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おかげさまで5年目! 太田分校レストラン

晴天に恵まれた令和4年10月25日(火)、中里温泉レストランを会場に「太田分校レストラン」が開催されました!

「太田分校レストラン」の開催は今年で5年目。大曲農業高校太田分校の生徒が考案したメニューを、中里温泉レストランで調理し提供するもので、価格は1個850円。新型コロナウイルス感染防止のため、昨年度に引き続き「テイクアウト方式」でのお弁当販売となりました。

太田分校の情報教養コース3年生7人の生徒が考案した今年のメニューは「豚バラの竜田揚げ」「鶏肉とカボチャの旨煮」「甘鯛の西京焼き」など8品、そしてご飯は太田分校の特別栽培米。これは無農薬・無化学肥料栽培!!全校生徒で草取りをしたり、農業コースの生徒たちが昔ながらの手押し除草機で除草したりと大切に育てたお米で、秋田県の特別栽培米認証を受けている大変美味しいご飯です。また、お弁当のメニューカードや箸袋、プレゼントの小物も生徒たちの手作りです。

当日、朝早くから生徒達はオープンに向けて、調理の補助、お弁当の盛りつけ、店内の清掃などの仕事をしました。

そして接客の手順についても教えていただき、ついにオープン!!

生徒は2人1班となりローテーションでお客さんにお弁当を渡しました。たくさん買ってくださったお客さんには、車まで持っていくなど、緊張しながらもしっかりとした「接客」です。「毎年、楽しみにしているよ」と声を掛けてくれた女性がうれしそうにお弁当を持って行くのを見て、見守る立場の私たちまでうれしくなりました。

また玄関では太田分校で収穫された「里芋」「ネギ」そして「特別栽培米」、また大農本校の生徒たちが作った「ジャム」「ぶどう液」そして「みそ」が販売され、こちらも人気のようでした。

当日は通常どおりレストランも開店しているため、店内で食事されるお客さんへの配膳や片付けも行いました。お水を持っていったり、料理を持っていったりと、見ているこちらが少しドキドキしましたが、ミスのない仕事でした。

午後1時過ぎ、予定していたお弁当が完売。無事、令和4年度の「太田分校レストラン」が終了。

参加した生徒、津島杏輔さんにインタビューしてみました。
Q 今日の感想を教えてください。
A 接客は初めてでしたが、中里温泉のスタッフに色々教えてもらって、丁寧にできたと思います。
Q 準備も含めて、大変だったことは何ですか?
A メニューカードやプレゼントを作るのが、慣れていないので難しかったです。
Q うれしかったことは何ですか?
A お弁当販売だけでなく、レストランの配膳や片付けをさせてもらいましたが、お客さんから「おいしかった」や「ありがとう」と言ってもらったのがうれしかったです。

太田分校の生徒の皆さん、お疲れ様でした。地域にとっても皆さんにとっても素敵な1日になったのではないでしょうか?太田分校生のますますの活躍、そしてさらなる飛躍に期待しています!!!!!