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エディブルフラワースイーツ試食会 開催しました

春分の日の3月21日(火)、中里温泉2階「薬師の間」でエディブルフラワースイーツ試食会を開催しました!

「エディブルフラワー」とは、Edible(食べられる)Flower(花)の名のとおり、花を食材として使うこと、またはその花のことです。毒性がないことが条件で、無農薬栽培されているので安心して食べることができます。「花のまち太田」では、学校や各集落の花だんづくりや、スイセンロードなどの「見て楽しむ花」の取り組みは昔から盛んに行われてきました。しかしそれに加えて、新しい取り組みとして「食べて楽しむ花」の可能性に着目しました。
以前、太田支所職員を対象にエディブルフラワーを使ったスイーツを試食してもらいましたが、今回はさらに多くの方々から食べていただき意見をお聞きしようと、試食会を開催することになりました。

試作品のスイーツを製造してくださったのは、太田地域唯一のお菓子屋さん「やをら」さん。
昨年2月にオープンし、秋田オリジナル糀「あめこうじ」を使ったスイーツや、種類豊富なベーグルをメインに、からだと心に優しい秋田の味をお届けしているお店です。
はじめてこの試食会の企画についてお話ししてから、とてもノリノリで協力してくださり、素敵なアイディアもたくさん出してくださいました。

当日用意してくださったお菓子は、「米粉シフォンのカップケーキ」「雪国ぷりん」などの6種類。数量やサイズの変更など、直前に無理なお願いをしてしまったにもかかわらず、とっても可愛くておいしいスイーツを仕上げてくれました!ちなみに今回使用したエディブルフラワーは、色の種類が豊富で最もポピュラーなものの一つ「ビオラ」と、鮮やかな真っ赤な花びらが印象的な「サンブリテリア」です。
今回は秋田市の「ナラ農場」さんから購入したものを使用しました。

はじめての企画でお客さんがたくさん来てくださるか不安でしたが…
開始の2時30分になるとお客さんが続々と訪れ、すぐに会場は満席に。
楽しそうにスイーツを選ぶ方、写真を撮りながら味を楽しむ方、そして真剣にアンケートを記入する方の姿がありました。

100名分のスイーツを用意していましたが、予想を上回り早くも1時間ほどで完食となってしまいました。

アンケートを記入してくださった方の中から、感想のコメントをいくつかご紹介します。
「シンプルなお菓子もお花があることで華やかになって可愛いと思いました」
「お花に味がないので、シロップ漬けなどにすると食べやすくなると思います」
「写真映えするので、SNSを活用する若い世代に認知を広げていけたらいいと思います」
「スイーツがおいしかったので、やをらさんに行ってみたいです」
「地域内でのイベントがうれしかったです。人が集まり、地域も元気になるので機会があったらまた参加したいです」

その他、貴重な意見をたくさんいただきました。
お花やスイーツ自体についてのご意見はもちろんですが、コロナ禍も落ち着いてきたことで、このように人が集まるイベントができるようになってうれしいという声や、これを地域の活性化につなげていってほしいという声を多くいただいたことが印象的でした。

このアンケート結果は、今後の地域活性化に必ず活かしていきたいと思います。
これからのエディブルフラワー事業の展開については、このブログや地域版広報などで随時発信していきますので、お楽しみに!
ご意見やご質問がある方は、太田支所地域活性化推進室までご連絡をお待ちしています。

 

祝20周年!東今泉ふれあい・いきいきサロン記念発表会

3月16日(木)、敬愛館で東今泉ふれあい・いきいきサロンの皆さんによる「20周年記念発表会」が行われました。

昨年の7月にも、サロンの活動についてお伝えしましたが、(「ふれあい・いきいきサロンで特殊詐欺を防止!」)このサロンは大仙市社会福祉協議会の支援を受けて地域の方々が自主的に運営しているもので、活動開始から今年で20周年を迎えました。

会のはじめに、恒例となっているタオルを使った「だいせんいきいき体操」をみんなで行いました。

続いて、サロンの設立当初は社会福祉協議会職員として、そして今はボランティアとして携わってきた代表の大信田祐子さんから、サロンのこれまでの足跡についてお話がありました。当時の太田町役場から社会福祉協議会に、「高齢者の集いの場所を」という依頼があったことにより、2001(平成13)に職員で近隣市町村のサロンを視察。そして2002(平成14)年9月19日からサロンとしての活動がスタートしました。

最初は毎月第3木曜日に、皆で集まり昼食作りをするのがメインでした。年数が経つにつれて内容もどんどん工夫を凝らしたものになっていき、対象者の趣味を活かした手芸や自作の体操、また幼稚園や老人ホームとの交流も行いました。

大信田さんは今後の課題について、「後継者を育て、より一層サロンを拡大して続けていきたい」と話しました。

そしていよいよ発表会です。4月から3月の一年間の活動内容について、月ごとに対象者とボランティアの方がペアになって発表を行いました。

6月の発表は「幼稚園児とのグラウンド・ゴルフ」。サロン設立当時から幼稚園との交流は続いており、コロナ禍になってからは屋外でグラウンド・ゴルフをしています。発表者の飯村さんは、「会員みんながまた来年もやれるように『元気でいよう』と思う瞬間です」と話しました。

また、10月の発表は「昼食会(回転寿司)・買い物等」。発表者の高橋さんも一番心待ちにしている行事だそうです。美味しいお寿司をお腹いっぱい食べた後は買い物へ。気に入った服があっても買おうか決められずにいるときの「それあなたに似合いそうよ」という助言もうれしいとのこと。

そして最後の3月「20周年記念創作発表」は代表の大信田さんが行いました。様々な場所に見学に出かけたり、健康のために体操を取り入れたり、脳を休めないためにそれぞれに発表してもらったり。毎回色々と考えて計画していますが、「それぞれの思いが次のステップになるかと期待を込めて楽しみにしています」とのこと。最後は「人生100年。介護に頼らずいつまでも笑顔で自力で頑張ろう!」と締めくくりました。

どの月の発表者からも、サロンの活動を心から楽しみにしていることが伝わってきました!

東今泉ふれあい・いきいきサロンの皆さん、20周年本当におめでとうございます!地域の方々の心の体の健康のため、これからも元気で活動を続けてくださるよう応援しています。

協和中学校から地域に発信!!〜パープルリボン運動〜

協和中学校では、いじめゼロを目指して『パープルリボン運動』に取り組んでおり、紫色のリボンを着用することで

「いじめをしません。」「いじめや困っている人を見逃しません。」という意志表示を行っています。

この運動を、中学校の中だけでなく、協和地域や大仙市全体に広めるため、協和中学校生徒会執行部の皆さんが

協和支所を訪問してくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

生徒会執行部の皆さんから『パープルリボン運動』について説明を受け、

支所長・市民サービス課長・協和公民館長が缶バッジやポスター等を受けとりました。

 

 

 

 

 

 

 

最後に生徒会執行部の皆さんと写真を撮らせていただき、大変有意義な時間となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来庁者の皆様へ向けた缶バッジ配布ブースを設置しました!

ぜひ缶バッジを着用し、「誰一人取り残さない社会」を目指しましょう!

Let’sトレッキング!大台スキー場で親子ウインタートレッキング

令和5年3月5日(日)、今シーズンの営業を終えたばかりの大台スキー場を会場に親子ウインタートレッキングが開催されました。
ウインタートレッキングは、真木真昼県立自然公園のミリョクをもっと広く知ってもらおうと、県の実施する地方創生事業を活用して令和2年度から開催しています。これまでは川口渓谷での開催でしたが、今回初めて大台スキー場で開催されました。

参加者は親子と友達7組、案内人、同行者合わせて25人。気持ち良い晴天に恵まれ、スキー場から見下ろす素晴らしい眺望に期待が高まります。
準備体操をして、いよいよ中腹にある林間オリエンテーリングコースを目指して歩き始めました。圧雪されたコースを外れると動物の足跡があちこちに。子どもたちは足跡の解説シートを見て、どんな動物か観察していきます。

ちなみに野ウサギの足跡はこんな足跡です。前足をついてから二本の後ろ足でぴょんと飛ぶのでこんな形になるのだそうです。ゲレンデにある有名な一本梨の木の横で休憩すると、眼下には仙北平野と遠くに姫神山、鳥海山がくっきりと浮かびあがり疲れが吹き飛びます。

そこから10分くらい登ると、冬の間、人が入らないオリエンテーリングコースに到着です。真っ白な雪の上を走る気持ち良い体験に子供達は大はしゃぎ、付いていく大人が大変です。

案内人リーダーの倉田さんは「学校の勉強も大切だけど、もっと自然に触れあってじっくり観察することも大切。生きた知恵を自然から学ぼう」と子どもらに訴えます。半日と短い時間でしたが、トレッキングの楽しさを満喫できました。きっと大人のみなさんは次の日筋肉痛だったことでしょう。
真木真昼県立自然公園は季節ごとにミリョクがいっぱいあります。これからも楽しいイベントを企画していきますのでご期待ください。

トレッキングの様子は動画でもご覧いただけます!(市公式YouTubeチャンネル)
トレッキングとは?
山登りや山歩きなどを目的とし、美しい自然景観やそこに息づく動植物などの観察を楽しむアウトドアアクティビティの一つです。語源は、移動あるいは旅行などの意味を持つ英語のTrek(トレック)からきています。(出展:ACTIVITY JAPAN)