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秋田県大仙市公式ブログ

黄桜が作る春の賑わい 〜第5回太田黄桜まつり〜

冬はスノーリゾートとして、春から秋は自然とのふれあいスポットとして多くの人に親しまれている大台スキー場。
4月から5月上旬の桜の時期には、ソメイヨシノ、山桜、そして黄桜と、時期を微妙に違えながら3種の桜を楽しむことができます。

今は大台スキー場の麓にある黄桜並木が見ごろを迎え、訪れた人々で連日賑わいを見せています。

こちらに植えられている黄桜は、薄黄色の花を付ける『ウコンザクラ』という品種で、ソメイヨシノなどよりも開花が遅く毎年5月上旬に見頃を迎えます。
今年は4月30日(月)に開花、5月5日(土)には満開となりました。(太田支所観測)

駐車場の沿道630mにわたって植えられている207本の黄桜。
黄桜並木としては県内一の長さを誇り、満開時には並木道の一部にできあがった黄桜のアーチをくぐりながらの散策を楽しむことができます。
また、新聞でも取り上げられたことから著名度も次第に上がり、最近では遠方から足を運んでくださる方もいらっしゃるようです。

 

満開を目前にした5月3日(木)には、駐車場やロッジ周辺を会場に第5回太田黄桜まつりが開催されました。
この黄桜まつりは、大台スキー場の黄桜を観光資源としてPRしようと地元有志でつくる実行委員会により開催され、今年で5回目の開催となります。
まつり当日はあいにくの降雨に見舞われ、なかなか気温も上がらない一日となりましたが、出店や催事は予定通り実施、たくさんの方々から足を運んでいただくことができました。

当日のイベントは、太田公民館主催事業の「てくてくウォーキング」から始まりました。
午前9時に奥羽山荘を出発し、大台スキー場の一番上まで『てくてく』歩きます。

こちらは出店コーナーの様子。
販売コーナーでは、JA直売部・加工部は野菜や特産品、太田分校グリーンライフクラブは花・野菜の苗を販売し、雨模様にもかかわらず、開店時からお客さんが列を作りました。

飲食コーナーでは、太田一杯の味噌汁プロジェクトによる特製「豚汁」、中里温泉によるホットメニューの販売、肌寒い日に嬉しい熱々のメニューが並びました。
また、来場いただいた先着100名の方には、太田黄桜まつり限定の『黄桜大福』がプレゼントされました。
黄桜をイメージした薄黄色のふっくらお餅に、太田産小豆を使用したあんこをたっぷり包んだJA加工部特製の大福は、開始から約1時間程度で品切れとなりました。

黄桜並木の周辺では、満開になる直前の黄桜並木を一足先に散策されている方や、ツリークライミングや動物ふれあいコーナーで体験活動を楽しむ子どもたちの姿がありました。
天気がすぐれない中、ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

黄桜が満開を迎えてから1週間。
ソメイヨシノに比べて花持ちが良いと言われている黄桜も、周りで育つ新緑に包まれながら、いよいよ見頃の最後を迎えようとしています。

黄桜の花は今週末ころまで楽しめそうですので、まだご覧いただいていない方は是非足をお運びいただき、黄桜並木の魅力をご堪能ください。

Posted under: 太田地域

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