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秋田県大仙市公式ブログ

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癒しのスポット

ゴールデンウィークが終わってしまいましたね。4月から張りつめていた気持ちがこの連休で緩み、そしてまた気合いを入れなおしてがんばろうという時期です。
そんな気持ちのリセットにふさわしい「癒しのスポット」を太田から紹介します。

太田交流の森(大台スキー場)のパノラマロードを登っていくと、仙北平野を見渡すことができます。新緑と春の田んぼが広がる風景が、すがすがしい!特におススメしたい「癒しのスポット」は山腹の中央に一本だけある梨の木を望む場所。今まさに花盛りです。

梨の木の上方から麓を望む

梨の木の下方から頂上を仰ぐ

梨の花のアップ

なんと、梨の木の花言葉は「慰め」「癒し」
梨の木の見えるこのスポットに癒しを感じたのも、ただの感性や偶然じゃなかったようです。しかも、この風景は秋田県薬剤師会のCMにも登場したことがあるんです。このロケーション、健康を考える薬剤師の皆さんの目に留まったことも「癒しのスポット」を名乗るのにふさわしいと自信を持ってしまいます。

この梨の木は標高400m付近にたった一本でたたずんでいます。なぜ、ここに一本だけ?と思い調べてみると、スキー場として整備される前、牧草地と林との境目にこの木があったようです。「ミチノクナシ」という品種で、自生か植えられたものかはわかりませんでした。木の下にはお宮があったそうですが、現在は別の場所に移されています。お宮を護るありがたい存在として、また地域の目印となってきたことから、林の木が伐採されてもこの梨の木だけは切られることなく、そのまま残され現在に至ります。
長く地域の目印となり、この地の安泰を見守ってきた梨の木というわけです。
花言葉の「慰め」にも縁を感じてしまいます。

梨の木の花言葉は「慰め」「癒し」ですが、梨の花言葉は「愛情」です。たくさんの大きな実をつけ、まるで感謝しお礼をしているような梨の姿にちなんでいると言われています。

山の中腹に優しくたたずみ、毎年白い花をいっぱい咲かせるこの梨の木。
5月の清々しい風を感じながら、仙北平野を望めるこのスポットに立つと、花言葉の「慰め」「癒し」「愛情」を人それぞれに感じていただけると思います。
連休明けのこの時期、いわゆる「5月病」の予防にも、太田おススメの「癒しのスポット」を訪れてみてはいかがでしょうか。