太田地域でも、雪解けがだいぶ進んでいます。
今シーズンの雪の降り方、例年と違いましたよね。1月の半ばまで、雪が降った後に雨や晴れを繰り返し、根雪となりませんでした。1月中旬にドカッと降った雪により、やっと本格的な根雪となり、大台スキー場オープンも予定より3週間も遅れることとなりました。その後、大台スキー場の営業は3月12日の最終日まで、コンディション良く続けられました。
実は、降雪量でいうと、今シーズンの方が昨シーズンより多かったようです。
太田地域では、昨シーズンで累積の降雪量として447㎝だったのに対し、3月17日現在で今シーズンは523㎝。雪の深さを表す積雪深で昨シーズンの3月17日には0㎝だったのに対し、今シーズンはまだ45㎝も残っています。
今年は、3月17日現在でこんな感じです。雪囲いの上の積雪がまだあります。
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3月になってから44cmの降雪があったことも影響しているようです。3月に入ってからの降雪量では、大仙市内でも太田地域は中仙地域に次ぎ2番目に多い量となっています。
地域別に見てみると、今シーズンは大曲地域の降雪量が最も多く、太田地域と比べると30㎝ほど多く降りました。確かに、通勤時やお出かけの時も、「大曲の方が雪多いな」と思うことが頻繁にありました。
大仙市内のどこの地域も、30㎝~60㎝ほど雪が残っているようですが、雪の切れ間から小さな春を見つけました。
太田庁舎の東側、ここは毎年ふきのとうの芽吹きが早いのですが、早速群生していました。
雪と隣合せにたくましく芽吹く姿は、やはり雪に負けない秋田県民の姿に重なりますね。
そして、庁舎の前の道路脇にはスイセンの芽が背丈を揃えて並んでいます。
スイセンの黄色の花が並ぶのが待ち遠しいですね。
太田で見つけた小さな春。小さな芽吹きも新生活に向かう私たちも、同じように明るく暖かい春を待ちわびています。春よ来い、早く来い♪