ふるさとこんにちは

秋田県大仙市公式ブログ

乳幼児健診 1歳半の天使たち☆

春らしく気温があがってきたこの頃、心の温度もホカっとあがるような話題をと思い、あかちゃんの写真を撮りに行こうと思いたち、乳幼児健診にお邪魔してきました。
大仙市では乳幼児健診を大曲、西部、東部の3地域ごとに行っています。太田地域は、中仙・仙北と一緒に仙北保健センターでの健診となります。保健センターで実施する乳幼児健診は、4か月児健診、7か月児健診、1歳6か月児健診、2歳6か月児歯科健診、3歳児健診です。
今回は東部地域で30年度の初回となる健診、4月19日実施の1歳6か月児健診にお邪魔してきました。対象者は平成28年9月・10月生まれのあんよが上手になったけど、まだまだあかちゃんな1歳半の皆さんです。大人のお話はちゃんとわかるし、バイバイやタッチが得意、絵本をめくるのも上手ですが、まだまだオムツでおしりがもこもこなかわいいお年頃です。今回は16人の対象者が健診を受けていました。健診は受付の後、身長・体重の測定→保健師さんによる問診→オリエンテーション→歯科診察→内科診察→歯科指導→栄養指導→事後指導と盛りだくさんの内容で行われます。

歯科診察の前に歯科衛生士さんから虫歯予防のお話がありました。虫歯は生活習慣病だそうです。虫歯予防のためには、甘い飲み物の与え方には注意が必要とのこと。お家の方が真剣な表情で聞いているのが印象的でした。

その後、歯医者さんによる歯科診察やお医者さんによる内科診察が始まりました。診察室に入っていくたびかわいい泣き声が聞こえますが、泣き声さえもかわいい!我が子の健診の時は、「もう泣き止んでよ~」と思ったはずですが、「こわいよね、なんてかわいいんだろう。泣くのも怖さがわかる成長の証。いい声で泣いてるなぁ」なんて嬉しささえ感じてしまいます。診察を待つ間の、思い思いの遊びやお家の方とのスキンシップの様子を写真に撮らせてもらいました。泣いてもかわいいけど、やっぱり笑顔がかわいい♪お家の方の大きなバックには、いざという時お守りになる、お気に入りのぬいぐるみやおもちゃがつまっています。健診は午後、いつもならお昼寝の時間ですから、グズらないように、バックには愛情をいっぱいつめて来たのだと思います。
すばらしいことに、パパが一人でお子さんを連れて健診に来ている方が2人いました。感心してしまいます。お話を伺うと、2人ともママに用事があったりお仕事が休めなくて来ましたということ。普段から育児にマメなパパなことが予想されます。「普段からイクメンパパですね?慣れてて、お子さんも安心そうですね」と言うと、「育児は人並ですよ」と謙遜されます。イマドキのパパは、育児参加は特別なことでなく当然だと思っているように思います。ママも安心してパパに託せる時代ですね。

保健師さんの問診・事後指導は、お家の方にとってはとても大事な時間です。保健師さんに「どんな相談が多いですか?」と聞いてみると、「みなさんそれぞれに、いろんなことを聞いてくださいますよ」とのこと。保健師さんに気をつけていることを聞いてみると「子育てにいろんな心配があるでしょうから混乱しないように、お母さん達が求めていること・気持ちを聞いてから、一方的に指導することのないよう気を付けています」と教えてくださいました。どんなに泣いたりグズッたりしているお子さんも、保健師さんとお家の方のお話が始まると何だか静かになります。きっと保健師さんのお家の方との寄り添った会話の中に、魔法の言葉やテクニックがあるんだと思います。そして大人が安心できれば子どもにも安心が伝わるんじゃないかなと思いました。

栄養士さんの栄養指導、歯科衛生士さんの歯磨き指導もお家の方にとっては、頼もしい時間のようでした。

自分が経験した数年前の健診では、必死すぎて気づかなかった専門家のいろんな優しさとテクニックに気づくことができました。そして何よりあかちゃんにとっての一番の栄養は、お家の方とのスキンシップだということを強く感じました。

1歳半の小さなモデルさん達は、眠い時間にもかかわらずカメラを向けるといい顔をしてくれました♪健診とってもがんばりましたね。
そして撮影をご快諾してくださったご家族の皆さんも大変ありがとうございました。
貴重な地域の宝、大仙のあかちゃんを地域で大事に見守っていきたいですね。

Posted under: 太田地域

Comments are closed.