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秋田県大仙市公式ブログ

注目!太田分校レストラン

太田地域の「地域の魅力再発見事業」として、『太田分校レストラン』が始まります。
「地域の魅力」を「再発見」しようと思った時に、太田地域では真っ先に地場産の米や野菜が思い浮かび「食」という発想がでます。これまでも、地場産野菜を使用した窯焼きピザで地域活性化を図る試みがありましたが、今年は太田地域の「人材力」「集いの場」の強みをプラスして『太田分校レストラン』にチャレンジします。
『太田分校レストラン』は、中里温泉のレストランを会場に、7月から来年1月まで、毎月1回オープンします。開店時間は11:00~14:00、ご飯・汁物・デザートつきのお弁当形式ランチを800円前後で提供します。メニューの考案や当日の調理補助・ウエイター・ウエイトレス役を分校生が担います。

今年、秋田県立大曲農業高校太田分校は創立70周年を迎えます。県内唯一の分校で、全校生徒49名と規模こそは小さいながらも、地域との交流を大事にしているため、地域からの信頼も厚い学校です。分校生の若い発想と人材力を活かしたい、周年の節目に記念になる事業を、そして高校生の皆さんの経験値アップをはかる機会としてもらいたい、そんな思いから企画した事業です。
また、レストランの会場となる中里温泉への注目度アップも狙いとしています。中里温泉は、太田町生活リゾート株式会社が運営、地域住民が集う憩いの場として親しまれています。レストランは、ランチタイム・ディナータイムともに好評で、地域に寄り添う味・ボリュームでお腹と心を満たしてくれています。レストラン機能や集客力など長年地域に親しまれてきた中里温泉の強みを存分に発揮していただこうと考えています。

第1回目のオープンは7月17日(火)。この1回目のオープンに向けて、太田分校・中里温泉・太田支所地域活性化推進室で、打合せを重ねています。

5月21日、初顔合わせの打合せ会。太田分校からは、情報共有コースの3年生7名が、このプロジェクトに参加してくれます。エプロンのデザインも決まりました。メニューの考案について分校生に宿題が出されました。

 

5月31日、メニューについての打合せ会。分校生の考えたメニューをプレゼンテーションしてもらいました。ご飯・汁物・おかず5品・デザートについて、旬の食材を使っていること、バランスが良いこと、大仙市10食品群チェックシートを意識すること、を条件に考えたものです。7名それぞれに素晴らしい内容でした。

発想が良いことはもちろん、たくさん調べて考えてくれたことがわかる力作ばかりです。メインは?揚げ物、煮物などはどれを選んだらいいか?迷い悩む議論の中で、耳を傾けていた中里温泉の星宮料理長は、「どれもがんばって考えたものだから、それぞれの献立どおりの7種類全部のお弁当を作ろう!」とキップのいい一言。毎月1回で、7回オープンするのに合わせて7名それぞれのメニューを採用してくださることに決まりました。お互いを想うところから協働の事業が始まる、そんな良さを感じました。

 

6月5日、メニュー試食会。中里温泉レストランで、1回目の開催となる7月17日のメニューについて試食が行われました。

今回は戸部さんが考案したメニュー、題して「盛夏のお弁当」
当日のお楽しみにしていただくため、今は写真はお見せできませんが、ボリュームが良くて、野菜がたっぷり。食いしん坊で、健康に気を遣っているつもりの私は絶対食べに行こうと思っています!戸部さんは「想像をはるかに上回っています」と感想を述べてくれました。こだわりは自身の好物であるブロッコリーをつかった献立。ブロッコリーはもちろん分校産を使用します。食べながら「お母さんにも食べさせたい」と戸部さん。素直な分校生らしいと温かい気持ちになりました。高校生が地域のためにがんばる姿、きっと味だけじゃない美味しさがあるはず。家族の方だけに限りません。ぜひ、レストランオープン時にはたくさんの方にランチに来ていただきたいなと思います。

着々とオープンに向けて準備が進み、分校生はメニューのチラシを作成したり、箸置きなどのテーブル小物を作成しているようです。さらに店内の飾りやメニューボードも準備中とのこと。『太田分校レストラン』は7月から来年1月まで、月1回だけのオープンですよ。場所は中里温泉。大注目の『太田分校レストラン』、7月17日はぜひ太田におこしください!

※太田分校レストラン オープン予定日
7月17日(火)
8月28日(火)
9月25日(火)
10月23日(火)
11月27日(火)
12月20日(木)
1月24日(木)
※いずれの日も限定50食となります。
日程については直前にお確かめください。

Posted under: 太田地域

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