2月3日(土)、奥羽山荘西側広場(グラウンド・ゴルフ場)にて行われる「第37回太田の火まつり」。
太田地域に伝わる小正月行事の伝承を目的に、雪中田植えや紙風船上げ、天筆焼きなど、地域に伝わる小正月行事が一堂に行われ、例年多くの人々で賑わいます。
開催まで一週間を切り、紙風船作りや天筆焼きに使う札づくりなど、地域では関係者の皆さんが準備に勤しんでいます。
ところで、昨年の火まつり会場では、FMはなびの生中継が入り、紙風船が上げられる様子や、燃え盛る天筆の迫力などが電波を通じて伝えられ、まつりの新しい楽しみ方を我々に示してくれました。
FMはなびは、今年も小正月行事の特別番組の中で、一部生放送で火まつり会場からその開催状況を伝えてくださるそうです。
その事前収録が1月26日(木)、おおた児童クラブ(放課後児童クラブ)で行われ、小学校1年生から6年生までの児童が各々願い事を短冊にしたためる様子が収録されました。
児童クラブを訪れたのは、FMはなびパーソナリティーの根田朋子さんと、セールスマネージャーの米澤友子さん。
いつもであれば50数名の児童が利用するにぎやかな児童クラブですが、インフルエンザ流行の影響等により、この日の利用者は34人と若干少なめです。
子どもたちに「FMはなび」って知っている?と質問したところ、
「知っている!ラジオでしょ!」と半分くらいの子ども達から良い反応がありました。
大仙市コミュニティFMの知名度は、子どもたちの中でもだいぶ上がってきているようです。
さっそく短冊に、夢や願いを書いてもらいました。
「絵を描いてもいい?」
「今の夢?大きくなってからの夢?」
さまざまな質問が飛び交う中、作業が進められます。
「好きな人の名前を書いてもいい?」という質問もあり、
『相手の人は、名前を書かれてもいいのだろうか・・・』という疑問を抱えながら、子どもたちが作業する様子を見守ります。
願い事が書かれた五色の短冊は「み(緑)ぎ(黄色)あ(赤)し(白)あお(青)」の順に貼り合わせられ一枚の長い帯となります。
当日はこれを長い竹の棒に結びつけ、火が点いた天筆にかざし、炎で天高く舞い上がれば願い事が叶うとされているため、子どもたちは真剣に、ここ一番の願い事を短冊に書き入れていきます。
そして書き終えた人から、ラジオの収録に応じていきます。
「今よりも性能のいい車をつくりたい」
「大学に入って、学校の先生になりたい」
「パティシエになりたい」
という将来の夢や希望もあれば
「算数がすらすらできるようになりたい」
「マラソン大会で1位になりたい」
「スキーがもっとじょうずになりたい」
という学校生活での願いもありました。
中には「ボクの夢は教えたくないな…」と出し惜しみしながらも、いざマイクを向けられると元気に夢を語り出す子もいました。
こうして収録された子どもたちの夢は、2月3日(土)の午後5時からFMはなびの特別番組『冬だから元気!雪国キッズ』の中で、火まつり会場の中継などを交えながら放送されます。
一方、第37回太田の火まつりは、2月3日(土)午後5時の神事から始まります。
そして、迫力の天筆焼きはフィナーレに近づいた、午後8時ころからの予定です。