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「太田分校レストラン」 OPEN!!

7月17日(火)、中里温泉レストランを会場に「太田分校レストラン」がオープンしました。
会場には、地域内外から多くの人々が訪れ、ここでしか味わえないオリジナルメニューを楽しみました。

太田分校(秋田県立大曲農業高校太田分校)レストランは、地域の魅力再発見事業の一環として、太田支所と太田分校、中里温泉の3者が企画。
地域の活性化推進と、高校生の将来に向けた経験値向上(体験実習の場)をめざして、地域住民の憩いの場である中里温泉レストランを会場に、毎月1回ずつ来年1月までの計7回にわたって開催するものです。
太田分校で「フードデザイン」を学ぶ情報教養コースの生徒7名が、メニューの開発から当日の運営にまで携わり、太田分校のほ場で作られた無農薬野菜や、太田地域産の旬の食材をふんだんに使ったランチが提供されます。

初の開催となったこの日は、かねてからオープンを待ちわびていた多くの方が開店前からレストランに並び、予定していた限定50食はあっという間に完売。
大繁盛のうちに終了となりました。
オープン当日、生徒の皆さんは朝から大忙しでした。

朝9時、情報教養コースの3年生6人が中里温泉レストランに集合。
厨房での調理補助、ホールでのウェイター・ウェイトレスの役割を確認しながら、11時のオープンまで2時間の間に、お客さんを迎えるために開店の準備を整えました。


11時のオープン直後からお客さまが続々と訪れ、レストランは満席状態に。
以前、準備の段階からメディアに紹介されるなど、大きな反響があったこともあり、仙北市や美郷町、遠くは男鹿市からなど大仙市以外からはるばる足を運んでくださった方もいました!

今回のメニューは3年生の戸部萌夏さんが担当。
煮込みハンバーグデミグラスソースを主菜に、夏野菜とカニ入り厚焼き玉子、ブロッコリーとカリフラワーのチーズ焼きなど、暑い夏を元気に過ごせるようなボリュームのあるお弁当です。

お客さんに感想を聞いてみると、
「とっても美味しい。それに固いものがなく、歯が弱い高齢者にはうれしい弁当。おかずがいっぱいでご飯が食べられない(^^)」
コメントからそのボリューム感が伝わってきます。

中には、昨年まで太田分校に在学していたOBの姿もありました。
「今年3月に卒業したばかり。今日は運よく仕事が休みで、自分で働いたお金で後輩が考えたランチを食べに来た。うまい!」
後輩の頑張りを誇らしげに見守ります。
中には、太田地域食生活改善推進委員(ヘルスメイト)さんの姿もありました。
会長の小松ミホさんは、
「彩り豊かで、普段行くようなレストランメニューにはない新鮮さがある。若い感性が活きているような気がする。今、ここでしか味わえない限定50食なので、今日は食べることができて良かった」
と、料理のプロからも大好評の様子でした。

一方で、生徒の皆さんとっては初めてのレストラン営業。
ホールや厨房で、慣れない作業にとまどう場面もありましたが、みんなで声を掛け助け合いながら、ていねいに、一生懸命に対応していました。
 

さて、次回、8月の太田分校レストランは8月28日(火)にオープンします。
今回は、一気にお客さまが訪れることを予想し整理券を配りましたが、あまりの盛況ぶりに席が空かず、長時間お待たせしてしまった方も多くいらっしゃいました。

そこで、次回開催時からは、次のとおり時間帯ごとの完全予約制で営業することとしました。

・期日 8月28日(火)
①11時~12時  20食
②12時~13時  20食
③13時~14時  20食

予約受付開始は8月6日(月)から中里温泉(電話0187―88―1471)で受け付けますので、今後の情報にご注目下さい。

化学肥料や農薬を使わず、しっかり栽培管理した太田分校産のコメや野菜をふんだんに使ったメニューの「太田分校レストラン」。
ここでしか味わえない美味しいメニューからはもちろん、高校生が頑張るその姿からも元気をもらえること間違いなしです。

数量限定ですので、ご予約はお早めに♪