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秋田県大仙市公式ブログ

太田分校全校田植え競技会

今年も、毎年恒例の太田分校全校田植え競技会が開催されました。毎年この行事をブログでお伝えしていますが(※下記ブログリンク参照)、この活気をぜひ市民のみなさんにもお伝えしたいと思い、今年は動画での投稿にチャレンジしました。ぜひご覧ください。

※ 過去のブログ
2017年(平成29年度)
2016年(平成28年度)

 

昨年と同様に、秋田県内を中心に活躍されているタレントのシャバ駄馬男さん、ケースケ&マサさん、秋田住みます芸人の桂三河さんがゲストとして各学年のサポートにまわっています。
結果はやはり経験豊富な3年生の優勝となりましたが、どの学年もきれいに植えられていました。閉会式ではゲストの方々からコメントをいただきました。

シャバ駄馬男さん(1年生サポート)
「1年生と、とっとこハム太郎パワーで頑張った。しかし、腰を曲げて歌いながらのこのスタイルが昔のスタンダードな田植え。秋の収穫が楽しみ。つらいことがあっても今日のような笑顔でいよう!」

桂三河さん(2年生サポート)
「作戦会議では苗をいっぱい持つ作戦としたが、持ちすぎて腰が痛くなってしまった。来年こそは優勝を目指したい」

ケースケ&マサさん(3年生サポート)
「3年生は早く、自分たちが遅かった。終盤は先生が自分たちの分をやってくれた。3年生と最後のコラボで優勝できて良かった」

ゲストのみなさんと生徒との連携がすばらしかったです。

そして閉会式では、渡部教頭先生と農業担当の高橋先生から講評がありました。

渡部先生 「みなさん(生徒)の笑顔がとても活き活きしていた。昔は田んぼ1枚から1人1年分の米がとれていた。今回は2枚分を植えたので、全校生徒49名分を植えるとすると、あと47枚植えることになり、昔の人たちの苦労がうかがえる。先人たちの苦労のもとで今があることを実感してもらえたと思う」

高橋先生 「例年よりも田んぼが大きくなり、2,3年生は苦労したと思うが、やはり上手かった。1年生は初めての経験だったが、例年、田の中で転ぶ生徒がいる中で、今年は誰も転ばなかったのは立派。秋においしい米が食べられることを楽しみにしている」

また、渡部先生の講評では「さなぶり」の由来が話されました。さなぶりとは、山の神様「さ」が田植えの時期に農作業を見守るため下山し、田植えが終わると山に帰る(登る)ことから「さ のぼり」→「さ なぶり」となり、農作業をみなで頑張ったことを慰労するとともに、山の神様に感謝をする行事となっているそうです。
農業とは縁遠い私でしたが、今回の取材で農業の奥深さや伝統の由来について知ることができました。秋の収穫までには、まだまだ苦労があるかと思いますが、収穫が一段と楽しみになりましたね。

Posted under: 太田地域

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