しさが川口渓谷にはあります。週末、紅葉狩りを予定の皆さん、地元の穴場、川口渓谷の紅葉を楽しんでみてはいかがでしょう?今月いっぱいは見ごろです。おすすめですよ♪