遅ればせながら、新年度もどうぞよろしくお願いします。
卒業、引越、入学、転勤…3月、4月は師走と同じくらい速く過ぎていってしまいました。
神岡地域でも嬉しいニュース、ちょっと寂しいニュースがたくさんあったことでしょう。
そんな中、各地区で活動を行っている環境保全会からも、今年度から団結し1つの組織になったというニュースが舞い込んできました。
時はさかのぼり2月25日(土)、神岡地域に間倉・松倉・下袋地区を加えた『松倉堰水系(大仙市神宮寺松倉堰土地改良区域内)』で、『多面的機能支払交付金(農地・水・環境保全)事業』を実施している12地区の環境保全会が一堂に会しました。
この日、神岡農村環境改善センターで開催されたのは、『大仙市松倉堰広域協定運営委員会』という新組織の設立総会です。
事業開始から10年目を迎えたことが契機となりました。
昨年2月には各保全会、土地改良区などで構成する連絡協議会組織『松倉堰多面的機能広域協議会』を設立しています。
これは、制度的、地域的課題への問題意識を共有するとともに、農業者や地域住民が将来にわたって安心して活動に専念できるよう、活動基盤の充実を図ることを目的とした動きです。
この1年、『広域協議会』を母体に県・市による事業説明会や、市内外への合同先進地研修の開催、各保全会の事務局レベルによる統合に向けた話し合いが進められてきました。
新しい広域統合組織の活動規模は、なんと1,000ヘクタールを超える見込みで、統合すれば市内 最・大・級 の組織になるそうです。
4月からのより良い保全活動実現のため、今後も保全会、土地改良区、JA、市が一体となって展開させていくとのことでした。
植えられたお花でほっこりしたり、きれいな原風景に懐かしさを感じたり、そんな地元の環境ための組織が躍進しています。
今後の活動にも乞うご期待!!
《参加環境保全会(12地区)》
○北楢岡地域農地・水・環境保全組織
○下川原地域環境保全会
○関金地域環境保全会
○神岡西部地区保全会
○宇船環境保全会
○大浦沼環境保全会
○八石環境保全会
○福島・宮田環境保全会
○蒲地区農業環境保全会
○松倉地区環境保全会
○大巻・間倉・豊後野地区環境保全会
○下袋地区保全会
掲載内容監修:神岡支所農林建設課