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秋田県大仙市公式ブログ

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切り絵、版画を展示しています。(田村商店in北野目)

西仙北地域の刈和野橋付近にある「田村商店」では、だいせんバーガーが名物です。店主の田村さんは、商店の2階を改造し、自身が収集した木版画家の池田修三さんの版画と、佐々木忠太郎さんの切り絵や写真を展示しています。

田村さんは、池田修三さんの作品に魅了され、70点ほどの自身のコレクションが展示場に並べられていました。


地元以外にも、市内外から、鑑賞に来るかたも多く、展示場にはボランティアスタッフの方が常駐し、作品の紹介をしてくれました。
池田修三さんの出身地である象潟からいらっしゃる方もいました。

場内には、田村さんの妻・ツヤさんのお兄さんにあたる、佐々木忠太郎さんの切り絵や、富士山の写真も展示されています。
佐々木忠太郎さんは、大仙市戸地谷在住で、70代までずっと農業に従事され、10年ほど前から趣味で始めた切り絵や、富士山の写真が展示されていました。
佐々木さんは、富士山に魅了され、色んな場所や角度で時間をかけて一枚一枚シャッターを切り続けたそうです。


展示会は7月4日まで行っています(午前10時から午後5時まで)。
入場料無料です。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、入場時に検温を行っています。

「大綱麦酒」発売します!

大沢郷地区の地域資源「雄清水・雌清水の湧水」、「地場産の原材料」を活かした西仙北地域初のクラフトビール『大綱麦酒(ビール)』が7月6日(月)に発売されます。
大沢郷地域おこし組合と株式会社あくら(秋田市)との共同開発により、製造しました。
雄清水・雌清水の湧水を仕込み水として、大沢郷産の小麦、刈和野産の米のほか、秋田今野商店(刈和野)の酵母を使用し、地場産の原材料を活かしたクラフトビールとなっております。
横手市大雄産のホップのほかに、アメリカ産のホップも使用することで、フルーティーなアロマな仕上がりになっております。また、米を使用することで、スッキリとし、小麦で口当たりがやわらかになり、「ペールエール」という飲みやすいスタイルがベースです。
商品名とラベルデザインには、西仙北地域を彷彿とさせる大綱と、湧水の清涼感と爽やかなイメージを持たせました。
是非、ご賞味ください。

【発売日】令和2年7月6日(月)
【価格】550円(税込み)
【内容量】330ml
【販売場所】よねや(とまき店、富士見店、大曲中央店、角館店)タカヤナギ(イーストモール、グランマート中通店、白金店、飯田店、秋田市の外旭川店、泉店、手形店)ぬく森温泉ユメリア売店、道の駅きょうわ、道の駅かみおか 等

 

大沢郷地域おこし組合の活動を紹介します!

西仙北地域の大沢郷地区では、市民団体「大沢郷地域おこし組合」が地域づくり活動をしています。大沢郷地域おこし組合は、雄清水を守る会、亀田街道を守る会、大沢郷地区の自治会、農業法人宿ファームの人々で構成されています。今回は、活動の一部を紹介いたします。

現在、大沢郷地域おこし組合では、「雄清水・雌清水」の湧水を活用し、ワサビとレンコンを栽培し、特産品化を目指しています。
「雄清水・雌清水」は、1年を通して12℃前後で、毎分500ℓ自噴する涸れることのない延命の水として知られており、多くの人が湧水を汲みに訪れています。この湧水を高熱のときに飲んだら熱が下がったということで、「水神様が宿っている湧き水だ。」と古くから言い伝えられてきました。地元の酒友会の「大綱の響(つなのひびき)」には「雄清水・雌清水」が使用され、モンドセレクション1997で金賞を受賞しました。


湧水の横には、無人直売所があり、季節の野菜、苗などが販売されています。
この日も、地元で採れたての野菜が売られていました。

直売所の近くには、笹の木がありました。
もうすぐ、七夕です。
雄清水を守る会の方が用意したもので、水を汲みに来た方に、各自の願いを書いてもらうようにと短冊も置いてありました。7月7日まで飾るそうです。

6月21日(日曜日)、地域おこし組合と地元住民が協力して、レンコン畑の除草作業を行いました。


レンコン畑は、底が深く、一度畑に入ると膝まで浸かり、足場が安定しない状態で除草作業を行うため、雑草を抜き取るのも一苦労です。
雪そりに抜き取った雑草を入れて運びます。


この日の最高気温は30℃の真夏日で、太陽から降り注ぐ日光が容赦なく肌に突き刺さりました。

レンコン畑には、除草剤を使用できないため、人海戦術で地元住民が協力して、一つ一つの雑草を抜き取ります。とても大変な作業です。
地元の思いが込められた、レンコンの収穫が待ち遠しいです。

ワサビもすくすくと育っています。