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春を感じる行事 第7回おらほの桜まつり開催しました!

4月21日(日)、南外おらほの桜まつりが南外ふれあいパークで開催され、今年で7回目。当日は、好天に恵まれ、桜の開花が時間と共に進みました。

南外地域活性化支援協議会による餅つきを見届けると、つきたてのお餅がサービス。

地域の方々による芸能発表は、なでしこ南外によるスコップ三味線や南外民謡保存会による歌や踊りなどが披露され、来場者のにぎやかな歓声に包まれました。

地元商工青年部や直売グループの出店では、様々な品が並びました。
また、プレゼントとして、桜の苗木や南外ふるさと館の温泉入浴券が先着80人に手渡され、並んだ皆さんは笑顔!

新企画のお花見茶会では、地元の茶道裏千家同好会と一華会の皆さんによるお茶と桜の季節が感じられるお菓子が振る舞われ、桜まつりを彩りました。

太田の黄桜情報〜ただいま満開!

5月3日(金・祝)に第6回太田黄桜まつりが開催されました。

令和元年の今年はめでたく天候に恵まれました!

当日はてくてくウォーキングをはじめ、ちび馬とのふれあい、ツリークライミング、自然体験教室、バトントワリングショー、ストリートけん玉ショーなどを中心に大盛況でした!

大台スキー場で遊ぶのは気持ちよさそうですね〜

黄桜まつり当日はたくさんの人に来場していただき本当にありがとうございました!

太田の黄桜は東北一の並木であり、今年は5日(日)に満開といえるほど見頃をむかえております。

曇っていてもキレイですが、やはり太陽の光を浴びている黄桜の鮮やかな黄色がいい!

今月中旬までが見頃と思われます。

今週も天気がいい日が多いようですので、ぜひ並木をご覧に大台スキー場まで足を運んで見てください!

5月7日(火)の黄桜の様子

首都圏仙北町ふるさと会設立25周年記念交流会が開催されました!

平成7年に設立された首都圏仙北町ふるさと会は、今年、設立25周年を迎えました。
これを記念して、平成31年4月19日(金)、史跡の里せんぼくさくまろ館にて設立25周年記念交流会を開催いたしました。
首都圏ふるさと会会員13名、首都圏仙北町ふるさと会を史跡の里から応援する会42名、老松市長はじめご来賓の方々8名のもと盛大に開催されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

首都圏仙北町ふるさと会からは設立25周年記念品として仙北中学校にプロジェクター1台とスポットライト2台が贈呈されました。


交流会のなかでは、「故郷せんぼくの歌自慢大集合!」と題して仙北地域に縁のある方々から歌・踊りを披露していただきました。
○小松ミユキさん(下横堀出身・群馬県在住、上野宏史衆議院議員秘書)


曲目:サクラ(半埼美子)/Stand Alone(森 麻季)/NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」より
2018.9 KWC(カラオケワールドチャンピオンシップ)カラオケ全国大会女性の部で優勝。同年12月の世界大会(フィンランド・ヘルシンキ)に出場。
2019.1 テレビ東京系列の「THEカラオケ☆バトル」に出演し、予選で史上最高点99,473点を記録。
高校(大曲農業)時代、NHKのど自慢で優勝。

○猪俣優也さん(北海道出身)

曲目:田園(玉置浩二)

2015KWC日本代表

○齋藤鉄蔵さん(戸地谷在住)


曲目:深山里慕情(清水ひとし)/秋田路ながれ旅(秋湖太郎)
昭和62年NHKのど自慢に出場。カラオケ好きが嵩じて「音響のさいとう」を始める。県内にとどまらず、東北各地のイベントにおいて活躍。

○深瀬康子さん(戸地谷在住、保育士)


曲目:秋田荷方節/秋田音頭
安定感のある歌唱力と、きめ細やかな節回しが持ち味で県内外で活躍。長者の山、生保内節、秋田おばこ節、秋田おはら節、秋田長持唄など数多くの全国民謡大会で優勝した実績を持つ秋田民謡会のホープ。

○髙橋隆介さん(川戸賀在住、アコーディオン奏者)「大仙ふるさと音頭」を作曲。
後藤孝子さんが「大仙ふるさと音頭」振り付けをし、髙橋隆介さんの演奏で、髙橋節子さん、後藤孝子さん、佐々木トヨ子さん、佐々木好子さんが躍りを披露。

アトラクションは盛り上がり、お料理の方も、蟹みそ・どじょう鍋・カレー旨麺・納豆汁などと、ふるさと会員だけでなく地元の応援する会の方々も、昔の味を懐かしみ堪能していただいておりました。

首都圏仙北町ふるさと会会長の大河 斐様も秋田長持唄をご披露されました。


最後に飛び入りで首都圏仙北町ふるさと会会員の児矢野 美智雄さんが浪花しぐれをご披露して会は閉会となりました。

翌日は史跡の里交流プラザの隣のまがり家でもちつき体験をし、臼と杵でついたお餅と、昔懐かしい凍み大根、いぶりがっこ、みずのこぶなどの料理・漬け物をいただき、大喜びでした。もちつき体験の次は旧池田氏庭園を見学し、抹茶をいただき、角間川の旧本郷家の見学へと移動いたしました。旧本郷家は国登録有形文化財に指定されており、みなさん、感動していました。
最後は昨年8月にオープンしたはなび・アム(花火伝統継承資料館)を見学し、昭和の時代の大曲の街並みなどを懐かしみ、花火の奥深さに感銘し終了となりました。

今年の11月も首都圏仙北町ふるさと会総会が開催されます。
さらなるご発展を願っております。

いざ!令和へ

令和が始まろうとしています。
昭和生まれの私も、昭和→平成→令和と3つの年号を経験することになります。
少し前までは、3つも4つも年号を経験するのは、大正生まれや明治生まれの方だけの特別な事な気がしていましたが(笑)

平成を振り返るより、令和へと前に進むような話題をと考え、令和を待ち望んでいる方を探してみました。思いついたのが、「令和生まれの赤ちゃんがお腹にいる妊婦さん」!

思いついたところで、妊婦さんはそうそういないのが現状・・・、のびのび園の園長先生に相談して、ご紹介いただきました。
今回、快く取材に応じてくださったのは上園実菜子さん(堤田在住・33歳)です。現在、妊娠8ヶ月、お腹の中の赤ちゃんは3番目のお子さんで、上に小学校2年生と年少のお子さんがいらっしゃいます。だいぶお腹は大きくなっていますが、お仕事も続けているそうです。
私は妊婦さんから生命力というか熱量というか妊婦さんオーラを感じるのですが、実菜子さんはお人柄そのものが明るくおおらかな、それにプラスして妊婦さんオーラがでているのでとてもキラキラとしています。

赤ちゃんが令和生まれになることは、特に意識していないそうです。妊娠がわかったときも、年号が変わることの報道が今ほどなかったので、意識はなかったと言います。
実菜子さんはもちろん、家族みんなが生まれてくる赤ちゃんの誕生を楽しみにしています。特に年少の小さなお兄さんは、今から「赤ちゃんのお世話する、ミルクをあげる」とはりきっており、お腹に話しかけているそうです。

甘えたい日もありますけど、お兄さんになりますよ♪

実菜子さんに、令和生まれの赤ちゃんにはどんなふうに育ってもらいたいか伺うと、「3人目だからおおらかにのびのびと育ってほしいですね。令和元年の記念すべき年に生まれることから、『令和』のもつ、明日への希望や大きく花を咲かせるという意味にちなんで、大きく花ひらいてもらいたいと思います」と語ってくれました。

実菜子さんは穏やかに妊婦生活を送っており、それは子育て環境がいいからだとお話ししてくれました。3人目が授かった時も、気持ち的に安らぎがあるから授かったと思ったそうです。
旦那さんの協力はもちろん、園に安心して保育をお願いできること、職場の理解があることなど、周りのいろんな協力が、ゆとりを持たせてくれると語ってくれました。
心にゆとりがあるおかげか、自分も旦那さんも健康で、さらにお子さん達も学校や園をほとんど休むことがないほか、体調不良による急な呼び出しもほとんどないそうです。

周りの協力を、ありがたいと受け止められる実菜子さんのお人柄があってこそだと思います。
楽しそうに明るく妊婦生活を送っていたら、周りが協力しようと思うことも納得です。

安倍首相の談話によると、令和には「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味も込められているそうです。実菜子さんが語ってくれたような、妊婦さんが安らぎ穏やかに過ごせる環境も、それこそ「人々が美しく心を寄せ合う」中から生まれている気がします。妊婦さんに優しい環境が整うことが一つの文化となっていけば、少子化も食い止められるかもしれないですよね。

「いざ!令和へ」
希望に満ちた妊婦さんのお話から、私も改めて周りへの感謝を忘れないようにしたいなと感じました。新しい元号の始まりとともに、家族、職場、地域、いろんな場面で「美しく心を寄せ合うこと」を意識してみたいなと思います。

実菜子さん、貴重なお話をありがとうございました。お体、お大事になさってくださいね。元気な赤ちゃんの誕生を祈っています☆

史跡の里せんぼく観光案内所(無人)・休憩所まもなく開館!!

みなさん、こんにちわ。

まもなくGWが始まりますが、ご予定はお決まりでしょうか。

連休初日の4月27日に、国指定史跡「払田柵跡」前にある払田柵総合案内所が、開館期間の初日を迎えるということで、それに合わせ隣にある休憩所を掃除してきました。

その名も、史跡の里せんぼく観光案内所(無人)・休憩所。

この施設は、平成11年度から払田売店会により、売店として運営され、払田柵跡見学者の休憩や、地域住民などとの交流拠点として長年活用されてきましたが、会員の高齢化などの理由により,平成28年10月末をもって運営を休止しています。

平成29年度からは、払田柵総合案内所の開館期間中は、観光案内所(無人)・休憩所として利用されています。中には、大仙市と仙北地域の観光情報やその時期に開催されるイチオシイベント情報が掲載されています。休憩所としても利用できますので、払田柵跡の散策後や払田柵総合案内所の見学後にご利用になってみてはいかがでしょうか。

 払田柵総合案内所開館時間

開館期間:4月27日(土)~11月17日(日)
開館時間:9時~16時(観光案内所・休憩所は9時~15時30分頃)
休館日:月曜日(祝日の場合、翌日)、8月15日(木)※GW期間中は常時開館
入場料:無料

大佐沢公園の桜ライトアップしています!!PART2

みなさん、こんにちは。
西仙北地域の広報担当です。

今月も残すところあとわずかですね。
新年度が始まり、様々な場面で新スタートを切った人が多いはず。
この一ヶ月思い返せば、あっという間に過ぎたような気がします。

今回で4月最後のブログ投稿となりますが、以前投稿した大佐沢公園の桜の状況をお伝えします!

4月も下旬になると、秋田県の桜の名所はほとんど満開ですよね。
県内でも一番早く桜だよりを届ける、にかほ市の勢至公園は今では散り際だそうです。

刈和野地区の大佐沢公園では、4月18日から4月25日まで桜のライトアップを予定していますが、前回は蕾状態でお伝えしたので、満開になった桜を是非ご覧下さい。


大佐沢公園麓の産地直売商品を販売する「大綱の里」から撮った一枚です。


こちらも公園下の大佐沢沼側からパシャリ☆


駐車場から展望台へ続く道は桜並木になっています!

坂の上からの眺めもステキです☆

満開の桜を近くで見ると、風にゆられた花びらたちの美しさに圧倒されます。

午後5時になると、ライトアップ開始です!

ライトアップされるだけで昼間の雰囲気とはまた一段と異なりますね。

~国道からみたライトアップ風景~

4月21日(日)に、大佐沢公園芝生広場にて西仙北カラオケをたのしむ会主催でカラオケをたのしむ交流会が開催されました!

午後3時、カラオケ交流会スタート!

カラオケだけではなく踊りも披露されました。


陽気な歌とダンスで会場がより盛り上がりました♪


ドラムと三味線による夢の共演です♪

「大綱の里」も出張販売しにきてくれました!


「大綱の里」出張販売のラインアップはこちら↓


「大綱の里」では、普段は地元・西仙北地域産の採れたて野菜や果物、加工品を販売していますが、この日はカラオケ交流会があったため、出張販売をしていました。

県北で有名なバターもちや、昔なつかしい味の三杯餅、いぶりがっこや、
行者にんにくが販売されており、参加者は試食をしながら、商品を吟味していました。

とくに、茹でた行者にんにくを味どうらくで味付けしたものをおひたしとして試食したのですが、にんにくよりも少し強めのにおいと、ニラのような食感はとてもおいしかったです。

さいごは、参加者全員でフィナーレ踊り♪

 

この交流会は、カラオケを通じて、地域住民のみなさんの交流を図るとともに、親睦を深め、地域のにぎわい創出のために企画されました。地域枠予算を活用した事業です。また、地元刈和野の桜の名所として大佐沢公園をアピールする機会にもなり、カラオケを楽しむことで日常のストレス発散が健康長寿につなげていくという狙いもあります。

みなさんが、楽しんでいる姿が印象的でした。

もう少しで桜の見頃が終わるのは寂しい気がしますが、ピンクの花びらの絨毯で道路を彩る様子や、夏から秋にかけてまた色々な花が咲くのが楽しみでもあります。

協和地域の桜開花情報

4月24日現在の協和地域の桜の開花情報です。

ここ数日の高温により、協和地域の桜の見どころは、一期に満開となりました。4月28日は、道の駅「協和」で協和桜まつりイベントが、開催されます。皆さんお越しください。

境 万松寺のしだれ桜

道の駅「協和」米ケ森公園のさくらも満開です。

協和「和ピア」前の合貝桜街道

峰吉川国道13号線沿い旧国道の桜並木

大佐沢公園の桜、ライトアップしてます!

みなさん、こんにちは。

西仙北地域の広報担当です。

最近は気温が20℃を超える日もあって、春の到来を感じますね。

今回の記事では、西仙北地域の桜の名所をご紹介します!

刈和野地区の大佐沢公園では、毎年とてもキレイな桜が咲き乱れるのをみなさんはご存知でしたか?

「大佐沢公園を桜の名所として知ってもらいたい!」という地域のみなさんの思いから、2年前から大佐沢公園の桜をライトアップしているんです。

4月18日(木)、ライトアップの準備を地元の電気屋さんに設置をしてもらいました。

まだ空は明るい時間帯でしたが、ライトアップの準備が完了したとのことで、見てきました。
木の下には投光器が設置されており、
展望台の周辺と、坂には木々間に提灯が設置されておりました。

午後5時。
提灯と投光器の明かりがつきました。
まだ周りが明るいですが、提灯が灯されてとても雰囲気がよかったです!

暗くなると、さらに提灯の光がキレイでした。

今年は桜が開花するのが遅いのか(?)、まだ蕾状態です。

提灯の明かりで桜の花びらがライトアップされる様子はさらにキレイなのだろうと、想像すると開花が待ち遠しいです。


国道からライトアップされている様子がはっきりわかりました。

私たちが帰る頃には、展望台の駐車場へ車が一台来ていました。
ライトアップされているので、様子を見に来たんでしょうか(^^)?

大佐沢公園の桜ライトアップの時間帯は午後5時から10時まで、
4月25日までを予定しています。

まさかの開花宣言!? 太田庁舎の桜

大曲の市役所前の桜が咲いたと聞いて、「いつも早いから。こちらはまだまだ」と油断しておりましたが、なんと4月19日13時現在で、太田庁舎敷地内の桜の木で6輪が開花していることを確認しました!

朝9時頃、庁舎内の職員から情報提供があり、朝の時点で4輪の開花。(こういった情報提供があるおかげで、太田のブログは成り立っていると、つくづく感謝です)照ったり曇ったりの午前中、期待を胸にお昼に確認に行ったところ、めでたく6輪の開花を確認できました。
まさか太田でこんなに早く咲くとは、皆さん意外に思われることと思います。秘密は太田庁舎2階と太田文化プラザ2階を結ぶ渡り廊下です。

透明なガラスと屋根に覆われたこの渡り廊下は長さ12.5m、東西にわたって延びていますが、その渡り廊下の南側が開花ポイントです。渡り廊下の透明なトンネルが反射材となり、太陽の光が南からだけでなく北からも桜の枝にあたることにより、人一倍暖かみを味わっていると思われます。
その証拠に渡り廊下の南側と北側ではつぼみの状態がこんなに違います。

南側の桜のつぼみ

 

北側の桜のつぼみ

 

桜の開花に心躍る金曜日となりました。皆さんも、開花はまだまだと思いこまず、週末はゆっくりと桜を眺めてお散歩してみてはいかがでしょうか?まさかの開花宣言があるかもしれませんよ♪

ミズバショウ、もうすぐ見頃です!in高屋敷

みなさん、こんにちは!

西仙北地域の広報担当です。
今年度2回目の投稿となります!

4月も中旬になり、大仙市も本格的な春を迎えようとしているところですが、春といえば、様々な草花が咲いてとても綺麗な時期ですよね。

そんな春の訪れを少しずつ感じる今日この頃。
今回のブログの題材は、春の花「ミズバショウ」です!

西仙北地域の刈和野高屋敷地区は県内でも有数のミズバショウの群生地なのはご存じですか?

例年、高屋敷地区のミズバショウは、4月中旬から下旬にかけて見頃ですが、今回は少し早めの4月10日に様子を見てきました。

まず始めに、群生地までのアクセス方法をご案内します。

JR刈和野駅から車で約10分。
秋田自動車道西仙北ICから車で約15分です。(西仙北ICはETC専用です)

国道13号線を大曲方面へ向かうと、美容室が見えてきます。その30メートルほど手前にある看板が目印です。

大曲方面からいらっしゃる場合は、神岡の道の駅を過ぎると、下の写真のような青い道路標識が見えてくるので、その手前で右折します。

国道から細い道路へ入るとすぐに、下の写真のような看板が立っています。

直進しましょう。

先程の看板から、600メートルほど直進すると、上の看板が見えてくるので、左折してください。

700メートルほど見通しのよい道路を直進すると、また看板が立っているのでT字路を左折します。

坂をくだり、右手側に踏み切りがみえてきますが、右折せずにまっすぐ進みましょう。(踏切は渡りませんよ~!)

すると、さいごの看板がみえてきたら、到着です!

それでは、実際、ミズバショウをみてみましょう!

私たちが見てきたのは、4月10日。
ご覧のとおり、ほとんどのミズバショウが開花していない状況でした。
それでも、長楕円形の白い穂が咲き始めていた様子はとても綺麗でした。

もう一週間ほど経てば、見頃になると思いますので、みなさん是非いらしてください!


遊歩道も整備されているので、より近くでミズバショウを鑑賞できそうですね!


鷺も群生地で休息中。
開花まで待ちきれないと言わんばかりに黙ってミズバショウを見つめていたのが印象的でした。

もう少しで見頃を迎えるミズバショウの群生地・刈和野高屋敷地区。
すぐ近くには住宅も密集しているので、観光する際は、ご配慮のほど、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

豪風が太田にやってきた!

4月12日(金)、今年1月に力士を引退したばかりの元関脇・豪風が太田東小学校とおおた児童クラブを訪問してくださいました。(※関脇は横綱・大関に次ぐ番付)
今は引退され押尾川(おしおがわ)親方となった豪風、金足農業高校の出身ですが、同じ金農出身で下宿が一緒だった先輩という方が太田にいらっしゃるおかげで、この度の太田訪問が実現しました。
豪風が、太田東小学校を訪問するのは今回で2回目、1回目は2009年に太田東小学校の相撲場が改装された時、そのこけら落としとして実施された相撲大会に来てくださっています。現役の力士がまわしをつけて土俵にあがったとあり、太田に大きな喜びと希望を与えてもらいました。この時以来、豪風は太田地域を度々訪れてくれています。

豪風が会場に入ると子ども達は緊張した面持ちです。豪風は挨拶の中で「17年間という長い間、現役でできると思っていなかった。どうして長くできたかは引退して相撲を離れてわかったことだが、目標を持ってやってきたこと、目標を達成するために強い気持ちを持ってきたことがよかったと思う。目標を持つことは、大人も子どもも関係なくある。目標をもって強い気持ちで目標に立ち向かってほしい」と語りました。

そして「質問の時間を大切にしているので、たくさん質問して欲しい」と、サービス精神旺盛です。質問をしてもいいことがわかると、次々と質問が寄せられます。

Q どうしてお相撲さんになったのですか?
A 自分自身、将来何をしたいか、好きなことは何なのかを考えたら、相撲だった。

Q どうやって力をつけたのですか?
A 毎日の努力で一日一日を大切に過ごして、力をつけてきた。

Q 誕生日はいつですか?
A 6月21日、今年40歳になる。

Q 好きな食べ物は何ですか?
A ちゃんこ鍋が大好き。

Q 体重は何キロですか?
A 現役でテレビに出ていた頃は150キロちょっとあったが、今は10キロくらい痩せて140キロくらい。

Q 私生活で気を付けていたことは何ですか?
A 現役時代は食べ物に気を付けていた。体に悪いものは食べない、おやつは食べないようにした。好き嫌いはもちろんなし、バランスよく食べるようにしていた。

Q 引退後やりたいことは何ですか?
A 家族との時間が少なかったので、家族との時間を大事にしたい。

Q 一番うれしかったことは何ですか?
A 勝った時。

Q 好きなキャラクターは何ですか?
A (困ったように少し考えていましたが)スギッチ!

Q 趣味は何ですか?
A 体を動かすこと。

Q 憧れの力士は誰ですか?
A 君たちはわかるかな?大関・千代大海。

Q お寿司は何皿ぐらい食べますか?
A 回転ずしのことかな?本気を出したら30皿ぐらいかな。普段は15~16皿。

子ども達の質問は多岐にわたりますが、どの質問にもにこやかに真剣に答えてくださいます。最後に「私たちにメッセージをお願いします」とお願いすると、「目標を持ってもらいたい。その都度その都度、いろんな目標をたてて欲しい。そして全力で努力して、小学校生活を送ってください」と語りました。

その後は、「腕相撲挑戦コーナー」があり、4人の児童が豪風と対戦しました。対戦した子ども達はみんなの声援を受け、両手・全身で勝負を挑みますが、元力士にはさすがにかないません。

入学したばかりの1年生も挑戦、豪風に「挑戦した4人の中で二番目に強い!」と褒められていました。一戦を交えながらふれあった後は、学年ごとに記念撮影、握手をしたという女子児童は「握手してもらったから、手あらわれなぁい」とにこにこしていました。

その後、豪風は美郷町の老人福祉施設に向かい、また太田地域へ戻ってきて、今度はおおた児童クラブを訪問してくださいました。
児童クラブでは、豪風をお迎えする準備を入念にリハーサル。指導員の先生が「豪風~」というと子ども達が「おつかれさま!」、先生が「押尾川親方~」というと子ども達が「おめでとう!」とコールします。本番もバッチリ決まり、豪風も喜んでくれていました。

おおた児童クラブでも豪風を囲んで記念撮影

豪風の訪問で力士がぐんと身近になった気がします。太田への訪問本当にありがとうございました。
そして、太田地域と豪風をつないでくださった太田町小神成北野の髙橋さん、ありがとうございました。髙橋さんによると、ここ太田でマゲを結った豪風を見られるのはこれが最後だろうとのこと。貴重な訪問を実現してくださりありがとうございました。

太田東小学校では、親子体育祭(4月28日開催)のプログラムに「相撲」があります。豪風訪問の興奮冷めやらぬ時期、今年は例年以上に盛り上がるかも知れませんね!

「立志の丘」にひまわり咲いた!!

みなさん、こんにちは!

4月になりましたが、まだ雪が降り積もる日もあり、完全な春の訪れを感じられずにいるところです。

今年は暖冬と言われていましたが、それはあまり関係ないのか、桜が開花するまでは、もうしばらくかかりそうですね。

新年度に入り、新入生や新社会人など、たくさんの方々が新たなスタートを切ったことだと思います。

西仙北中学校(以下、西中と表記)でも、4月5日(金)に、新入生43名を迎えたばかりで、全校生徒数は173名になりました。

4月10日(水)、新たな仲間を加えた新生西中の「立志の丘」でひまわりが咲く???との情報を聞きつけ、早速現場へ行ってきました。

午前9時。

中学校の駐車場で待機していると・・・・、

中学生が板のようなものを持って、校舎から歩いてきました。

「立志の丘」へ向かっています。

中学生の近くに寄ってみると、色が塗られた板は、どうやら何かが描かれたパネルのようです。

「立志の丘」の急な坂を少し下ると、中学生が各ポイントへ移動しました。

空を見上げると・・、ドローン2台が宙を舞っています。
生徒達は、パネル上部に空いた4箇所の穴へ針金を通す作業をしていました。

約20分間、作業に没頭していましたが、作業が終わったようで、
少し離れた場所からみてみると・・・・、

生徒達が一枚一枚設置していたパネルを全体から見渡せば、このようにひわまりの絵が描かれていました。

「立志の丘」にひまわりが咲くとはこういうことだったのですね。

美術担当の田中先生のお話によると、以前西仙北地域の中学校が合併し、東中学校がこの丘にできたとき、中学校の存在を周囲からみてもわかりやすいように設置したことが始まりではないかとのことでした。

上空からさきほどのドローンが完成したパネルと生徒達を撮影しています。

以前、中学生が主体となって、刈和野商店街の空き屋を活用し、地域住民の交流の場「HUBスペース」をつくった生徒達の行動からも分かるように、地域のために!と書かれたメッセージからは、地域の発展を願う生徒達の強い思いが込められている気がします。

縦10列、横30枚の全部で300枚のパネルによってひまわりが描かれています。

パネルは、かつて使用していた鉄製から、プラスチック製のものへ昨年作り替えたそうです。

ひまわりの絵も新たに描かれました。

一年間使用して、色褪せた部分もあり、4月9日(火)に全校生徒で色塗りをしたそうです。

鮮明なひまわりが誕生しており、生徒達は「ひまわり化粧」と言っていました。

この日は曇り空で天気がすっきりしなかったものの、強風が吹くことなく、誰も怪我をすることもなく、無事にキレイなひまわりが咲いてよかったと思います。

「立志の丘」に設置されているひまわりのパネルは、「国道13号線からはっきりと見えるので西仙北中学校の存在を道行く人にPRできるのではないか」とこの春赴任された校長先生が仰っていました。

実際に国道近くから見てみると、色鮮やかなひまわりが大きく描かれていて、そのインパクの強さがとても印象に残りますね。

ひまわりのパネルは、11月頃まで「立志の丘」に設置される予定です。

静かな朝

自分が生まれ育った町の景色を皆さんはどのくらい知っているでしょうか。

「この風景は私しか見ていません」
そう語るのは太田町東今泉に住む小松博幸(こまつ ひろゆき)さん。

なんとご自身が撮った写真を太田支所に寄贈したいと持ってきてくださいました!

写真は平成27年10月20日に大台山から撮影した太田町の風景で、なんとなんと第60回秋田県美術展覧会(県内最大規模の美術公募展です)で60回記念章を受賞した作品「静かな朝」です!

小松博幸さんと寄贈していただいた作品「静かな朝」

太田の普段と違う姿に私は、これ太田なんですか!?と驚きを隠せませんでした。

小松さんは当日の朝奥羽山脈にモヤがかかっているのを見て「これはいい写真が撮れる!」と直感し6時頃に大台山へ登ったそうです。山頂から見えるのは思っていた以上に雲ばかりの景色でしたが、「風景は少しの時間でまったく違うものになる」としばらく待って6時30分頃やっと「これだ!」という写真が撮れたとのこと。

10年前まで何もない日はお酒を飲むばかりだったという小松さん。
「2人の娘がいるのに、これではいけない」と思っていたところ、職場の上司の誘いで写真に興味を持ちカメラを始めました。
カメラについては雑誌や写真展で作品を観て勉強しているそうです。独学でこれだけ素晴らしい写真を撮れるなんて、天の才ではないでしょうか…(笑)

「大台山にはたくさんの賞をもらいました。」
冬には雪をこいで大台山に登り写真を撮ることもあるという小松さん。
今後もお気に入りの写真を支所に贈りたいとおっしゃってくださいました。

また、大台山について、
・4月中旬にはカタクリの花がキレイに咲くこと。
・5月末から6月初旬の夕焼け時には多くの人が訪れるほど良い景色であること。
・霧がかかった時には素晴らしい景色となるが人は来ない。
など穴場情報もたくさんいただきました!

寄贈していただいた写真は太田支所市民ホールに展示しております。
ブログではとても伝えきれない幻想的な作品です。
ぜひ皆さんも太田支所に来てご覧になってください!

スポーツ少年団太田支部・中仙支部結団式

4月6日(土)太田体育館でスポーツ少年団太田支部・中仙支部の結団式が行われました。太田支部と中仙支部が合同で結団式を行うようになったのは5年程前から、今年度の結団式には野球・サッカー・バスケットボールのチームが、中仙支部から6団、太田支部から4団、合計10団130人参加しました。

スポーツ少年団中仙支部の戸嶋藤典支部長は、あいさつの中で「皆さんはスポーツを通じて日頃から心と体を鍛えている。結団式のこの日に、チームの目標・個人の目標を自分の中でもう一度確認し、達成できるようにがんばってほしい」とエールを送っていました。
結団式では、各団が順に前に出て、チームの紹介と今年度の意気込みを語ります。野球チームの太田南ファイターズは団員17名、「1つでも多く勝てるように全員野球を目指しています。チーム全員で全県優勝できるようがんばります」と力強く話してくれました。

その後スポーツ少年団団員綱領を団員全員で読み上げました。

結団式のあとには交流会があり、ロープジャンプを楽しみました。チームは違っても、同じ空間で同じ運動をし、応援したりされたりとまさしく交流をはかっていました。

少子化により、スポ少チームも各学校単位での結成が難しくなってきました。学校・旧市町村の枠を超えて結成されている団もあります。スポ少の広域化は、少子化によるマイナスの影響と捉えるより、根底にあるスポーツでの喜びを絶やしたくないという、指導者や保護者の皆さんの子ども達を想う気持ちの表れであると感じました。この結団式で、団員はもちろん、活動を支える指導者や保護者の皆さんの気持ちの結団を見た気がします。
スポ少の皆さん、今年度の活躍も期待していますよ、がんばってください!

鈴木空如模写「法隆寺金堂壁画」の複製が完成

太田地域出身の仏画家・鈴木空如は、東京美術学校(現東京藝術大学)卒業後まもない明治40年(1907)ごろから昭和11年(1936)まで、実に30年にわたり法隆寺の金堂壁画12面を独力で3組模写しました。
空如の模写の方法は、現状模写といわれるもので、壁面のひび割れなどをありのままに描くものでした。
空如の作品は、昭和24年(1949)の法隆寺金堂の火災で壁画が焼損する前に模写されたもので、学術上大変貴重なものとなっています。
この空如模写「法隆寺金堂壁画」は、原寸大(大壁4点タテ3m×ヨコ2.5m、小壁8点タテ3m×ヨコ1.5m)で、現在、次の3組が確認されています。
第一作目 所蔵者:箱根の鈴木家
制作年:大正11年完成(明治末年着手、空如49歳のとき)

第二作目 所蔵者:平木浮世絵財団(東京国立博物館へ寄託)
制作年:昭和7年完成(昭和5年着手、空如59歳のとき)

第三作目 所蔵者:大仙市(生家から寄贈・平成24年3月23日秋田県有形文化財指定)
制作年:昭和11年完成(昭和7年着手、空如63歳のとき)

このうち第一作目の作品12点が「聖尊図像」2,082点とともに、空如の親類である神奈川県箱根町の「吉池旅館」を営む鈴木家から昨年11月大仙市に寄贈されました。
寄贈いただいた金堂壁画を、市民の皆さんにより良く親しんでいただくため、このたび岩手県北上市の業者に委託し、複製(レプリカ)を製作しました。

複製品は、デジタルカメラで作品を撮影し、コンピューターを使って色合いを精密に調整したあと大型印刷機でフランスのルーブル美術館など世界の美術館で採用されている美術品複製専用の洋紙に印刷。先端技術により色彩や質感をほぼ正確に再現し、また拡大や縮小が自由にできます。
今回作成した複製品の大きさは、原寸の1/2サイズ(大壁タテ1.5m×ヨコ1.25m、小壁タテ1.5m×ヨコ0.75m)です。原寸だと作品から少し離れて見なければ作品全体が分りませんが、半分の大きさに縮小したことで、間近に作品全体を見ながら細かな色合いや質感を確認することができます。

平成28年10月開催の空如展の展示準備中の様子。作品の大きさがおわかりいただけると思います。

 

今回作成の複製品は、原寸1/2サイズ。間近に作品全体を見られるサイズです。

 

複製品は、鈴木空如模写「法隆寺金堂壁画」展で5月24日(金)から6月9日(日)まで太田文化プラザ(太田支所隣接)で公開する予定です。
第一作目(複製品)と第三作目(原寸)の微妙な違いや、複製品の精巧さなどをぜひ確かめてみてください。

TRY農業 田中記者を取材

秋田魁新聞の県南版の「TRY農業」という連載記事、ご覧になっていますか?
こちらの記事を担当しているのは、秋田魁新報大曲支局の田中倫子記者です。

田中記者が大曲支局に赴任してきた3年前から、田中記者は太田の情報をたっぷりと発信し続けてくださっています。田中記者はとにかくパワフル、そのバイタリティで太田を拠点とした連載「TRY農業」が始まると聞いた時から、いつも取材する側の田中記者を取材してみたいと思いを寄せてきました。

「TRY農業」は「大仙市が運営する東部新規就農者研修施設(同市太田町)で農業未経験者の記者が研修生と共に1年間施設で学び、農業の楽しさや喜び、営農を志す若者らの思いを伝える」ことを目的とした連載記事。これまで34回にわたり掲載されています。

なかなか取材タイミングが合わずにむかえた3月27日、研修施設で最後の農作業を行うというので、今日しかない!と田中記者を「取材」しました。

「TRY農業」に取り組もうと思ったきっかけは?
大曲支局に勤務し、大仙市農業の中心である太田地域に新規就農者研修施設があることを知り、実際どういう人が農業を目指すのかということに興味を持った。
自分も研修生と一緒に農業を学び、作業をすることは、取材する前から楽しいだろうなと思っていたが、本当に楽しかった。

通常業務に加えての農業研修(取材)は大変だったのでは?
ここでの取材は、研修生と一緒に作業する中で、研修生が発した言葉や自分が感じたこと、その日の天気や作物の状況などを五感を働かせて集中して取材に取り組み、自分の中では普段の取材とは区別していたので、大変なことは無かった。
記事を読む方に、農業をするということの温度感が伝わるような記事を書きたいと心掛けた。
通常の取材で研修生と会う機会が何度かあり、田中記者はしっかり新聞記者をやっているところも見てもらえたと思う。

研修を終えようとしているが、今思うことは?
最初は、研修生が取材を受け入れてくれるか、取材拒否されないかと心配したが、スイカの苗を植えるあたりから打ち解けて、研修生一人ひとりを全員紹介することができた。
農業にはマイナスのイメージを持っている人がいるが、研修生を紹介する中で、農業で頑張る姿や思いを伝え、農業のイメージを少しは変えることができたかなと思う。
1年を通して連載できたことで、ここの研修施設のOBや地域の人たちに喜んでもらい、また研修を受けてみようと思う人が生まれたのではないか。少しは農業に貢献できたかな。
研修生と一緒に夜の会(懇親会)も何度か開き、腹を割って話をすることもできた。
良い出逢い、良い機会に恵まれた。

研修生へ伝えたいことは?
1年間という期間を決めて取材をしてきたが、農業のことを全部伝えたとは思っていない。研修を終えて就農する若者たちには、いろんな人たちからサポートしてもらいたい。
ここで学んだことに自信と誇りを持ち、自分の口から「私は農家だ」と前向きに発信してもらいたい。そして、やがては大仙市の農業、秋田県の農業のリーダーとなり、農業を盛り上げ、たくましく生きて欲しい。

30年度の研修生は8名、研修生に田中記者と1年過ごしてきた感想を聞くと、
「そこに田中記者がいるのが当たり前だった。この1年、一緒に農業を学び、取材を受けたことは、大きな刺激になった。特に新聞紙上で一人ひとり紹介され、農業に取り組むやる気がますます大きくなり、自信にもなった。ここの研修施設は受け入れ定員が10人だが、31年度は定員いっぱいの10人が研修を受ける。これは田中記者の連載による効果ではないかと思う」と話してくれました。

そして、3月29日、平成30年度の研修修了式が行われ、3名の修了生とともに田中記者も「取材課程を修了したことを証する」という修了証を授与されました。こちらは、農業振興情報センターで独自に準備したもの、田中記者への感謝があるのだと思います。また、田中記者が修了にあたって一言を述べようとすると、研修生の一人が涙を流し、田中記者がもらい泣きする場面もあり、田中記者が研修施設の一員としてチームに溶け込んだ取材を続けてきたことが伝わります。

田中記者、1年間の研修おつかれさまでした。「TRY農業」いつも楽しみに読んでいます。太田地域のみんながそうだと思います。
これからも魁新聞を見る時は「田中倫子」記者の名前を探しますよ~。引き続き、パワフルでソウルフルなたくさんの情報発信をよろしくお願いします!

春の恒例!男性の料理教室〈食事と運動で健康に〉

名残雪も降る時を知り~ …名残雪にしては、ちょっと多いような気がしますが ヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ
神岡の広報担当も今季の冬眠(?)から目覚め、春の行事にお伺いしております。

さて、毎年恒例となりました『男性の料理教室』。
栄養士さんのお話を聴き、食事について今一度確認していきます。

『手ばかり栄養法』ってご存知でしょうか?
摂取する食品の量を『片手の手のひら』をつかって量るこの方法は、食事の適量のよい目安となるとのこと。
担当は確実に食べ過ぎです。 (・・。)ゞ
お話の次は、準備をしてさっそく下ごしらえです。

包丁さばきも、洗い方も、お手のもの!
炒めて、揚げて、盛りつけて、あっという間に完成です。

グループごとにいざ、会食 ( ´ω)_皿

今回のメニューでは、『ごぼう』を揚げて『あん』をかけた一品が大好評☆
おかずにも、おやつにも、お酒のおつまみにもぴったりでした(おいしかったですv)

感想発表の後は、健康運動指導士の先生と一緒にLet’sエクササイズ!

1年に1回、体のためのお勉強。
食事と運動のちょっとした工夫で、ずっ~と健康生活目指しましょう♪

春を待ちわびて(桜の様子をご報告)

雪融けが進み、すっかり春らしい陽気になってきました。

全国各地で桜の開花が発表され、これから本格的な花見シーズンが到来します。

大仙市では例年4月中旬から5月上旬が開花期間となっていますが、今年は少し早まりそうです。

今はまだつぼみですが、一足先に八乙女公園を中心とした桜の現在の様子と、昨年の満開時の様子を紹介させていただきます。

 

【八乙女公園】

平成31年3月20日現在

平成30年4月下旬

 

 

【斉内川堤】

道の駅なかせん裏より国道方向を撮影(平成31年3月20日現在)

満開時(平成30年4月下旬)

 

道の駅なかせん裏の桜並木(平成31年3月20日現在)

満開時(平成30年4月下旬)

 

道の駅なかせんより対岸方向を撮影(平成31年3月20日現在)

満開時(平成30年4月下旬)

 

【桜アーチ街道(県道256号線)】

八乙女公園入り口付近より刈和野方向を撮影(平成31年3月20日現在)

満開時(平成30年4月下旬)

 

八乙女公園入り口付近より長野方向を撮影(平成31年3月20日現在)

満開時(平成30年4月下旬)

 

桜の開花によって景色は劇的に変わります。

忙しさの中にあっても、たまにはスマホから目を離し、街を彩る桜並木を見上げながらゆったりとした春を感じてみてはいかがでしょうか。

 

太田の春の最前線

テレビや新聞でも桜の開花発表を「いまか、いまか」と待ちわびています。特に3月20日は全国的に気温が高くお天気も良いため、気象庁の職員が朝と午後と外に出て桜の花が何輪咲いているかを入念にチェックしています。
ここ太田でも、広報担当がスイセンの開花発表をしたい!と思い、「いまか、いまか」と待ちわびていますよ。いつも開花の早い地域を行ったり来たりして、気象庁職員顔負けの入念なチェックをしています(笑)黄色を発見して近づくと「ふきのとう」の群生、雪解けが早く気温が高くとも、さすがにスイセンの開花はまだかなとあきらめかけた頃、間もなく咲きそうなスイセンを発見!

開花したスイセンに会えるかも、とまた行ったり来たりしましたが、このつぼみが太田の春の最前線でした。残念ながら本日の開花発表にはいたりませんでしたが、開花を待ちわびるこの季節も、ウキウキと楽しいものです。皆さんも春の最前線を探してウキウキ感を楽しんでみてはいかがでしょうか。

春の嵐

すっかり春めいていた太田ですが、3月14日は春の嵐に見舞われました。

太田の今冬の雪は3月11日には積雪深0㎝、計測上の雪解けとなりました。その後14日の春の嵐により積雪深4㎝、翌日15日にはまた0㎝に戻っています。

春めいていた気候に合せて、心も頭も身支度も春めいていたところですが、久々の寒さにピリッと気合を入れられた感じです。
小さく芽吹いたスイセンやチューリップ、雪と寒さから守ってあげたい気持ちになります。これも成長に必要な試練です、ともに暖かい春を待ちましょうね。

太田の園芸作物販売額5億円達成 ! !

平成31年3月12日(火)奥羽山荘でJA秋田おばこ太田支店の園芸作物販売額5億円達成祝賀会が催されました。この祝賀会は、その名のとおり、JA秋田おばこ太田支店の園芸作物販売額が5億円を突破したことを祝うもので、秋田おばこ農業協同組合と同組合太田支店園芸振興連絡協議会が主催し、太田地域の生産者の方がたが出席されました。

太田支店の園芸作物販売額は、平成20年度に4億円を突破し、その後も枝豆や花き等の園芸作物の販売を拡大し、平成最後の節目となる平成30年度に5億円を突破しました。この5億円という販売額は、JA秋田おばこ管内の14のエリアの中で抜きん出た販売額です。(上位5地域の2月末の販売実績 太田:5億547万円、中仙:3億3,129万円、田沢湖:2億4,436万円、千畑:2億3,863万円、大曲:1億8,554万円)
平成30年度の園芸作物販売高約26億円のうち太田地域では20.7%を占め、太田地域の園芸作物の生産がとても盛んであることがわかります。

昨年は、豪雪による雪消えの遅れから始まり、低温、長雨、台風、高温等の異常気象ともいわれるほどの天候不良に見舞われ、作物の生育が遅れたり、作物の価格が下落したりするなど、生産者にとってはこれまでになく困難な状況であったと思います。しかし、全国的にも天候不良の影響を受けるなかで、当地域では生産者の努力により5億円という販売額を達成できたのだと農協関係者や市場関係者はみな口をそろえておっしゃっていました。

来賓の谷口藤美太田支所長は祝辞のなかで、地域住民の特色として、まじめな性格を挙げ、農業に対するひたむきな姿勢と努力が今回の成果に結びついたのだとお祝いの言葉を送りました。今回の祝賀会では、今日の太田の園芸発展に寄与したとして北川口集落の清水川輝雄さんと上斉内集落の小松久男さんに感謝状が贈られました。以前、広報担当として二人を取材していた谷口支所長は、現在行われている周年農業や枝豆栽培を先駆的に取り組んでいた当時を振り返り、米だけに頼らず、農業所得向上を目指し努力してきた姿が今の太田の農業の模範になっていると賛辞を送っていました。

感謝状を授与された、清水川輝雄さん(左)と小松久男さん(右)

 

また、今回出席した生産者の方に話をうかがうと、「若手就農者の頑張りにも注目している」という話も。県の農業試験場で行われているフロンティア育成研修や市の新規就農者研修施設で農業を学んだ若者たちが今、成果を上げています。特に、若手の就農者に人気の品目である花きは、30年度の販売実績の26%を占め、熱心に取り組んでいる若い就農者の姿を見た周りの農家や次の世代がとても刺激を受けているとのこと。長年の培ってきた技術と若手の勢いが合わさり、太田の農業にいいサイクルがうまれていることを感じているそうです。

生産者と消費者をつなぐ市場関係者からは、「太田の生産者は元気で勢いがある。どこの生産現場もなかなか活気が無いなかで、太田の元気と勢いをおばこ管内、秋田全域へと広めていき、地域を元気に盛り上げていってほしい」と熱い応援メッセージが送られていました。

現在の農業を取り巻く状況をみると、高齢化や担い手不足の問題が深刻化していますが、その一方で、農業に魅力を感じ、将来の可能性を見出している人も増えてきていると感じました。農業に希望を持ち、長年培った技術とひたむきな姿勢で取り組むことで、次の6億円、7億円という目標も達成できると思います。生産者のみなさんおめでとうございます。これからもみなさんのつくる作物を楽しみにしています!!

 

啓蟄(けいちつ)の風景

3月6日は啓蟄(けいちつ)です。啓蟄は旧暦の2月前半に当たり、二十四節気において3番目の春の節気です。啓蟄の「啓」は「ひらく」という意味を持ち、「蟄」は虫が冬ごもりのために土の下に隠れるという意味を持ちます。つまり、冬ごもりで隠れた虫やその他の動物が、太陽の高度が上がり、大地が温まりだして目覚め始める時期ということです。
今年は雪解けが早く、まさに暦どおりの「啓蟄」を感じさせます。

太田の啓蟄の風景を紹介します。
太田庁舎の東側の日当たりの良い場所、ここには毎年春一番のりと言わんばかりに「ふきのとう」が早い時期から芽吹きます。啓蟄の時期に合わせて小さな「ふきのとう」があちらこちらに顔をのぞかせていました。

さすがに虫は出てこないかもとじっと待つと、足の速いダンゴ虫と、日光をのんびりと浴びるクモが、土の穴から出てきました。残念ながらクモしかとれませんでしたが、啓蟄ですね(笑)

啓蟄について、少し調べてみると、啓蟄の時期に、「菰外し(こもはずし)」というものがあるそうです。立冬のころに、松の幹の中に巣くう害虫となるマツケムシ(マツカレハ)から松を守る対処法として、幹にワラを巻く「菰巻き(こもまき)」が行われます。そして、その菰を外して菰焼きを行う「菰外し」が啓蟄の期間に行われるという風習があるようです。
ワラの腹巻をしている松、私は毎日通勤途中でみています。こちらは市の文化財にも指定されている「四ツ橋の松」。これも啓蟄にちなんだ風景です。

普段旧暦を意識しない私たちも、季節を感じる時には、「大寒」「立春」など二十四節気を用いたりします。カレンダーを見て「3月6日か」と年度末を憂うより、季節を感じるヒントをもらった啓蟄の朝でした。

太田町民謡同好会 「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業表彰

2月25日(月)、仙北地域振興局で「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業表彰式が行われました。
「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業は、秋田県が地域づくり活動の活性化を図ることを目的とし、自立的・主体的な活動を行っている団体・個人を表彰する事業です。今年は7団体1個人が表彰を受け、そのうち太田地域では「太田町民謡同好会」が受賞されました。

太田地域からは今まで、24年度に「ちっちゃいもの倶楽部」、27年度に「小神成集落会」、28年度に「太田北小学校児童会」「太田一杯の味噌汁プロジェクト」、29年度に「おおた花の会」が表彰を受けています。
どの団体も、「太田地域のまちづくりと言えば、この方たち」という、地域を元気にする活動を頑張っている皆さんです。今年の受賞団体「太田町民謡同好会」は、昭和59年に太田地域の民謡を愛好する方々によって設立されました。毎年太田で開催される「秋田おはら節全国大会」では、第1回大会から実行委員として大会運営を支えてくださっています。大会当日にはおはら節の伴奏を務め、県内外から出場される方をおもてなしし、民謡を通じた地域の活性化を図っています。また、3年前からは「秋田おはら節講習会」を主催し、正しい民謡の継承に取り組んでいます。

さらに、特色ある活動として、9年前から大曲農業高等学校太田分校の生徒へ民謡指導をおこなっています。太田分校の特色ある学校づくりに全面的に協力し、総合学習の時間を使い月2回ペースで全10回、民謡や手踊りの指導を行っています。太田町民謡同好会の皆さんは、その授業時間に合わせ学校を訪問し、手踊り・唄・尺八・三味線・太鼓などパートごとに指導役を務め、若い世代への民謡継承にご尽力されています。その成果は毎年太田分校の全校民謡発表会で披露され、地域住民や保護者の皆さんに感動を与えています。
このような民謡を通じた地域の活性化をはかる活動が評価され、この度、栄えある受賞となりました

表彰式に参加した高橋利郎会長は「地元が元気でないといけないと思い、地元を大事にして活動しています」と地域への想いを語りました。また、活動の内容を説明し「地域での民謡の継承・普及をはかるためにも、公民館事業や地域子ども会などでも機会があれば民謡指導をしていきたいと思っています」と今後の活動への意欲をスピーチしてくださいました。

表彰式では、主催者あいさつとして草彅作博仙北地域振興局長が「皆さんの活動は、地域の方々が地域を愛する大事な取り組みで、地域のための貢献活動である。このような活動が地域のあちこちにあることで、これからの『せんぼく』を支えていく活動となりうる。皆さんの活動により、他地域からみてここは良い地域だと思われることにつながる」とお話がありました。
また、受賞された方のスピーチの中には、「楽しそうに活動している人が多いと、イベントに来た人も楽しい気持ちになり、楽しみはつながっていく」ということをお話しされた方がいました。また「大人がこの地域で楽しく頑張っている姿を見せることで子ども達はこの地域へ戻ってくるのではないか」と語った方もいます。
受賞団体の皆さんの言葉には、この地に対する愛着と活動を楽しむ姿が感じられました。地域を元気にするには、今暮らしているこの地で、自らが楽しむ姿勢が大事ではないかなと強く感じました。

太田町民謡同好会のほか、大仙市では「大曲商工会議所南部地区協議会(角間川・藤木)」「大仙自然保護の会(大曲)」「にしせん未来塾(西仙北)」が表彰を受けました。
仙北市や美郷町からも3団体1個人が表彰されています。大仙市とは違った発想や資源・地域特性を活かした活動発表がされ、刺激を受け参考になりました。
受賞された皆さん、おめでとうございます。これからの活動も期待しています!

手記集「私の昭和」を発行しました

平成も31年となり、「昭和」がだんだん遠くになってきました。
現在、市民の多くは昭和の戦後生まれですが、やがて昭和の記憶が風化されてしまうおそれがあります。
そこで太田支所では、昭和時代の暮らしや体験、地域の様子などを記録し、戦後の平和で豊かな地域づくりを多くの世代へ語り継いでいくため、平成29年秋に「私の昭和」をテーマにした手記を募集したところ、太田地域内外の31人の方がたから手記を寄せていただきました。
また、過去に広報「おおた」に連載した「鈴木町長が語る町の履歴書」と「明治の男女(ひと)」、そして「時代(とき)の証言」をあわせて太田の昭和の記録として再録し、手記集「私の昭和」(A4版・68ページ)を発行しました。

大正15年生まれの鈴木正吾さんからは、尋常高等小学校から大曲農学校にいたる学校時代から始まり、就職・入営、軍隊生活、終戦復員、そして復職、戦後の復興を400字詰原稿用紙30枚に達筆な字で半生を綴っていただきました。
小田野幸子さん(昭和6年生まれ)は、ピアノを支えに辛い生活を耐えてきたこと
学習院初等科の科長(校長)を務められた髙橋義雄さん(昭和9年生まれ)は、皇族の宮様がたとの交流などの思い出を
福岡功一さん(昭和17年生まれ)は、両親が農地開拓により入植して80年になり、苦労した開墾生活を
鈴木徹さん(昭和22年生まれ)は、身近にある石や棒、枝や紐などで全身を使う昭和30年代の子ども時代の遊びや、木の実、草の実を食べて腹の足しにした野山からのめぐみの思い出などを
髙橋清一郎さん(昭和27年生まれ)は、20代のころ「ギニア共和国の国土基本図を作る」という壮大なプロジェクトに携わった(のちにこの作業はNHKのプロジェクトXに取り上げられ、清一郎さんも登場した)ことを
鈴木弘之さん(昭和31年生まれ)は、昭和45年に太田中学校野球部が初めて全県大会に出場し、準決勝で敗れたが、太田中学校野球部の活躍で当時の太田は「金農旋風」のような現象が起きていたことを
鈴木和賀子さん(昭和38年生まれ)は、運動部の部活動は排球(はいきゅう)部、篭球(ろうきゅう)部などの漢字の名前だったことや高校受検は国語・数学・英語の3教科だったことなど中学時代の思い出を記してくれました。

また、「鈴木町長が語る町の履歴書」(広報「おおた」平成5年5月号から15回シリーズで連載)は、昭和26年4月に長信田村長、昭和30年5月には初代太田村長に就任し、平成7年4月に太田町長を退任するまで通算8期にわたって町勢発展のリーダー役を果たした鈴木孝治氏による終戦後の村づくり、昭和30年の町村合併、財政再建、豊かな農村をめざして村営改良事業や田沢疏水などの国営事業によって農業生産の基盤づくりに取り組んできたことや中学校統合など、まさに昭和の生き証人としての語りをまとめています。

「明治の男女(ひと)」(広報「おおた」平成4年4月号から20回シリーズで連載)は、明治、大正、昭和そして平成を懸命に生きてきた方がたのヒストリーです。

この手記集を読んだ方から、次のような感想が寄せられました。
『その時々を、時代の流れに翻弄されながら、あるいは確固たる自身の道を力強く歩みながら、ここ太田の地に自分を刻みこんできた方がたの貴重な記録である。ここにはまさに本物の「ふるさと」への想いが込められている。地元にあって、ひたすら我が所在での生活を守り続けてきた方がたの(あるいは来ている方がたの)「ふるさと」への思いの強さのすばらしさを改めて感じさせてくれた「私の昭和史」である。』

「私の昭和」は、大仙市内各図書館で閲覧できるほか、太田地域関係者には無料で差し上げています。
太田支所市民サービス課窓口で直接受け取るか、郵送を希望される方は250円相当の郵便切手を次まで送ってください。
〒019-1692(この番号だけで太田支所に着きます)
大仙市太田支所「私の昭和」係 まで