梅雨の季節だからこそ、雨を味方にした話題をと思い、太田からは、雨をまとった「アジサイ」コレクションをお伝えします。
撮影に向かった先は、横沢公園。ちょうど雨があがった瞬間に到着、みずみずしい水色・紫・ピンク・白の「アジサイ」をパチリとしてきました。
アジサイは根っこから吸収されるph値によって花色を変える植物です。土壌が酸性の場合は青色の花となり、逆にアルカリ性の場合はピンク色になります。
そこまでは、事前に知っていたのですが、なんとアジサイの花色、もともとはピンクだそうです。個人的には水色や紫の青系のイメージが強かったため、意外でした。
酸性の土壌にはアルミニウムが含まれており、アジサイが持つアントシアニンと土壌のアルミニウムが結びつくことで、花色が青色に変化するそうです。そして、花の老化とともにアルミニウムの吸収が少なくなることから、最後には青色の花もだんだんとピンク色に近づいていくとのこと。「アジサイ」の色の違い、見る視点がまた一つ増えましたね。
そして、アジサイの花言葉ですが、たくさんあって紹介しきれないので「アジサイ」コレクションにちなみ、色別に紹介します。
アジサイの白色 花言葉は「寛容」
土壌のph値により、青やピンクに花色を変えるアジサイですが、なかには白色の品種もあります。青、ピンクどちらでもなくどの色にも染まれる白色から、「寛容」という花言葉が生まれました。
花のピンク色はとても可愛らしくまるでピョンピョン跳ねているようでもあり、まさに「元気な女性」という花言葉がぴったりです。
アジサイは生命力の強い植物で、自然のままに放っておいても毎年美しい花を咲かせ見るものを楽しませてくれます。そんな花の姿からつけられた花言葉です。
気分が滅入りそうな梅雨ですが、色とりどりに元気に咲くアジサイをみて、パワーをもらった気がしました。そして、タイミングよく、横沢公園をフィールドワークで訪れた太田東小学校の2年生の皆さんを発見!手をつないで寄り添って歩くその姿と帽子の色が「アジサイ」コレクションの一つみたいで思わずシャッターを切ってしまいました(笑)
色だけでなく花びらの形もそれぞれ違って、「アジサイ」のお花見もなかなか見応え充分ですよ。横沢公園の「アジサイ」は、つぼみも多くしばらく見ごろが続きます。
季節の花が様々に咲く花の公園、横沢公園に皆さんも足を運んで、いろんな「アジサイ」を探してみてください♪雨で滅入る気持ちも吹き飛びますよ。