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秋田県大仙市公式ブログ

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清なる灯り

この時期、あちこちでイルミネーションを見かけます。太田地域のちょっと気になるイルミネーションを紹介します。
太田中学校の校庭の木にイルミネーションが施されています。撮影技術が未熟で、実物の感じを伝えきれずにすみません。実物はもっと明るく優しく校庭を照らしています。清の字が目を引くこのイルミネーション、「聖なる」と「清なる」をかけてる?と勝手に思い込んだ私には、なんだか清らかなライトアップに見えてきます。
この清の字にはきちんと意味があり、今年の3年生が「清輪」学年であることから、輪っかの中に清の字を書いたものです。3年生全員の高校合格を願い、合格発表までライトアップされる予定とのこと。もちろん、地域を安全に明るく照らすという意味で、灯りをともしていることもあるようですが。灯りそのもの、そして全員合格することで地域を明るくしてくれる、やはり「清なる灯り」で間違いないなと自信を持ってしまいます。

イルミネーションには灯りの温かさと同時に、地域を明るく照らそうという気持ちの温かさがあるように思います。太田中学校には全員合格を応援する温かさが、真木苑のイルミネーションにはお年寄りを敬い感謝する温かさ、わんぱくランドの園庭にあるイルミネーションには子どもを守る温かい想いが灯っているように思います。

真木苑のイルミネーション

 

わんぱくランドのイルミネーション

飾りつけは、地元の電気屋さんや先生方などの協力がなければ成り立たなく、そこにも相手や地域を想う温かさがあります。各家庭のイルミネーションだって「おかえり」や「気をつけて」の温かさがあります。相手や地域を想う清らかな心からと思うと、どのイルミネーションも「清なる灯り」と言える気がします。
皆さんもイルミネーションを見る時、ありがとうの想いをもって「清なる灯り」を感じてみてはいかがでしょうか。