50年前に又五郎こけしを求めて南外を訪れたアニタ・エグチさん(カリフォルニア在住)が2月15日、南外小学校を訪れました。
アニタさんは50年前、東京で小さな人形と出会い、その人形を求めて東京から電車・バスを乗り継ぎ10時間かけて南外にやってきたそうです。異国の地の見知らぬ土地へ突然やってきたアニタさんを50年前の村人達は温かく迎えてくれたそうです。その親切にしてもらったすばらしい体験が忘れられなく、色々な国へ出掛けた時に南外の出来事を伝えているとの事。今回は50年前の体験を南外小学校児童に語ってくれました。
小さな人形を探しに歩いていると細長い建物があり、その中に入ってみると、小さな人形が置いてあったそうです。その人形こそが「又五郎こけし」で作られた人形だったのです。
そこでは食事をいただいたり民謡を聴かせてもらったり、とても居心地が良かったそうです。その時に又五郎こけしで働いていた伊藤アヤ子さんと再会をし、2人は抱き合って涙を流しました。また、同じく働いていた伊藤愛子さんから再会はできなかったものの、かすりのエプロンや手ぬぐいをプレゼントされアニタさんは大喜びでした。
南外小学校児童からは心のこもった折り紙をプレゼントされ嬉しそうでした!
この体験をこれからもつなげてほしい!温かい心がもっとひろがってほしい!そして南外を誇りに思ってほしい!とアニタさんは児童らに力強く伝えてくれました。
小さな親切が大きな心の輪につながった充実した会でした。
アニタさん、これからもお元気で。また南外に来てください!
” Thank you, Mrs. Anita. See you again. ”