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地域の子どもたちが避難所運営に参画「避難所開設訓練」

平和中学校避難所開設訓練が7月3日、同校体育館で行われ、同校生徒のほか、神岡小学校5年生児童や地域住民など約180人が参加しました。
訓練は、中学生が地域の一員として、災害発生時に自らの役割を自覚し、主体的に活動に参画するとともに、防災意識を高め、自助共助の精神を学ぶことなどを目的に平成25年から継続的に実施。今回は、西仙北地域を震源とする震度6の直下型地震の発生で、神岡地域で150世帯の家屋が全壊または半壊の被害を受けたことを想定して行われました。

訓練では、中学生が地震発生直後に机下に潜って身を守り、校舎の外に退避するまでの避難行動を確認。その後、体育館で神岡小学校の児童とともに、避難所の開設と避難してきた近隣住民の受け入れる際の初動態勢の手順を確かめました。

訓練に参加した神岡地域自治会連絡協議会会長の齊藤劯さんは「中学生は地域にとって頼れる存在。将来どこのまちに住んだとしても防災のリーダーとして住民の皆さんを助けてほしい」と述べ、未来を担う若い力に期待を寄せました。