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秀麗 鳥海山

 太田支所ではこのブログ欄で、これまで何度も鳥海山を取り上げてきました。

過去のブログ1 2017・3・6投稿→雪原の向こうに鳥海山を望む

過去のブログ2 2017・5・29投稿→鳥海山を富士山に重ね

鳥海山については、もうネタを尽くした…と、この2年ほどは鳥海山をアップしていません。
私は朝の通勤時に鳥海山が見えると、心が晴れやかになり、思わず「♪秀麗無比な~る 鳥海山よ~」と秋田県民歌を歌いながら、今日一日頑張ろうという気持ちになります。
鳥海山は、天気が良ければ必ず見えるわけではなく、また鳥海山が良く見えると雨が近くなってきていると言われています。しかし今年は梅雨に入ってからも良い天気が続き、鳥海山が見える日も続きました。

 そこで今回は、いくつかの場所から見た鳥海山の秀麗ぶりをお伝えします。

 これは大仙市太田の大台スキー場中腹から見た鳥海山です。スキー場の頂上からは、森林が邪魔して鳥海山は見えませんが、1本の梨の木がある中腹から鳥海山を見ることができます。仙北平野の向こうにそびえる鳥海山の秀麗ぶりは、はっきりと分かります。

 

 これは、秋田県民歌作詞者の倉田政嗣の家(現在は羽後信用金庫太田支店)近くから見た鳥海山です。実はこの写真、平成27年のもので、現在はこのとおり。太田地域も開発の小さな波が押し寄せ、商業施設が建ったため、ビューポイントの場所が変化してしまいました。

 

 これは、鳥海山が坐するにかほ市付近の上空、飛行機の窓から見た鳥海山です。空高くから見ても、やはり鳥海山は美しく整った形で、秀麗です。

 

これは男鹿市から望む鳥海山です。男鹿市の友だちに頼んで、写真を送ってもらいました。
男鹿から鳥海山がきれいに見えるのは、天気が崩れる南風が吹くときだそうで、5月半ばに写真撮影をお願いし、その後、なかなか天気が崩れず、1か月以上待って写真が届きました。
海の向こうに見える鳥海山は、仙北平野から見る鳥海山とは違う趣があります。

 

 これは、秋田市の千秋公園内にある久保田城御隅櫓展望室から見た鳥海山です。ボランティアガイドの方が「きょうは鳥海山が見えません」と言って入館者を引率していなくなった後、掃除をしていた方が「ガイドさんが見えないと言ったけど、今日は見えるよ!」と私を見える場所まで案内してくれました。木立の三角の空間から鳥海山の稜線がわかるかな?この展望室からは、この空間からしか鳥海山は見えないそうですが、何とも貴重な場所です。

 

 これは、美郷町の真昼岳(1,059.9m)の頂上から望む鳥海山です。真昼岳と鳥海山の頂上は、地図で測ると直線距離で70kmくらい、一歩一歩登って真昼岳の頂上に着き、雲海にぽっかりと浮く鳥海山を見たときは、登頂した嬉しさが倍増した気分でした。

そこの土地の一番形のいい山を「○○富士」と名付け、全国に○○富士はたくさんあるようです。
また登山家の深田久弥は「この日本一の山に向かって、いまさら何を言う必要があろう」と富士山を表現していますが、秋田富士と言われる鳥海山も何度見ても飽きない、何も言うことがない美しく、気高く、神聖な何かを持っています。

 鳥海山の秀麗ぶりは、意識しなくても目に飛び込んできますが、まだまだ人それぞれ、土地それぞれの秀麗スポットがあるかもしれません。
あえて鳥海山の秀麗スポットを探すことも、郷土への愛着を育む気がします。その際には、秋田県民歌を口ずさむことも忘れずに(笑)

「亀田街道・雄清水まつり」を開催します

令和元年8月4日(日曜日)、大仙市大沢郷宿地区で「亀田街道・雄清水まつり」を開催します。
是非、お越しください。

日時:令和元年8月4日(日曜日)午前9時30分から
場所:雄清水周辺(大仙市大沢郷宿)

イベント内容
☆亀田街道行列(参加自由)
☆歌謡ショー
☆イワナつかみ取り(子ども対象)
☆流しそうめん
☆かき氷 など

 

◎亀田街道雄清水まつりの様子

【亀田街道行列①】

【亀田街道行列②】【イワナつかみ取り】

 

雄清水までのアクセス
①JR刈和野駅から車で約20分
②秋田自動車道 西仙北ICから車で約10分(西仙北ICはETC専用)

旧亀田街道(市指定史跡)
旧亀田街道は、松ヶ崎(現由利本荘市松ヶ崎)から亀田(現由利本荘市岩城亀田)を経て刈和野(現大仙市刈和野)へ通じ、羽州街道へと通ずる旧街道である。
江戸時代に、亀田藩主の岩城氏が参勤交代で江戸往復の道として使用していたことから「殿様道」とも呼ばれ、また、亀田側の人々からは「刈和野街道」とも呼ばれていた。
現在、旧道は約1.3kmが残っており、両側の杉並木が当時の面影を残している。

雄清水
大沢郷宿にある湧水。
昔から枯渇することなく清冽な水が湧出しており、延命の水として言い伝えられている。
旧日本陸軍第17連隊が、強首地区に駐屯していた際に利用したため、「従隊の水」とも呼ばれる。
毎分500リットルの清水が湧きだし、その温度は夏冬通して約11.5℃で変わることがないといわれている。
平成5年(1993年)、北東北観光キャンペーン「長寿の水」に入選。
平成9年(1997年)、雄清水の湧水で造る日本酒の「大綱の響」が、モンドセレクション1997で金賞を受賞。

第12回ユメリア夏の大感謝祭、開催!

みなさん、こんにちは。
西仙北支所の広報担当です。
今年も7月に入って、気温が30℃近い日々も続くようになり、本格的な暑さを感じるとともに、夏がやって来たなあと感じる今日この頃です。

夏といえば、大仙市内では各地で夏祭りが開催されますが、西仙北地域でも「ふるさと西仙まつり」をはじめ、各地区で様々なお祭りが開催されます。

7月7日(日)、刈和野地区にある西仙北ぬく森温泉ユメリアで第12回夏の大感謝祭が開催されました。

風が時折強く吹いていましたが、晴天に恵まれ、たくさんのお客さんが来ていました。

午前10時。
ユメリア駐車場には消防車や救急車など、はたらく車が大集合しました!

消防隊員に抱えられ、実際に運転席に乗るところです。

実際に乗ってみてどうだったか聞いてみると、「なんだかわくわくした。かっこいいと思った。」とのことです。

住宅用火災警報器の展示パネルも掲示され、防災をPRしていました!

人体模型で人工呼吸の体験やAEDの活用体験などもでき、子どもたちは興味津々です。

 

会場の屋台コーナーを見てみると、焼き鳥やフランクフルトやかき氷など沢山の屋台が並んでいて、とてもおいしそうです♪

【焼き鳥やフランクフルト】

【かき氷】

宮古産ホタテやさんま、茎わかめやめかぶのしょうが漬けなども売られており、とても好評でした。

ユメリア感謝祭では、小学生を対象として「刈和野の大綱引き」の4分の1の大きさのミニ綱による綱引き体験イベントが催されました。
午前10時には受付が開始され、市内外からたくさんの方が参加してくれました。
参加者89名による綱引き体験がいよいよ始まります!

【ミニ綱引き体験で使われる雄綱(左)と雌綱(右)】

午後10時30分。
「刈和野の大綱引き」で活躍する建元さんたちが駆け付けてくれ、雄綱(おづな)と雌綱(めづな)の綱合わせをしています。

建元が「ソラー」と綱の中心から飛び降り、引き合いが開始しました。

赤の鉢巻きを巻いている五日町(下町)チームです。

対する黄色の鉢巻きを巻いているのは、二日町(上町)チームです。

建元たちが「ジョヤサノー」と掛け声をかけ各チームの士気を盛り上げます。

引き合いが開始してから5分後、二日町(上町)の勝利で決着がつきました。

引き合い終了後には、参加賞としてお菓子とドリンクが渡されました!

綱引き体験が終了しても、ユメリア感謝際はまだまだ終わりません!
午後11時30分からは二段流しそうめん大会や、12時30分からは魚のつかみ取り大会が行われ、大変盛り上がりました!

みんな、びしょ濡れになりながら、イワナのつかみ取りに夢中になっています。

晴天の下、魚たちも気持ちよさそうに泳いでました。

この日、第12回のユメリア感謝祭が無事に終了しました~

 

地域の子どもたちが避難所運営に参画「避難所開設訓練」

平和中学校避難所開設訓練が7月3日、同校体育館で行われ、同校生徒のほか、神岡小学校5年生児童や地域住民など約180人が参加しました。
訓練は、中学生が地域の一員として、災害発生時に自らの役割を自覚し、主体的に活動に参画するとともに、防災意識を高め、自助共助の精神を学ぶことなどを目的に平成25年から継続的に実施。今回は、西仙北地域を震源とする震度6の直下型地震の発生で、神岡地域で150世帯の家屋が全壊または半壊の被害を受けたことを想定して行われました。

訓練では、中学生が地震発生直後に机下に潜って身を守り、校舎の外に退避するまでの避難行動を確認。その後、体育館で神岡小学校の児童とともに、避難所の開設と避難してきた近隣住民の受け入れる際の初動態勢の手順を確かめました。

訓練に参加した神岡地域自治会連絡協議会会長の齊藤劯さんは「中学生は地域にとって頼れる存在。将来どこのまちに住んだとしても防災のリーダーとして住民の皆さんを助けてほしい」と述べ、未来を担う若い力に期待を寄せました。

 

太田北小学校が地域文化奨励賞受賞

この度、太田北小学校(福山新悦校長・児童数39名)の全校音楽劇の取り組みが評価され、一般財団法人山下太郎顕彰育英会の地域文化奨励賞を受賞しました。


今年度、この地域文化奨励賞を受賞したのは3団体、そのうち大仙市からは平和中学校と太田北小学校の2団体が受賞となりました。
「山下太郎地域文化奨励賞」は、1992年から始まり今年で28回目となります。横手市大森町出身の実業家で海外油田開発の先駆者と呼ばれた故・山下太郎さんは、教育の重要性を深く認識し、出身地や出身校へ資金の寄附や建物の寄贈などを行い、教育への助成に情熱を燃やされた方です。平成元年、山下太郎さんの生誕100周年の時、山下さんを顕彰し、その遺徳を実現しようと、向学心をもって学術研究を行っている研究者や、青少年教育の振興に寄与する目的で山下太郎育英会が設立されました。「地域文化奨励賞」はその育英会の選考委員会を経て授与されるものです。

太田北小学校が評価されたポイントは、豊かな人間性を育む「全校音楽劇」の取り組みです。小規模校であることを活かした全校児童による音楽劇は、2007年から始まり今年は13年目になります。
過去の音楽劇の様子を紹介します。

今回の受賞をうけ、福山校長先生は「これまでがんばってきた子ども達はもちろん、音楽劇を支えてくださった保護者やスタッフ、応援してくださった皆さんに心から感謝しております」とお話ししてくれました。そして、音楽劇の取り組みについては、全校一丸となって取り組むことで、児童のつながりが深まり、学年の隔たりを超えた交流があると語ります。さらに、この音楽劇を通して、子ども達は人前や公の場で堂々と話す力、表現力、想像力、思いやりの心が身につき、自己有用感、達成感を充分に味わうことができていると教えてくださいました。
まさしく、子ども達の豊かな人間性を育むことに大きな役割を果たしていることがわかります。
青少年教育の振興を願った山下太郎さんの志に、もっとも沿うような取り組みであると感じます。
育英会の評価を得て、栄えある受賞となったことは、喜びとともに誇りさえも感じます。
太田北小学校のみなさん、本当におめでとうございます。
太田支所でも、引き続き北小の取り組みを応援していきますね!

「ミニ綱による刈和野の大綱引き体験イベント」を開催します

令和元年7月7日(日曜日)、ユメリア駐車場で「ミニ綱による刈和野の大綱引き体験イベント」を西仙北ぬく森温泉ユメリア「第12回夏の大感謝祭」にあわせて開催します。
対象は小学生以下で、受付は午前10時から開始し、参加者には記念品があります。
ミニサイズの雄綱(オズナ)、雌綱(メズナ)を建元が本番同様に結び合わせて、二日町チームと五日町チームに分かれて引き合いをします。
小学生以下の子どもだけの綱引きですが、建元と子ども達の「ジョヤサノ」の掛け声、観客の声援で本番に負けないくらいの迫力になります。
ユメリア夏の大感謝祭では、この体験イベントのほか、「屋台コーナー」、「宮古の物産市」、「はたらく消防自動車大集合」、「ユメリア名物二段流しそうめん」、「魚のつかみ取り」が行われます。
7月7日(日曜日)は、是非、ぬくもり温泉ユメリアにお越しください。

※当日配付する整理券、参加券購入が必要なイベントがあります。

7月3日(水曜日)、ABSラジオで生放送している「ラジパル」が、このイベントを紹介するため、ぬく森温泉ユメリアに来てくれました。
取材を受けたのは、西仙北ぬく森温泉ユメリアの藤田さんと刈和野の大綱引き関連イベント実行委員会の中村さん。

【リラックスした感じのリハーサル】


【本番スタート】


【硬く緊張した表情ですが、取材の応答は完璧な中村さん】


【放送終了後、記念撮影】

(左から藤田さん、中村さん、あんちかさん)


ぬく森温泉ユメリアでは新キャラクターの名前を募集していました。
採用された方には、ユメリアからプレゼントがありますので、応募してみてはいかがでしょうか。

音楽で地域を盛り上げよう!「音楽交流館まつり2019」

「音楽交流館まつり2019」が6月23日、神岡地域北楢岡地区の大仙市音楽交流館で開かれました。

神岡地域内の小学校統合で平成24年に閉校した北神小学校の空き校舎は、建物の有効活用を図るため、名称を「大仙市音楽交流館」と改め、現在は主に地元で活動している音楽団体などの練習会場として開放されています。

音楽交流館まつりは、音楽を通じて地域を盛り上げようと、市と同館の利用者協議会が企画。今回が初めての開催です。会場には市内の音楽団体関係者のほか、地域住民など約550人が集まりました。

イベントでは、神岡小スクールバンドや平和中学校吹奏楽部、マーチングバンド「Sensational ZIP」、コーラスグループ「コール・アミーチ神岡」と「コールピッコロアルンノ神岡」などが力強い音色や美しい歌声を披露。また、このイベントに合わせて地元有志で結成した「ぼんでん歌をつなぐ会」が地域の伝統行事である嶽六社神社へのぼんでん奉納の際に歌われるぼんでん歌を歌ったほか、地元のよさこいグループ「jinguji(じんぐうじ)きゃんで~ず」やバトントワリンググループ「バトンメイツ『リトルマーメイド』」、ブレイクダンスグループ「スリーナイン」が躍動感あふれる演舞・演技やダンスで観客を楽しませました。

会場内では、同館の利用者団体が手作り楽器製作やボクササイズなどの体験教室を実施。参加者は、関係者の手ほどきを受けながら、飲み物の容器などを材料に楽器づくりをしたり、ボクシングの動きを取り入れた運動をしたりして楽しんでいました。

フィナーレでは、会場に集まった出演者と観客が大曲吹奏楽団の演奏に併せて「秋田県民歌」と「故郷(ふるさと)」を斉唱。歌声をひとつにして郷里の歌を歌い上げました。

太田の薔薇アーチ

6月も下旬になり、薔薇の旬も過ぎてしまいそうな時期になりましたが、太田で見つけた薔薇のアーチを紹介します。

2週間ほど前、通勤途中で見つけた薔薇のアーチに魅了され、太田の薔薇のアーチを撮りたいという構想を抱きつつ、お天気を待つうちに旬を逃してしまっていました。
諦めモードでしたが、もしかして「おおた花の会」の花づくりのプロだったら、まだ咲いている薔薇スポットを教えてくれるかもしれないと思い、相談してみました。案の定、素敵なスポットをご紹介いただきました。ありがとうございました。

こちらは、東今泉の大信田さんの庭園です。

旬は過ぎてしまったそうですが、薔薇のアーチは充分見ごろ。

お庭をじっくり散策させていただきました。実は薔薇がメインではなく、ハーブガーデンとのこと。たしかに、庭園の中は癒される香りでいっぱいでした。

 

そして、こちらは駒場の飯塚さんの薔薇のアーチです。

ご家庭の庭にこれほど完成度の高い薔薇のアーチがあるなんて驚きです。豪華さと上品さ、おとぎ話に出てくるような雰囲気でかわいらしさもあります。
この見事なアーチには、さぞかしこだわりがたくさんあるだろうと思い聞いてみると、せっかく薔薇を植えるならアーチにしてみようとやり始めたとのこと。

大信田さんも、飯塚さんも、薔薇のアーチを作りたいという強いこだわりをもって始めたのではないことに驚きです。観る者を魅了する美しさは、狙って創るものでなく、「好きなもの」に対するまっすぐな気持ちから生まれるものだと、つくづく感じました。
さすが、「花のまち太田」の皆さんです。薔薇のアーチの見た目の良さだけでなく、花づくりへの優しくまっすぐな気持ちの良さも伝わりますよね。
取材にご協力いただいた、大信田さん・飯塚さんありがとうございました。

来年はもっと旬の時期に、たくさんの薔薇スポット巡って、太田のいいところをたくさんお伝えしたいと思います。

幻想的な光に包まれた日本庭園

6月15日(土)と6月16日(日)に、新緑に包まれた初夏の国指定名勝「旧池田氏庭園本家庭園」でイルミネーションライトアップイベントが開催されました。残念ながら両日とも天気が悪く、土曜日は雨は降らず持ち堪えましたが強風となり、日曜日は残念ながら雨が降り続ける中での開催となりました。

そんな天気の中での開催でしたが、周りの木々の影響もあってか、庭園内は風が緩やかとなり、天気の影響を感じさせないほど幻想的な雰囲気に包まれていました。

庭園内では、イベントに合わせて、杜仲豚串焼・カレー旨麺・地酒・ポルミートのソーセージの販売やステージ生演奏が行われました。

11月2日(土)、3日(日・祝)は、鮮やかな黄色や朱色に色づき、紅葉の名所として知られる旧池田氏庭園払田分家庭園をイルミネーションライトアップしますので、市内外からの多くの皆さんの来園をお待ちしています。

桜保全活動(中仙中学校と八乙女山を守る会)

 6月4日(火)、中仙中学校の1年生62名と八乙女山を守る会の皆さんが、斉内川堤の桜(道の駅なかせん横)への施肥活動を行いました。

 まず、はじめに「八乙女山を守る会」の熊谷会長から、中仙地域の桜の現状と守る会が行っている桜の保全活動についてのお話がありました。

 

 次に、樹木医の黒坂先生から、これから行う桜への施肥方法について説明がありました。

 今回は、作業が簡単で効果が長く持続する打ち込み式の肥料を使いました。

 

 生徒の皆さんも真剣な表情で聞いています。

 

 

 作業は

 1.金てこを使って地面に穴を開ける。

 2.打ち込み式肥料を差し込む。

 3.木づちで打ち込む。

 といった流れで行われます。

 中学校に入学してからまだ2か月の皆さんですが、新しい仲間と協力して作業を行うことで、更に親交を深めることができたのではないでしょうか。

 今後も中仙中学校では、全校を挙げて桜の保全活動を続けていく予定とのことです。

 生徒の皆さんの頑張りで、来春の桜も間違いなく素敵な花を咲かせてくれるでしょう。

 

斉内川堤 満開の桜

 

 

躍動‐みせろ太中魂‐

6月18日(火)、太田中学校で大曲仙北中学校総合体育大会の激励集会が行われました。
選手のみなさんは気迫あふれる顔つき。しかし、少しばかり緊張しているようにも見えます。

みんなを応援するため、太田地域3小学校の6年生、保護者や関係者の皆さまも大勢かけつけてくれていました。

各部選手紹介ならびに意気込みを発表。
「全県大会出場」「少しでも多く勝ちたい」「終わったときに笑顔でいたい」
想いはさまざま。

先生方のたのしい激励?のおかげで選手のみんなから笑みがこぼれ緊張もほぐれたようでした。

たくさんの人からの支えがあって大会へ出場できることを忘れてはいけません。

生徒会、応援団、吹奏楽、書道部からもエールがあり、

太田中学校が文字通り“一丸”となった激励集会でした。

大会は今月21日(金)、22日(土)の2日間開催です。
3年生にとっては最後の大曲仙北中学校総合体育大会になります。
ぜひ、悔いのないようにウルトラ諦めずに頑張ってきてください!

太田南小学校 横沢曲がりねぎ苗植え活動

10日(月)午前中、太田南小学校で秋田の伝統野菜のひとつ「横沢曲がりねぎ」の苗植えが行われました。

3年生は苗を植え、4年生は今年収穫する曲がりねぎのネギボウズを取りました。苗植えから収穫まで約2年かかる曲がりねぎ、太田南小学校では3年生と4年生に毎年体験してもらっているとのこと。

秋には今の4年生が3年生の時に植えた曲がりねぎを収穫して“なべっこ”の食材として振る舞われるようです。

今回の苗植え活動には地元農家の長澤さんと高橋さん、そして、東部新規就農者研修施設から佐藤さん、小松さん、佐々木さんの5名が指導のために小学校へ来てくださいました。

苗植えの作業は畑を耕すところから学びました。

クワに慣れていない3年生からは「おもた~い」「かたいた~い」「こしいた~い」と悲鳴の声が聞こえてきました笑

それでも佐藤さん、小松さん、佐々木さんから教えてもらいながら上手に耕すことができていました。
担任の先生は「野菜を作ってくれる人たちはもっと広い畑を1人で耕すんだよ」と普段食べている野菜のありがたみを教えるように話されていました。畑を耕したあとは肥料をまいて、

いよいよ苗植えです。

つながっている苗を1本ずつ分けて、10センチくらいの間隔で、根を下にして立てかけるように置くように長澤さんから教えてもらいます。根に土をかけて、水をあげる作業まで3年生のみんなで行いました。

長澤さんは「植えた苗に毎日話しかけると元気に育ってくれるよ」とみんなにアドバイス。さっそく3年生からは「大きく育ってね~」と声が聞こえました。

3年生の苗植えの間に4年生のみんなはネギボウズ取りを開始。
さすが4年生の皆さんテキパキ、あっという間に作業を終えてしまいました。高橋さんから「8月下旬頃にねぎを土に寝かせたら、45日くらいで土から出た部分がまっすぐに伸びて収穫時期になるよ」と教えていただきました。

ネギボウズは種の部分であり来年の苗となります。また、ネギボウズをそのままにしておくとせっかくのネギが辛くなる、硬くなるなど美味しく食べられなくなるそうで、収穫まで約2年かける横沢曲がりねぎにとって、このネギボウズ取りも大切な作業になります。

摘み取り前のネギボウズ

収穫した曲がりねぎをどう食べたいか質問すると「ラーメン!」という声。どんな“なべっこ”になるかいまから楽しみですね。

収穫がとても待ち遠しいけど、みんなで一生懸命に植えた曲がりねぎはどんな食べ物よりきっと美味しいはずですね!

苗植えをする3年生と取材に来てくれたNHK秋田放送局の佐藤アナウンサー

横沢曲がりねぎについて「地域の財産ですので、なくしてはいけないという想いです」と長澤さん。太田南小学校で苗植え活動を行うのはなんと7年目。

こうして伝統野菜が受け継がれていくことは地域にとって大切なことであり、ありがたいことだと感じられる特別授業でした。

「横沢曲がりねぎ」はやわらかく葉の部分も美味しく食べられ、火を通すことで美味しい甘みを強く感じられるネギです。
太田地域の直売所と県内の一部の市場で10月~11月頃に販売されているとのこと。
皆さんも横沢曲がりねぎを見かけたら、ぜひ味わってみてくださいね!

商標登録完了!「ありさこまち」

太田の農業女子・小松有沙さんが作る「あきたこまち」がついにブランド化されました。
昨年の田植えにお邪魔した時から、商標登録の申請中と聞いていましたが、ついに商標登録が完了したそうです。
有沙さんは平成30年3月2日に商標登録の出願を提出、1年1か月かかり、ようやく平成31年4月12日に登録が完了しました。
商標登録は、有沙さんの経営戦略の一つです。自らつくったお米を他と差異化して「ありさこまち」と正式に名乗りたいという想いから取り組みました。専門家の力をかりずに、個人で商標登録する方法をネットで調べて申請したそうです。書類準備の煩雑さ、待つ時間の長さを体験し、登録完了の感動もひとしおのようです。令和元年度が「ありさこまち」元年度というのも、なかなかいいタイミングとなりました。

「ありさこまち」の今年度の作付は20町歩ほどで、5月末にようやく田植えが完了しました。

秋には商標登録完了後初の「ありさこまち」が収穫されます。令和元年度産の「ありさこまち」はまだ予約を受け付けていないそうですが、私もこっそり予約を狙っています(笑)

皆さんも、令和元年記念に、また太田の農業女子の応援もかねて、「ありさこまち」の購入を検討してみてはいかがでしょうか。

日本酒と花火を堪能!

6月1日(土)、今年で14回目を迎えた楢岡さなぶり酒花火が南外体育館前で開催されました。田植え作業が終わり、ほっと一息つけるこの時期に毎年行われています。地元のお酒と花火が堪能できる南外地域の大きなイベントです。

 

パフォーマンスは披露している皆さんの熱が伝わります。

ふるまい酒は多くの皆さんに並んでいただきました。

来場者の皆さんに楽しんでいただけるよう工夫を凝らした出店の数々!納豆汁やアイスクリーム、肉巻きおにぎり、カレーなど何を食べようかうれしい迷いが・・・。

お笑い芸人フォーリンラブのお二人によるライブは、大歓声の30分!撮影NGなこともあり、その場のトークを楽しみました。

当日は、風が強く感じられる瞬間もありましたが、好天!花火が始まる頃には寒さも感じられ、来場者の皆さんは上着やひざ掛けで防寒対策ばっちりです。

令和の幕開けに初優勝!平和中野球部が県春季大会を制覇

「少年野球発祥の地」神岡地域から神岡球児の活躍の話題を(少し遅くなりましたが…)お届けします(^_^)

5月17日から19日までの3日間の日程で開催された第34回秋田県中学校春季軟式野球大会(秋田県中学校体育連盟主催)で、神岡地域の平和中学校野球部が優勝を果たしました。

大曲仙北第一代表として同大会に出場した平和中は、準決勝までの3試合のうち2試合でサヨナラ勝ちを収めるなど勝負強さを発揮。決勝では横手第二代表の横手北に8対6で競り勝ち、県内各地区から代表として集まった強豪12チームの頂点に立ちました。

 

 

 

 

 

 

 

平和中学校は同大会で初優勝。令和初の栄冠に輝きました。大仙市勢の優勝は平成22年の大曲中以来9年ぶり4回目です。

 

*4枚目は地区大会優勝時に撮影したものです。

第42回にしせん未来塾、開講!!

みなさん、こんにちは。
西仙北地域の広報担当です。

5月24日(金)、にしせん未来塾が刈和野駅のふれあい広場で行われると聞きつけ、早速現場に行ってみました。

にしせん未来塾は、映像を通して地域の魅力を伝える活動をしており、Youtubeで数多くの動画を更新しています。
地元の魅力を映像に収め、それを地域の内外に発信しようと制作した映像番組が「GoGo!!綱が~る」です。この番組では、レポーターの”お恭さん”が初代”綱が~る”として各地を巡り、人との交流を通じて、地域の魅力を伝えています。たまに登場する7代目藩主とお恭さんが繰り広げるドタバタコメディが、視聴者をクスッと笑わせてくれるのも、綱が~るの見どころの一つですね。

また、綱が~るの他に、「刈和野の綱引き」を題材に、昨年CM大賞を受賞したことも記憶に新しいです。今年の2月には東北大会へ進出し、「刈和野の綱引き」を東北中にアピールしてくれました。

3月に大綱交流サロンが閉館し、西仙北中央公民館も建て替え工事中のため、未来塾の開催場が危ぶまれていましたが、刈和野駅のふれあい広場で使用許可をもらい、このたび第42回目を開講しました。
今回の参加者は、中・高・大学生や20~60代まで、幅広い年代層の方が参加して、様々な意見が飛び交いました。

ちょうど通学の帰宅ラッシュ時で、たくさんの人が駅構内を横切るなか塾が開講されており、過ぎ去る人は何をやっているのか興味を持っているようで、かなり注目の的となっていました。

今回は今後の未来塾の活動について打ち合わせをしていました。
地域の魅力を再発見するために、「地域のなかでも誰が何を得意としているのか調査する」、「○○名人を探す」等、今後の活動内容の話し合いから、地域が活性化するには各自がどのような行動をとればいいのか、「やる気」だけではなく遂行できる「責任感」が必要不可欠で、「そもそも活性化のニーズは何か、ターゲットのニーズを考える必要がある」等・・議論は白熱していました。
今後の未来塾の活動に注目です☆

郡陸2019~in西仙北中学校~

みなさん、こんにちは。

西仙北地域の広報担当です。

雨天のため一日順延し、5月22日(水)及び23日(木)、西仙北中学校の陸上競技場で大曲仙北陸上競技大会が開催されました。大仙市、美郷町、仙北市の中学校17校が一堂に会し、選手たちは自己の記録更新を目指し、頑張りました。

22日は各中学校の代表選手による予選が行われ、23日は予選を勝ち残った選手の熱い戦いが繰り広げられました。

↑男子高跳の様子

↑砲丸投げが行われておりました。

↑女子ハードル

400mリレー競技では各中学校の控えテントから選手全員がトラック周辺に集まり、仲間の応援をしていました。

 

日差しの強いなか、みんな一生懸命応援しています。
主会場となった西仙北中学校の選手以外の生徒たちは、補助役員として様々なサポートをしており、大会運営を支えていました。
西仙北中学校結果は男子が総合4位、女子が総合6位の大健闘でした。

全県総体へ進出できた選手や、悔しくも進出できなかった選手、全員が30℃近い炎天下のなかで頑張っていました。選手のみなさん、そして補助役員として頑張っていた西仙北中学校の生徒のみなさん、本当にお疲れ様でした!

田植え体験をしました!!~西仙あおぞらこども園~

みなさん、こんにちは。
西仙北地域の広報担当です。

もうすぐ6月ですね。

今月は新緑眩しく、気持ちの良い陽気に恵まれていたように感じます。1日には新天皇が即位され、平成から令和へと元号が変わり、新しい時代の幕開けとなりました。

さて、元号が「令和」となってから初めてのブログの投稿となります。

西仙あおぞらこども園の子どもたちが刈和野地区の田んぼで田植え体験をするという情報を聞きつけ、現場に駆け付けました。

5月23日(木)、好天に恵まれ、園児たちは田植えの先生のお話を聞いています。

西仙あおぞらこども園のにじ組20人が田植え体験をします。
園児の祖父母が田植えの先生となり、園児達に植え方などを教えていました。

まずは、型取り器で田んぼに苗を植えるときの目印をつける作業を教えていました。

田んぼに苗を植えるときは、一本ではなく三本の苗を手に取って植えるそうです。

さぁ、いよいよ園児達が田んぼに入り田植え体験を開始します!

先程レクチャーを受けたとおり、先生と一緒に型取り器で田んぼに目印をつけていきます。

反対側で待機している仲間とバトンタッチしました☆

ピンクの帽子をかぶったつくし組23人もにじ組のみんなに
「頑張れ~~!!」と声援を送っていました。

田植えの先生から園児一人一人に苗が渡されています。

先程型取りした目印に苗を植えていきます。

園児達は先生が指さして植える位置を確認しながら、一生懸命集中して取り組んでいます!
泥んこになりながらも、みんなでワイワイとしている様子はとても楽しそうです。

あちこち歩くと植えたところを踏んでしまうので、真っ直ぐ歩きましょう!と先生からアドバイスを受けながら励んでいました。

この日の気温は30℃で真夏日となりましたが、そんな暑さに負けることなく園児達は田植え体験を終えました。
地域の方の協力の下、田植え体験をすることで、いつも食卓に並んでいるお米はどのようにつくられるのか、子どものうちから学ぶことができるとてもよい機会だと思います。
西仙あおぞらこども園の園児たちが頑張って植えた苗が成長し、収穫期となる秋が待ち遠しいですね。

 

鈴木空如展 開催中!

鈴木空如筆 法隆寺金堂壁画展 が5月24日(金)から始まっています。
会場:太田文化プラザ
会期:5月24日(金)から6月9日(日)まで
時間:9:00~16:00

文化財保護課でまとめた「鑑賞の壺」より、開催にあたっての挨拶を抜粋し、
今回の展示会の鑑賞ポイントなどを紹介します。

鈴木空如(すずきくうにょ)は、1873(明治6)年に、現在の大仙市太田町小神成の旧家に生まれ、画家を志して徒歩で奥羽山脈を越え上京するも日清戦争(1894~95年)に出征して清国盛京省(しんこくせいきょうしょう)、台湾を転戦しました。その際、多くの戦死者を見たことが実家に宛てた書簡に記されており、後の仏画家 鈴木空如誕生の素地となったかのかもしれません。
1898(明治31)年、東京美術学校日本画専科に入学し、卒業後さらに研究科に進み1904(明治37)年に修了しました。その後は法隆寺金堂壁画を原寸大で3度も模写するなど、仏画家としての道を歩み、46(昭和21)年7月21日、めいが経営する神奈川県箱根町の吉池旅館で73年の生涯を静かに終えました。
空如の仏画制作は、信仰にもとづいた一切の妥協を許さない、地道で時代に流されることのない誠実なものです。
本展示では、3作目の法隆寺金堂壁画とあわせて、初の一般公開となる1作目の精巧なレプリカを展示いたします。
本展示をとおして、空如の誠実な人柄やその精神を市民の皆様、とくに子ども達が何かを感じていただければ幸いです。
終わりに、生家鈴木家、箱根鈴木家そして関係者の皆様のご理解とご協力に心から感謝申し上げます。

(鈴木空如筆 法隆寺金堂壁画展 鑑賞の壺 より)

 

 

初日の5月24日は、来場者もまだまばらでしたが、初日こそじっくりゆっくり鑑賞するチャンスです。ある来場者は、2時間ほど堪能し、「すごく興味があってきました。空如の目には、私たちの目では見えない美しいものが見えていたように思います」と感想を述べてくれました。

展示室1(第3作目の展示)の様子

この金堂壁画は展示準備も、重要な作業です。展示には、上段・中段・下段を備えた足場を組み、上から順にそろそろと壁画を伸ばし展示します。これを12面繰り返す作業ですので、かなりの重労働です。

展示室2(第1作目のレプリカ展示)の様子

空如の作品が、ここ太田で展示されるのは3年ぶりです。さらに今回は初のお披露目となるレプリカが展示されています。このチャンスをお見逃しなく、ぜひご鑑賞ください。たくさんの皆さんのご来場をお待ちしております。

緑と花に囲まれた太田庁舎

♪緑あふれるこの大地~は、大仙市民の歌「夢、この大地」の歌いだし。この歌のとおり、大仙市のあちらこちらに緑があふれていますが、市役所の庁舎の中でもっとも緑あふれる庁舎は、太田庁舎ではないかなと思います。

 

庁舎敷地に入ると、木々の緑と、レンゲツツジの朱色が目に飛び込んできます。

そして今、まさに盛んと咲いているのが、庁舎を囲む植え込みの白いツツジです。例年になくモリモリと咲いている気がします。

緑と花に囲まれた太田庁舎、木々の緑からは清々しい空気とマイナスイオンを感じ、色とりどりの花々には元気や癒しを感じます。

 

この写真は手前にレンゲツツジ、奥に赤松を写したもの。

この二つを並べて写したかったのにも理由があります。
赤松は太田町の木、そしてレンゲツツジは太田町の花でした。

赤松が太田町の木に定められたのは太田村時代の昭和43年のことです。
田沢湖で開催された全国植樹祭を記念して田沢湖畔に全県の市町村の木が植樹されることになりました。また昭和43年は明治百年の年であり、これを機に山野に自生している「赤松」を村の木と定めました。

レンゲツツジは、平成元年に町の花に制定されました。
平成元年は、昭和44年に町制が施行されて20周年という記念の年でした。初夏の頃、燃えるような花を咲かせてくるレンゲツツジ、季節の流れを知らせてくれ農作業の目安としても親しまれている花として選ばれました。

庁舎周りの緑と花にも、太田の歴史があります。大仙市となっても、太田町の歴史の上にさらに歴史を重ねて、♪緑あふれるこの大地~を太田は守り続けています。緑と花に囲まれた太田庁舎から、風景とともにミニ歴史をお伝えしました。

愛犬写真コレクション

新緑の季節、田植えの季節ではありますが、今までとりあげたことのない話題をと考えて、春の「狂犬病予防接種」から、太田の愛犬写真コレクションをお届けします。

狂犬病予防法により、飼い主は年に1回、飼い犬に狂犬病予防注射を受けさせなければならないと定められています。大仙市では、毎年、春と秋に地域を巡回して「狂犬病予防接種」を実施しています。
今回の愛犬たちの写真は、太田庁舎前と敬愛館前で予防接種をしたワンちゃん達をパチリとさせてもらったものです。会場まで車に乗ってくるワンちゃん、お散歩がてらに歩いてくるワンちゃんが、飼い主さんと一緒に続々とやってきます。
チクリと注射をされた後なのに、カメラを向けるとワンちゃん達はみんないい表情をしてくれます。飼い主の皆さんも、「ワンちゃんの写真を撮らせてください」という突然のお願いにも、快く応じてくださいました。

写真を撮りながら、飼い主さんとお話しする時間がありました。聞きながら思わず気持ちが「ほっこり」したエピソードを紹介します。
体が大きく力が強そうに見えるワンちゃんは、虐待された経験があるそうです。そのため、飼い始めた頃は人を怖がっていたそうですが、今は安心できる飼い主さんと一緒に暮らす中で、注射も怖がらずにできるようになりました。私が撫でても、嫌がらずに身を任せてくれました。
また、ひときわ穏やかな白いワンちゃんは、16歳の高齢犬だそうです。飼い主さんは、ワンちゃんのために、高齢犬でもたまにお肉をあげて健康を維持しているそうです。毎日のお散歩は、飼い主さんが引っ張られるほど元気いっぱいだとお話ししてくれました。
どのワンちゃんも、飼い主さんのたくさんの愛情を受けていると感じました。

「令和元年」にちなんで、「令ワン願年」なんていかがでしょう(笑)
今回出会ったワンちゃん達は、飼い主さんに愛されているまさしく愛犬たちです。
でも、ニュースやテレビでは、まだまだ動物虐待や、飼育環境の劣悪さなどの話題を耳にします。
全てのワンちゃん達が、今日のワンちゃん達と同じように、飼い主さんと心を寄せ合い和やかに暮らせることを願っています。

 

「ふれあいの郷しみず」清掃ボランティア活動

5月10日(金)、大仙市清水地区にある指定障害福祉サービス事業所しみず(ふれあいの郷しみず)の皆さんによる天王農村公園の清掃ボランティア活動が行われました。

当日は晴天に恵まれ、敷地内の掃き掃除やトイレ清掃、東屋の蜘蛛の巣取り作業に一生懸命取り組まれました。

ふれあいの郷しみずでは、この他にもリサイクル品回収や地域のゴミ広いなど、ボランティア活動に積極的に取り組まれています。

活動の様子は、社会福祉法人水交会のホームページでご覧になれます。

URL http://suikoukai.or.jp/

みなさん暑い中お疲れ様でした。

 

なかせん桜まつりが開催されました。

今年も4月20日(土)から5月6日(月)にかけて大仙市中仙長野地区(八乙女公園、道の駅なかせん ほか)でなかせん桜まつりが開催されました。4月29日(月)はイベント日として道の駅なかせんで様々な催しものが行われました

 

縁日コーナーの様子です。スーパーボール、わたあめ、バルーンアートをやりました。

 

スタンプラリーの様子です。

 

ドンパン娘によるドンパン踊りで会場を盛り上げました。

 

もちつきの振る舞いも行われ行列ができました。

 

東仙建設工業株式会社からご協力をいただき、高所作業車の体験コーナーを設けました。高い場所から満開の桜を眺めました

 

道の駅なかせんの裏にある斉内川河川敷の桜も最高です。

 

桜アーチ街道の桜も満開です。

 

八乙女公園から眺める駒ヶ岳

 

4月29日は晴天に恵まれ市内外からなかせん桜まつりにたくさん方々が訪れました。来年もまた晴天に恵まれたなかせん桜まつりを開催できればと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和元年記念 桜植樹

太田地域川口集落では、新天皇のご即位を寿(ことほ)ぎ、令和元年を記念して5月5日、川口運動広場で桜の植樹を行いました。
五月晴れの天気に恵まれ、8時前には子や孫を連れた家族がぞくぞくと集まり、令和の新しい時代の幕開けをみんなで祝おうとする想いが、運動広場いっぱいに広がっていました。

植樹にあたり谷口章総代から「この広場は、川口の大切な財産。新天皇が即位され、令和元年の記念すべき年の子どもの日に、みんなで桜を植え、大事に育てて、きれいな花を咲かせ、大切な財産を新しい時代へ引き継いでいきましょう。桜の花が咲きそろうようになるまでみんな元気でいて、何年か後には盛大な花見会を開きましょう」とあいさつがありました。
川口集落は、毘沙門、中村、清水川、北川口の4つの小集落で構成されています。直径7~8センチのベニシダレ桜、オオヤマ桜、ヨウコウ桜、ジンダイアケボノ桜の4種類を各8本ずつ合せて32本を、小集落ごとに植樹しました。

     

現在、川口集落(110世帯)は小学生が7人しかいませんが、この日は里帰りした両親と一緒に「外孫」の子どもたちも20人ほど参加し、「この子どもたちがみんな川口に住んでいればな…」と話している方がいました。

運動広場は6,800㎡ほどで、以前はブランコや鉄棒、うんてい、シーソーなどの遊具のほか相撲場もあり、川口集落に小学生が30〜40人いた時代は、この広場はみんなに「遊園地」と呼ばれ、子どもたちの最高の遊び場でしたが、遊具は無くなってしまい、子どもが遊ぶ姿を見ることも無くなりました。
またこの広場では、かつて毘沙門(赤組)、中村(白組)、清水川(黄色組)、北川口(緑組)の4つの地区に分かれて盛大に運動会が開かれていました。

少子高齢化とともに運動会が開かれなくなり久しくなりましたが、いつでも運動会が再開できるようにと、桜は運動広場を囲むように植えられました。

 

数年後には桜が咲くそうですが、「満開の桜を見るまでは元気でいたい」「早くみんなで花見をしたい」「春の桜もきれいだと思うが、秋の紅葉の時期もきれいな広場になりそう」「やがて桜の名所となり、川口ばかりでなく遠くからも多くの人から花を見に来てもらいたいな」などの声がありました。
また、川口集落の役員は「きょうは、びっくりするほどたくさんの人が集まった。川口集落の絆を感じるとともに、令和という新しい時代を迎え、みんなの心が明るくなっているような気がする。花見ができるようになったら、きょう以上の人に集まってもらいたい」と話していました。

令和元年を記念したこの植樹は、地域枠予算を活用して行われました。地域の財産を守り、地域住民の絆を深め、そして地域を元気にする事業として実施されました。地域枠予算の活用事例として、模範的な事業と感じます。川口集落の皆さん、植樹おつかれさまでした。桜が咲き誇る春が待ち遠しいですね。これからも活発な地域づくりを期待しています!