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駒場神社 酉歳御開帳祭

4月16日、太田地域駒場の駒場神社で、酉歳御開帳祭が行われました。これは、12年に一度、酉歳の一日だけ御神体を御開帳する祭儀です。始まりの由来や時期は不明のようですが、現在94歳になる黒田正元宮司が幼少の頃には既に行われていたそうで、長い歴史をもつ祭儀として受け継がれています。

駒場神社は通称「羽黒さん」と呼ばれ、駒場地域の総鎮守として、農耕・安産・子育てに篤い信仰を集めています。かつては、この酉歳御開帳祭には、雄勝・平鹿地方からも多数の崇敬者が訪れ、神社の前に市ができたほどと伝えられています。

御開帳祭にあたっては、氏子の皆さんを中心に「酉歳御開帳祭齋行委員会」が組織されました。当日は、駒場神社の黒田正明禰宜をはじめとし、近隣の禰宜・宮司が8名も揃い、神事を執り行いました。氏子の方々や、来賓の皆さん、そして地域住民など60名ほどが、12年に一度しかない瞬間に立ち会おうと、駒場神社を訪れました。IMG_8178

午後2時に神事が始まり、社殿の奥で神職による舞や祝詞奏上などが滞りなく行われ、12年ぶりに御神体が御開帳されました。本殿の奥まった場所に鎮座する御神体は、一般の参加者からは見えづらく、そこがまたありがたく興味をそそられます。聞くところによると、あまり大きくない観音様で、額に宝石があしらわれているのが特徴だとか。当日は、西風が強く、強風が吹き付ける中でしたが、もしかして観音様も12年分の風を感じたかったのかもしれないなと、見えない御神体に想いを巡らせます。

神事の様子。IMG_8190 IMG_8206

外では強風にもかかわらず拝観の方が神事の様子を見守っていました。IMG_9591

 

齋行委員会の佐々木忠博委員長は、あいさつの中で、御開帳祭について「式年の祭儀を厳粛かつ古式ゆかしく齋行できますことは、地域の誇りであり次世代にも引き継いでもらうべきもの」と記してあります。御開帳のあの場にいれば、「まさしく、そのとおり!」と納得できます。太田支所でも、この「酉歳御開帳祭」の開催について広く伝え、古式ゆかしく受け継いでいることを地域の誇りとして伝えていかなければと、気を引き締めたところです。

 

齋行委員会の皆さん、おつかれさまでした。今回、「このようなことがあるよ」と情報提供してくださった髙橋さん、ありがとうございました。

太田支所の広報担当では、地域の皆さんからの地元ならではの情報提供をお待ちしています。これからも、地域の皆さんとともに、太田の元気な姿・頑張る姿をどんどん発信していきたいと思います。

宇船地区に集合!〈大仙市消防団神岡支団による駆け付け訓練が行われました〉

4月2日(日)、宇船地区にて消防駆け付け訓練が行われました。

この訓練は、例年春の火災予防運動(今年は4月2日~8日)の初日に行われているものです。

022 はたらく車(赤)

宇船ミニライスセンター近くに集合しての、一斉放水訓練です。

023 一斉放水

024 一斉放水②

025 一斉放水③

訓練の後は神清水コミュニティセンターに会場を移し、宇船地区の皆さんと一緒にAEDの講習会を行いました。

026 消火器

027 AED講習

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いつ」、「どこで」、火災や事故は選んでくれません。
もしものために、地域みんなで備えましょう!