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受賞おめでとうございます!! 「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業

2月26日(月)、仙北地域振興局3階大会議室で平成29年度「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業表彰式が行われました。秋田県仙北地域振興局では、地域づくり活動の活性化を図るため、仙北市、大仙市、美郷町で自立的・主体的に取り組む団体・個人に対する顕彰事業を実施しています。

大仙市からは、
団体/・大仙民話の会(大曲地域)
・払田柵真会(仙北地域)
・おおた花の会(太田地域)
個人/・佐藤 誠さん(協和地域)
以上の各団体・個人の皆さんが受賞されました。

ここでは、受賞された「払田柵真会」の活動について紹介させていただきます。
払田柵真会は、大仙市仙北地域にある払田地区の3集落(上払田、中払田、下払田)の20~50歳代の40名で構成され、払田地区の象徴である「払田柵跡」、「払田真山」を守り、受け継いでいくとともに、地域の活性化を図る目的で平成27年に結成されました。

主な活動内容としては、
○払田地区にある3集落でそれぞれ行われていた「天筆」を毎年2月に払田柵跡で行われる「払田柵の冬まつり」にあわせて合同で開催し、昔行われていた藁に点火する際の大人と子どもの攻防などを再現することで、大人が昔を懐かしむとともに子ども達への伝統行事の継承を行っています。

○払田真山にある高梨神社の参道に十数年前地域の守り神として祀られていた藁人形の「鐘馗様」を復活させ、当時、鐘馗様を製作していた「仙北史談会」や「払田地域老人クラブ」の指導と協力のもと、伝統技術を受け継ぎ、後世へ残すため毎年製作し、披露しています。

○仙北地域での四季折々のイベントの企画運営に携わり、出店を担うなどイベントを盛り上げるための活動をしています。観桜会では、LEDライトアップを行う高梨神社へ来訪者を誘導する目的で、約700個の小さく切った竹にロウソクを入れ、高梨神社の参道に並べるなどライトアップに貢献しています。

払田柵真会代表の土井文智さんは、受賞者あいさつで、「自分達が子どもの頃に経験した行事や伝統を復活させ、当時を知らない若い世代や子ども達に継承していくことを目指して活動しており、自分たちがその道筋を作っていきたい。」と取り組んでいる活動や地域への思いを語られました。

受賞された皆様おめでとうございました。今後のますますのご活躍を期待しています。

Posted under: 仙北地域

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