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「おおた花の会」が受賞 「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業

2月26日(月)、仙北地域振興局で「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業表彰式が行われました。
「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業は、秋田県が地域づくり活動の活性化を図ることを目的とし、自立的・主体的な活動を行っている団体・個人を表彰する事業です。平成19年度から実施されており、これまで55団体・2個人が表彰を受けています。今年度は6団体・1個人が受賞し、そのうち太田地域では「おおた花の会」が栄えある受賞となりました。

「おおた花の会」は、平成9年に花づくりの経験者が集まり発足した会です。もともと「花いっぱい運動」の盛んな太田地域ですが、花づくりへの意欲が高い経験豊かなベテランさん達が集まり「おおた花の会」を結成したため、その実行力と信頼関係で地域の「花いっぱい運動」をけん引する役割を果たしてきました。集落・老人クラブ・各事業所・学校などと地域や世代を越えた交流を図り、住民との深い信頼関係を築き活動されています。また、太田を訪れる方を、いっぱいの花でおもてなししたいという想いから、花だんフェアの運営や、水仙ロードの拡大活動に取り組んでいます。
表彰式には会員3名が出席され、大信田祐子副会長は活動の内容を紹介しながら「水仙ロードは太田の道しるべとなっている。太田へようこそという想いを表している」とスピーチしました。また「会員が長年手をつなぎ団結してきたことが評価されたと思っている。この表彰に恥じないよう、会員の団結をさらによくしていきたい」と決意を述べてくれました。
大仙市では「おおた花の会」のほか、「大仙民話の会(大曲地域)」「払田柵真会(仙北地域)」「佐藤誠さん(協和地域)」が表彰を受けています。

「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業での受賞は、どの団体にとってもこれからの活動の励みになっているようです。どの団体のスピーチも、活動の素晴らしさと意欲の高さ、そしてふるさとを想う強い気持ちが感じられるものでした。それぞれ、花づくり・民話や方言・払田柵跡や払田真山・協和音頭と菜の花畑と、地域資源の切り口は様々です。地域づくりの活性化と言えば何だか身構えてしまいますが、自分の住む地域にある伝えたいそして守りたい資源に気づき、自分流に活動することが元気な地域づくりにつながっていると改めて気づかされました。
受賞された皆さん、おめでとうございました。これからの活動にも注目していきます!ますますのご活躍を期待しています。