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秋田県大仙市公式ブログ

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(中止のお知らせ)「第20回 協和ダム 美山湖フェスティバル」

 

台風25号が大仙市内へ接近する気象予報が出ています。

安全確保のため、10月7日(日)に予定していた

「第20回 協和ダム 美山湖フェスティバル」を中止します。

 

イベントを楽しみにしていただいたお客様、イベントにご助力

いただいた皆様に、お詫び申し上げます。

 

※ 一部イベントは10月21日(日)に延期して行う予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

< 10月21日(日)に延期 >

「美山湖釣り大会」 8:00 受付開始 参加料 1,000 円

フライの部 9:00 〜 12:00

ルアーの部・餌釣りの部 12:00 〜 15:00

賞 品 : 各部 1位 2位 3位 大物賞 参加賞あり

「わんぱく釣り体験」9:30 〜 11:00 参加費無料 1人1匹

「魚のつかみどり」10:45 〜 11:45 参加費無料 1人3匹まで

 

< 中 止 >

「美山湖ウオーキング」 「ジャンボ鍋ふるまい」

「大抽選会」 「おやき食い大会」

「よさこい踊り(ヤートセ秋田)」 「盛岡さんさ踊り」

秋晴れの空の下 子ども達の活動を紹介します!

10月3日、台風一過の秋晴れのこの日、太田では、秋ならではの子どもたちの活動が目白押しでした。その様子をお伝えします。

まずは、「スポーツの秋」にちなんだ活動から。
太田東小学校(菅原潔校長・児童数115名)のマラソン大会にお邪魔しました。菅原校長先生は「今年度の学校行事は全て晴れ、お天気に恵まれています。今日は学校生活の『あいうえお』の中の『う』運動をします。皆さんにお願いです。『にげない』今日はこれを約束してください」と挨拶がありました。

全校児童から「はい!」という元気な返答があり、なんだかそれだけで感動の予感がします。地域の方や保護者の方も応援に駆け付けていました。
走る距離は、1・2年生は1㎞、3・4年生は1.2㎞、5・6年生は1.5㎞です。疾走順は3年生から始まり4年→1年→2年→5年→6年の順番でした。次のレースの学年はフィールド内で待機しますが、それ以外の学年はコース脇で声援をおくります。

走るのも声援をおくるのも、全力!お天気さながらスカッとするようなマラソン大会でした。特に4年生のレースでは、最終ランナーがグラウンドに戻ってくると、走り終わった同級生たちが駆け寄り伴走する姿も。
校長先生の挨拶の「にげない」ことを有言実行したランナーと、それをサポートした仲間に感動を受けました。

 

次に「秋のフィールドワーク」の様子をお伝えします。
太田地域の奥羽山荘や秋田奥羽グラウンド・ゴルフ場の手前にある体験施設「モリボの里」は「おでかけの秋」にぴったりの場所です。ふれあい動物舎やビオトープ、散策路などがあり、園児の遠足や小学生のフィールドワークに人気のスポットです。
お天気に恵まれたこの日は、四ツ屋保育園の年長さん・年中さん・年少さん、中仙小学校1年生の皆さんが訪れていました。モリボの里の管理人さんは「春もたくさんの人が来てくれたけど、これからが一番いい季節。木の実などもたくさんあり、散策もめいっぱい楽しめる。ここには、市内の西部南外からだって来てくれる。動物園よりも近い位置で牛や馬にも触れ合える。昔は家庭にいた動物でも、今の子ども達は犬や猫しか知らないから、ここで違う命を知ってもらうことは、すごく良い情操教育だと思っている」と話してくれました。拾ったドングリを見せてくれた子や、ウサギを触ったよと教えてくれた子、どの子も満足そうな笑顔、人気の理由も納得でした。

ちなみに、四ツ屋保育園の皆さんにはウサギが一番人気、中仙小学校の1年生にはクジャクが一番人気でした。

 

最後に「食欲の秋」にちなんだ活動の様子を紹介します。
太田南小学校(下田亮校長・児童数115名)の「なべっこ」にお邪魔しました。ここで生まれ育った私たちは「なべっこ遠足」に慣れ親しんでおり、秋と言えば「なべっこ」というのはごくごく普通ですが、なんと「なべっこ遠足」があるのは秋田県だけらしいです。道具や材料を持ち寄って、みんなで鍋料理を作る学校行事は、秋田県にしかないと聞きました。グループに分かれて、メニュー決めや持ち物の分担、当日の役割分担など、高学年が低学年のお世話をしながら行う「なべっこ」、こんなに教育的な行事ができる秋田県って、学力テストの結果よりも自慢できる気がします(笑)
太田生まれの、ジブリの絵職人・男鹿和雄さんの著書「秋田、遊びの風景(徳間書店)」にも、なべっこ遠足について文と絵が掲載されています(P64~66)。私の頃も男鹿さんの頃も、「なべっこ」は川原でというのがスタンダードでしたが、南小学校ではグラウンドで行われていました。薪を使って、真っ黒になった鍋もなんだか懐かしく思いました。

グラウンドにグループごとの輪が広がり、食欲をそそるおいしい匂いが広がります。豚汁のグループといものこ汁のグループがありましたが、どのグループでもネギはもちろん、南小学校で2年がかりで育てた「横沢曲がりネギ」です。緑の濃さと匂いがお鍋の中で存在をアピールしていました。

あるグループでは、味見の担当さんが「おいしい!」と太鼓判を押して完成、「大成功?」と聞くと「はい!」と満面の笑みで答えてくれました。おいしいのは、見るだけでわかります。ほおばる表情と、おかわりの回数が全てを物語っていました。

「子どもは地域の宝」とよく言われます。子ども達がいつも宝物のように輝けるように、大人はいろんな活動をサポートしていきたいですね。
秋ならでは子ども達の活動に、それぞれの活動の意義を感じ、かえって教えられた気がします。
刺激を受けた私は、今度の3連休は運動してみるかな?動物園もいいな、外でなべっこも楽しいかもと、思いを巡らせています。
皆さんも子ども達の活動をヒントに、秋らしい過ごし方を楽しんでみてください。