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消防職員意見発表秋田県大会で最優秀賞を受賞!!!

太田支所市民サービス課の消防・防災担当の佐藤史也です!2回目の投稿大変緊張しております!前回の初投稿時には、たくさんの方に読んでいただき、更にたくさんの反響をいただいて、大変嬉しく思っております。

タイトルの件ですが、2月10日(金)に秋田市のホテルにて第40回消防職員意見発表秋田県大会が開催されました。当日は県内12の消防本部から12人の方が意見発表を行いました。大曲仙北広域市町村圏組合消防本部からは大曲消防署東分署の茂木雄大さんが意見発表を行い、見事、最優秀賞に選ばれました。茂木さんは旧仙北町の高梨出身で、まだ22歳!という若さです。私は29歳にもなりますが、とても茂木さんのように堂々と大勢の前で意見発表などできません(汗)

茂木さんの発表テーマは『燃焼実験を活用した避難訓練』。燃焼実験の映像を作成して、訓練の行動に入る前に、実験映像を避難訓練の参加者へ見せることによって、訓練への意識向上に繋がるとし、「避難訓練の形骸化を改善することができる」と訴えました。

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(画像の一番左の方が茂木さんです)

実は、大曲仙北広域市町村圏組合では、消防職員意見発表秋田県大会で5年連続最優秀賞を受賞していることもあり、茂木さんには6年連続のプレッシャーが重く圧し掛かっていたかと思います。しかし、私は「もしかしたら茂木さんが最優秀賞を掴むのではないか」と心の中で思っていたのです。それは何故かと言いますと、茂木さんの意見発表の様子を何度か見ていたからなのです。大曲消防署東分署は旧太田町に存在し、茂木さんの意見発表練習場所は主に太田文化プラザ(太田支所の隣の建物)でした。

(以下、練習風景)

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茂木さんを指導する方は、平成26年に消防職員意見発表全国大会で最優秀賞を受賞した新田理沙さん(角館消防署)の指導員や、平成27年に東北支部消防職員意見発表会で優秀賞を受賞した石郷岡美幸さん(角館消防署)の指導員、意見発表の指導に定評のある市内中学校の先生など、とても豪華な顔ぶれです。

指導員の方々から熱の入った指導を受け、茂木さんの意見発表はどんどん良くなっていきました。茂木さんは自主練習もたくさんされていたようで、最終練習日である9日(木)に指導員の方から「雄大、おめ毎日練習してらったが?」「最初のどぎより格段に上手ぐなってるど!」とお褒めを受けていました。

もちろん、県内他の代表者の方々も素晴らしい指導員の元、長い期間にわたって練習を行ってきたかと存じますが、2週間弱にわたる練習(大曲仙北管内の予選会を含めれば、もっとたくさん)の成果を遺憾なく発揮された茂木さんに軍配が上がったのではないかと思いました。

茂木さんは4月26日(水)に新潟県で行われる東北支部消防職員意見発表会に、秋田県代表として出場します。ご健闘をお祈りします!

ちなみに、タイトルの写真ですが、左の方が茂木雄大さんです。右の方が茂木さんの上司である佐藤明志副分署長です。お二人とも2部(美郷町千畑地域)担当です。写真は太田支所にて撮影。

太田の火まつり coming soon… part3 ~願いごと五色にたなびく~

2月18日(土)、奥羽山荘西側広場において、第36回太田の火まつりが開催されます。
開催に向けての準備もいよいよ大詰めを迎え、支所の市民ホールも、より一層火まつりムードになってきました。
IMG_7416太田地域の小正月行事を一堂に集め行われる太田の火まつり。
当日はスケジュールに沿って、雪中田植え、東今泉八幡太鼓の演奏、紙風船上げ、天筆焼き、冬花火といった各種イベントが開催されます。
見どころの一つ「天筆焼き」は、稲わらで作った高さ10メートルの塔に火をつけ、その炎で五穀豊穣や天下泰平などの願いが書かれた天筆を燃やし、願い事の成就を祈るもので、このまつりが「火まつり」と呼ばれる所以の一つとなっています。

この天筆焼きで使われる天筆は、緑・黄・赤・白・青(み・ぎ・あ・し・あお)の順に細長く貼り足した五色の短冊に「天筆和合楽、地福円満楽」などの願い事を書いたものです。
火まつりでは例年、地域の小中学生や幼稚園児の皆さんに願い事を書き入れてもらっており、 現在、集められた天筆は順次、支所の市民ホールに飾られています。
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お願いには、
「かっこいいいちねんせいになれますように」
「おおきくなったらけーきやさんになりたい」
「ぷろやきゅうせんしゅになりたい」といった可愛らしいものから
お兄さんお姉さんになると、
「中学で部活と勉強を両立できるよう頑張る」
「テストで100点がとれますように」
さらには「日本がもっとよくなりますように」
のような頼もしいものまで様々です。
IMG_7426 IMG_7427火まつり当日は、たくさんの天筆が雪原の会場に色を添え、燃え盛るかまくらで焚き上げられます。
是非会場に足をお運びいただき、子供たちの願いが、天高く舞う様子をご覧ください。

▼天筆焼きの様子
23火まつり(天筆)■天筆焼きの由来■
かつての天筆焼きは、ほとんどの集落で行われていた小正月行事で、地域によっては「かまくら」とも呼ばれていました。
小正月を前に、地域の若者たちが近くの野や山から伐ってきた木を雪の田んぼに立て、行事当日の朝、子供たちが家々から集めてきた稲ワラを木に巻きつけて稲ワラの塔(かまくら)を作ります。
夜になると地域の人たちがそこに集まり、ワラを松明のように仕立てて火をつけ、その火をワラの塔につけようとする側、つけさせまいと塔を守る側に分かれて攻防が始まります。
徐々に塔に火が移る頃になると、竹の棒の先に天筆をかざし、火力で天筆が高く燃え上がると願い事がかなうとされ、その火柱に皆が手を合わせました。

太田町新田で念仏講

太田地域の新田地区では、毎年2月の上旬に老人クラブの皆さんが集まり、念仏講を行っています。
今年は、2月7日(火)に新田生活改善センターで行われました。

例年なら、近くの若木様を祀ったお堂(通称:ちょうろう様)の前で、吹雪の日でも外で行われていたようですが、風があまりに強かったため今年はセンターの中で行われました。ちょうろう様は、天然痘が流行した時代、この地区に天然痘が入ってこないように願って祀られたそうです。小正月のこの時期に、健康を願い古くから行われていたことが推察されます。

今回、念仏講に集まったのは15人。新田地区の老人クラブの皆さんは、「この時期はこれ。夏はグラウンド・ゴルフ。みんなで集まるのが楽しい」と、念仏講を冬の楽しみにしているようです。

長さ10mほどある大きな数珠を皆で持ち「南無阿弥陀仏」と唱えながら、回します。中央に鐘を鳴らしながら音頭をとる方が一人入ります。IMG_3422

ここ数年、この役を務めているのは髙橋イトさん(81歳)。皆さんに大ベテランと言われるイトさんは、「本当だばおらも珠さいっぱい触りでんだども」と愛嬌たっぷりに話します。イトさんが「南無阿弥陀仏」と先導し、そのあとに全員で「南無阿弥陀仏」と声を揃え唱えます。大きな数珠には、等間隔に大きな珠が3つあり、それが回ってくると、ありがたさを思い少し持ち上げます。IMG_3430

念仏は何度も繰り返され、そのうちすっと隙間を作ってくださり、取材に訪れた私を「かだれ」と誘ってくださいました。遠慮なく、早速かだらせてもらいました。数珠の木製の珠はつやつやと手触りがよく、声を揃え念仏を唱えると、一体感から心穏やかになります。これは、やはりありがたさが沁みます。毎年楽しみに集まることも納得です。IMG_3445

休憩中に話を伺うと、新田地区では、昔は人が亡くなると、その家を訪れ念仏講を行っていたそうです。隣近所の方が集まり、念仏を唱え数珠を回すことで悲しいことを良いことに変えようという思いがあったようです。数珠の大きな珠がちょうど止まった方には、いいことが起こると言われたそうです。

現在使用している数珠には「昭和28年」と表記がありました。それ以前に使用していたものが火事で焼失したため、この年に新しくしたということです。以来、この地区の健康と安泰を願い多くの方の手で回されてきたのだろうと思うと、ありがたみが増します。

今回集まった15人の最年長は85歳。念仏を唱える間ずっと立っていても疲れ知らず。見渡せば、15人とも元気そのもの!毎年、この念仏講により健康の恩恵を受けているのだろうと思わずにいられません。

太田地域では、新田地区のほかにも、時期は違いますが、斉内地区や小曽野地区でも人形道祖神(通称:おにょさま)の前で、念仏講が行われています。秋田県内では山内地域の百万遍念仏講が有名ですが、実は小曽野地区の念仏講の映像が、宮城県多賀城市の「東北歴史博物館」の映像展示室で映し出されており、太田の念仏講も知名度では負けていません。

新田の老人クラブの皆さんは「若い人だば仕事あるべ。おらだがやれねぐなれば、誰もやらねぐなるがもな」と遠慮がちですが、きっと若い世代の参加と継承を待っているはずです。地域の大先輩である高齢者の話を聞けば、まだまだ知らない地域の伝統があるかもしれません。耳を傾け、足を運んでみると、きっと大先輩たちはいつだって優しく「かだれ」と言ってくれると思いますよ。

まだまだ知らない太田があるかも知れない!皆さんもいろいろな地域行事にかだってみてください。そして太田支所への情報提供、お待ちしています♪

雪まる隊太田地域 一斉活動

2月5日(日)、太田地域の雪まる隊の一斉活動が実施されました。
「雪まる隊」は団体や個人の方がボランティア登録し、高齢者や障害者等の自立で除雪できない世帯の除雪を実施するボランティア団体です。
この日は、今年度の初出動日となりました。
8時30分に、太田保健センター前に41人のボランティアが参集しました。IMG_1697

今回参加してくださったのは、ライオンズクラブのメンバーや、民生委員の方、東今泉青年会の方、下堰部落会の皆さん、建設技能組合の皆さん、太田支所職員などです。

開始前に、大仙市雪まる隊の大信田孝文会長が「今年は降雪も少ないため、9軒という少ない数の要請となったが、9軒それぞれの家の状況に応じた除雪が求められているので、要望にあう除雪をお願いしたい。雪まる隊は11年目となるが、皆さんの協力は大変ありがたい。今後も継続して続けていきたい」と挨拶。IMG_1693

その後、41人のボランティアが6グループに分かれ、スコップやスノーダンプを持ち、除雪要請のあった9軒それぞれに向かいました。

 

積雪はそれほど深くないものの、やはりその家々ごとに要望は様々で、家の後ろのガスボンベまで回れるようにしてもらいたい、コンポストまで道をつけてもらいたい、屋根から落ちた雪が窓にあたっているので寄せてもらいたいなど、状況に応じた除雪をしていきました。IMG_1712IMG_1752

IMG_1783下堰部落会の方々は、割り当ての世帯の雪寄せが終わってから「地元だから」と同じ集落の方の家にまで駆けつけてくれました。「こっちもやろうが?」と、気心知れた間柄から積極的に軒下の雪を寄せていました。
除雪をお願いした方からは「なんと、いがった」「ありがでぇ」「なんぎかげだ」と感謝の言葉がたくさん聞かれました。
参加された皆さん、ありがとうございました。

大仙市では、平成27年度より福祉の視点と、地域づくりの視点から、新しい2つの雪対策事業を展開し雪に負けないまちづくりを目指しています。
高齢者等世帯の除雪費用が割引となる利用券の交付や、自治会等の集落単位での助け合い除雪への助成を行っています。大仙雪まる隊は、それ以前から、ボランティア精神のもとに地域の除雪弱者の味方として活動してきました。大仙市の政策としての雪対策とともに、今後も強い味方となり雪に負けないまちづくりを支えてくれることと思います。これからの活動も期待しています!

太田の火まつり coming soon Part2 ~紙風船づくり~

「太田の火まつり」の開催が、近づいてきました。今週の降雪も火まつり開催にちょうどよい雪をもたらしてくれているように思います。
2月18日(土)の開催に向け雪の準備も順調、そして各町内会や子ども会、学校・園などでは当日上げる紙風船の作製に精を出しています。

「太田の火まつり」は、小正月行事の伝承という目的から始まったイベントです。天筆焼き・紙風船上げ・雪中田植えなど太田地域に古くから伝わる小正月行事を集め開催されますが、当日のイベント参加のみならず、準備の様子や風景にこそ受け継いでいくべきものが詰まっています。一つ一つの行事の意味合いを調べたり、行事に使用する天筆・紙風船などの作製を地域の大人と子どもが一緒に行うことで伝承がなされています。

太田支所では、地域に伝わる小正月行事に少しでも触れたいという気持ちから、毎年紙風船づくりに挑戦しています。
今年は、1月に大仙市の地域おこし協力隊に着任した渡邉衣里さんも参加してくださいました。衣里さんは、普段は本庁舎のまちづくり課で勤務されていますが、大仙市内の伝統行事に積極的に参加したいと、今回の紙風船づくりもハリキッて太田に足を運んでくれました。

少し若返ったメンバーで早速紙風船づくりのスタートです。まずは紙の貼り付けから。グラシン紙という薄くて軽いそして空気が抜けにくい紙を貼りあわせていきます。グラシン紙は76㎝×101㎝の長方形、これを全部で33枚使用し、一つの紙風船が出来上がります。

工程①グラシン紙を4枚貼りあわせ縦長の用紙を8枚作り、その8枚に絵柄や文字を描きます。
工程②風船型にするために、上になる部分と下になる部分を三角に切り、貼りあわせると丸みを帯びるようにします。
工程③上になるてっぺん部分にもう一枚のグラシン紙を丸く切って張り、蓋をして空気が抜けないようにします。下の部分には針金を回し固定するとできあがりです。

今年の作製風景を紹介します。

工程①-1グラシン紙を貼りあわせていきます。IMG_7315

 

工程①-2絵柄の下絵を描いていきます。絵柄部分は、縦長になったグラシン紙を2枚貼りあわせ大きな面にして描きます。今年は太田のマスコット「ささ太」と、ねんりんピックPRの絵柄を描きました。IMG_7327

 

工程①-3絵具で色鮮やかに仕上げます。黒でフチ取りをするとピリッと絵柄が引き締まります。IMG_7356IMG_7346

 

工程①-4文字部分は太田支所の谷口市民サービス課長が習字の筆で、ものの5分ほどで滑らかにダイナミックに書き上げます。IMG_7379

 

工程②-1絵柄・文字が乾くまで待ち、乾いたら全ての紙を重ねあわせ、上下の部分を斜めに切り落とします。IMG_7384

 

工程②-2風船になるように、裏表を間違わないよう隣同士の紙を貼りあわせていきます。ここが一番難しい!IMG_7389

 

工程③-1てっぺん用に紙を丸く切り、上部に貼り付け蓋をします。IMG_7397

 

試しに温風ヒーターの前で温かい空気を入れ膨らませてみます。色鮮やかに穴もなくいい出来栄えです。IMG_7401

 

衣里さんは出来上がった紙風船の中を覗き込み、興味津々の様子。紙風船づくりは初体験だったそうです。やりきった満足げな笑顔がキュートですね。IMG_7413

 

職員による紙風船づくりは一日がかりとなりました。太田地域の各町内会や子ども会、学校や園でもきっと同じように賑やかに楽しく作製していることと思います。

大人になっても、みんなで一つの物を作り上げる満足感は同じです。自分たちで作ったと思うと、当日への楽しみが膨らみます。太田の大人も子どもも同じ気持ちで当日会場に足を運んでくれることを信じています。2月18日(土)は奥羽山荘西側広場へ Let’s go!

太田の火まつり coming soon… part1

太田地域冬の大イベント「太田の火まつり」が、2月18日(土) 奥羽山荘西側広場(グラウンド・ゴルフ場)で開催されます。
太田支所では、支所を訪れる皆様に周知し、太田の火まつりを地域で盛り上げて行こうと、支所市民ホールの掲示コーナーを一新しました。
IMG_3361本開催で第36回目を迎える太田の火まつり。
地域の小正月行事の伝承を目的として開催され、雪中田植え、東今泉八幡太鼓、紙風船上げ、天筆焼きといった地域の伝統行事が一堂に集まり、例年観客を魅了しています。

さらに、近年では冬花火も打ち上げられるようになり、地域内外から老若男女が集まる大イベントへと成長しています。IMG_3366

掲示コーナーでは、火まつりの雰囲気が伝わるよう、これまでの開催時の写真を掲示し、その両脇には「五穀豊穣楽」「学業成就楽」などの願いを書きこんだ1/3サイズと1/4サイズの天筆を吊り下げ、彩りを添えました。

既に地域の幼稚園や小中学校生では園児・生徒たちによる天筆への筆入れが、そして太田生活改善センター(旧太田公民館)の集会場では地元有志の皆さんによる紙風船が、それぞれ作製作業の大詰めを迎えているところです。

また、開催に向けての準備も、火まつり実行委員会の皆さんが中心となって、地元駐在所や消防署、消防団の皆さんからもご協力をいただきながら、着々と進められている最中です。

IMG_3368前回開催時は、季節外れの風雨に見舞われ、厳しい環境下での開催となってしまいましたが、それでもご来場いただいた皆様や関係者各位のご協力をもって盛会裏に終了することができました。
やはり、火まつりに先立ち願うのは、好天に恵まれ無事に開催されること・・・
「無事開催楽」といったところでしょうか。
今年も多くの方々にご来場いただき、盛大に開催されることを祈っています。

なお、悪天候であっても奥羽山荘西側広場に隣接する「ふれあい交流館」館内等で開催します。(下写真:昨年度開催時の様子)
DSCF2074このような、送風機等を使った紙風船上げのデモンストレーション(試し上げ)を行うほか、その他日程についても、室内(一部屋外)で通常どおり実施します。
皆様のご来場お待ちしています。

■各種イベント日程■
17:00~ 開場、 イルミネーションライトアップ、甘酒振舞いサービス
17:15~ 神事
17:45~ 餅つき
18:00~ 開会宣言
18:05~ 福分け 餅振る舞い  ※なくなり次第終了
18:30~ 雪中田植え
18:50~ 東今泉八幡太鼓
19:10~ 紙風船上げ
20:00~ 冬花火(第1部)
20:15~ 天筆焼き
20:40~ 冬花火(第2部)

 

 

 

 

 

太田の花 販売1億円達成

花のまち太田は、花いっぱい運動や花壇づくりばかりでなく花きの栽培も盛んです。

昨年11月末にJA秋田おばこ太田支店花き部会の販売額が念願の1億円を達成し、1月20日に中里温泉で花き生産者や関係者約50名が集まり、祝賀会が開催されました。IMG_9226

祝賀会では、主催者を代表してJA秋田おばこ太田支店花き部会の高橋孝夫部会長が「太田の花き部会は今から25~6年前に会員7~8名の花き栽培研究グループとして発足した。発足当時はコスモス、マイクロマム、カーネーション等を栽培し、栽培技術も市場調査も何もなく、ただ作ったものを売るというだけで、安く取引された。その後の生産者の懸命な努力とJAをはじめとする関係機関の支援をいただき、平成19年度は3,800万円だったものが、このたび販売額1億円達成となった。先駆者たちが茎を伸ばし、それを引き継いだ若い生産者たちが切磋琢磨しながら実績を伸ばしてきた。これまで1億円達成は大きな目標であったが、達成した今は通過点だと思っている。若く力のある生産者が増えてきており、花の産地としてますます頑張っていきたい」とあいさつ。

来賓として出席した安達太田支所長(市長代理)は「1億円達成、おめでとうございます。生産者のみなさんの日々の努力が実になり1億円達成となった。太田地域では、10年前の平成18年にエダマメの販売が1億円を達成し、このたびは花きが1億円達成となり、次の1億円は何かな、と大きな期待と楽しみがある。今年4月には世界花火シンポジウムが開催され、世界中から来訪される方がたに花火ダリアでお迎えする計画もあるようだ。栗林市長が太田支所に来るたびに花き農家のみなさんからたくさんの花をいただき、市長を迎えている。みなさんの気持ちは間違いなく市長に届いている。農業のまち太田は、農業が元気であれば地域経済が活性化する。太田支所でも一生懸命応援するので、今後とも頑張っていただきたい」とエールを送りました。

またJA秋田おばこの藤村正喜代表理事組合長は「JA秋田おばこでは、園芸販売額を29年度に29億円、30年度に30億円になることをめざしている(平成27年度実績は約25億円)。その牽引役は太田であり、JA秋田おばこ14支店ある中で太田支店の販売実績がダントツである(平成27年度実績は約5億円)。花き部門のさらなる頑張りを大いに期待している」、池田正孝JA秋田おばこ花き部会長は「花き部会は、農協合併の前に統合してJA秋田おばこ管内の花き生産者が一つになり、技術の平準化や市場への売り込み、そして仲間づくりに取り組んできた。太田の花き生産者の頑張りは素晴らしい。2020年の東京オリンピックでは、JA秋田おばこの花でメダリストにブーケ(花束)を贈りたい、という大きな目標を持っている。太田地域の生産者の努力を称えるとともに、これからまた大きな目標に向かって花き部会一丸となり頑張っていきたい」とあいさつがありました。

会場の各テーブルに花き部会ならではの、自分たちで持ち寄った花々で自作のフラワーアレンジメントが並びます。IMG_9234

花き部会の女性会員の皆さん。華やかさが際立ちます。

 

太田地域の花き販売額は次のとおり(JA秋田おばこ太田支店花き販売実績)
平成17年度   2,552万円
平成22年度   5,754万円
平成27年度   9,626万円
平成28年度  1億  81万円(平成28年11月末現在)

 

太田地域で販売額1億円達成はエダマメに次ぐ快挙で、JA秋田おばこ管内でもアスパラガス(仙北地域)、トマト(中仙メガ団地)のみとなっています。

太田地域の花き生産者は、現在40名(38戸 花の種類を違えて父子が2組)、販売額1億円超えを40名の生産者の努力により成し遂げました。中でも若い生産者が急成長しており、大仙農業元気賞やふるさと秋田農林水産大賞担い手部門未来を切り拓く新規就農の部大賞などを受賞しています。1千万円を超える生産者も数人いるそうです。この若い経営者の育成こそが、年々販売額を増やしてきた大きな要因の一つとなっているように感じます。「花のまち太田」で、子どもの時から花いっぱい運動や花だんづくりを通じ、花と寄り添い暮らしてきた若者たちが就農し、花き栽培で地域産業を支えてくれていることは、大変誇らしいことです。

 

太田支所では「庁舎に飾ってください」とたびたび花を頂戴しています。
いつもありがとうございます。

IMG_2897太田支所に寄贈された花の一例。平成28年10月12日太田支所ホールに飾られた花々。

支所では、今回の栄誉を称え、同時に花き生産者の皆さんのがんばり、気持ちを多くの人に伝えるべく応援していきます。ますますの販売額増加と、花の産地として太田の知名度が増していくことを期待しています!

スルスルと入れますように 『合格祈願そば』

1月19日、受検を控えた太田中学校の3年生の皆さんに、『合格祈願そば』の差し入れがありました。

これは、太田町生活リゾート株式会社が、太田中学校の3年生の皆さんに「高校受検でスルスル入れるように」と願い、給食の時間に地元産のそばを食べてもらおうと企画したものです。

太田町生活リゾートでは、地元産そば粉を使用したオリジナルそば「大台そば」を取り扱っています。平成25年の春から、スキー場のオフシーズンを活用し春から秋までの期間限定で、手打ちの十割そばを提供しており、今年で4年目になります。今回の企画を提案した中里温泉の伊勢支配人は、「かねてから、地元の中学生にも地元にこんなにおいしいそばがあるということを知ってもらいたいと思い、そばの差し入れをしたいという構想があった。今回初めての試みだが、継続していきたい」と力が入ります。今回は、スルスル食べられる喉ごしを重視し、十割でなく二八そばを準備しました。IMG_7241

そば打ち担当の小柳さんは、太田中学校に提供する分として朝6時からそば打ちを始めたそうです。9:30頃、太田中学校の調理室に荷物を運び、そばを茹でる準備やそばつゆの準備などを始めました。給食の献立にさらにプラスした「合格祈願そば」のため、通常の一人前の半分の量を一食分としました。12:30の給食の時間までに、3年生と先生方の分全部で78食を茹で、あたたかいそばつゆをかけて、ネギとかまぼこを添えて仕上げます。IMG_7264IMG_7252IMG_7266

給食の時間になると、生徒の皆さんが調理室に来て、あたたかいそばを教室まで運びます。

 

教室では、「ズルズル」「ちゅるるん」「ズズー」とおいしい音があちこちに響きます。

伊勢支配人が3年生の2クラスをそれぞれ訪れ、「皆さんにスルスル入ってもらいたいと思い『合格祈願そば』を準備しました。地元にもこんなにおいしいものがある。がんばって作っていることを知ってもらいたいと思っています。この『合格祈願そば』を食べて体調を万全にして全員合格できることを願っています」と挨拶。クラスの代表が「おいしいそばをありがとうございます。全員合格できるようにがんばります!」とお礼の言葉を述べていました。

「おいしいですか?」と聞くと、「おいしいです」「スルスル入ります」とたくさんの生徒がいい笑顔で答えてくれました。IMG_7288IMG_7282IMG_7277

地元産のそば粉で作った、しかも人の手で打った手打ちのそば、地元の企業が企画しアツアツで提供してくださった、応援の気持ちがたくさんこもったそばは、中学生達の身も心も温めてくれたことと思います。

全員そろって、スルスル入れますように☆

 

※秋田県の高校入試は、正式には「秋田県公立高等学校入学者選抜学力検査」であるため、ブログ中ではあえて「受検」と表記しています。

大台スキー場 1月13日より営業開始!

1月10日の午後から降り始めた雪により、1月13日から大台スキー場もついに営業を開始しています。

 

12日はスキー場の従業員総出でゲレンデの整備にあたりました。

13日の大台スキー場の積雪は80㎝。第1リフト(ロマンスリフト)のみの運転となりましたが、オープンを待ちわびたスキーヤーとボーダーが、ふわふわの新雪を楽しみました。IMG_1373

ときおり雪が降るものの、吹雪くこともなく、なかなかいいスキー日和となりました。午前中には、スキー教室の子ども達の姿もありました。子どもの歓声が響くスキー場は、やっぱりいいですね。IMG_1372

今日はナイターも営業しています。日曜日からは第2リフト(パラダイスリフト)も営業の予定です。

 

ロッジ下の一角では、山猫屋ピザのピザ窯の試運転もありました。IMG_7103

山猫屋ピザは毎週土日、営業予定です。土曜日は12:00~14:00、日曜日は10:00~16:00の営業、一枚500円で本格ピザ窯で焼いたアツアツのピザが食べられます。ぜひお立ち寄りください。

 

13日の午後には視界良好な時間帯も。image1

このロケーション、大台スキー場に行きたくなっちゃいませんか?

皆さん、今週末は、ぜひ大台スキー場へ♪

おおた児童クラブでクッキング教室

このブログは、太田支所にインターンシップ実習にきてくださった角館高校2年の佐藤汰一さんがまとめたものです。(市民サービス課でアドバイスを加えている部分もあります)

1月12日、おおた児童クラブで栄養士さんと食生活改善推進協議会太田支部(ヘルスメイト)のみなさんによる「レッツチャレンジすこやかクッキング教室」が開かれました。IMG_3129

これは、子どもたちに食べ物の味がわかる力、食べ物のいのちを感じる力、食べ物を選ぶ力、料理ができる力、元気な体がわかる力の5つの力を身につけてもらうために開かれたものです。

 

最初は、しっかりと手の消毒をして、クッキング体験がはじまります。

児童クラブの子どもたちは全部で34人、4グループに分かれ、グループごとにヘルスメイトさんがついて先生役を務めます。

メニューは全部で3種類。IMG_3212

そのうち、あらかじめヘルスメイトのみなさんが作ってくれたひじきご飯とカボチャのスープの盛り付けを行います。ひじきご飯は計量カップに盛り、お皿にポンとあけ山形になるようにこだわりの盛り付けをしていました。

カップケーキは、紙コップの中にロールケーキ→コーンフレーク→ヨーグルト→ジャム→ロールケーキの順に重ねていき、仕上げに生クリームとフルーツをのせて完成です。IMG_3152IMG_3166

どれも栄養バランスがよく考えられていました。おいしかったようで、子どもたちの中には何回もおかわりをする子もいたり、レシピを聞いたりする子もいたりと、みんなとても満足そうでした。

 

そのあとは、片づけや休憩をはさみ、栄養士さんとヘルスメイトのみなさんによる「便」についてのお話がありました。健康な体を作るには、よい「便」も大事だということです。よい「便」をするには、バランスの良い食事と、「はやね・はやおき・朝ごはん」の習慣作り、そして運動が大事だとお話がありました。クイズもあり、元気に手を挙げる子どもたちの姿も見られました。IMG_3276IMG_3280

 

最後はじゃんけん列車やおしりで歩いて競争するなどして体を動かしました。IMG_7079IMG_3311

おしりをふって進む動作は腸が活発に動くことでよい「便」につながるそうです。子どもたちは、楽しく健康について学ぶことができたようです。次回のクッキングではどんなものに挑戦するか楽しみです!

太田支所でインターンシップ実習

1月10日から12日までの3日間、太田支所で角館高校2年の佐藤汰一さんのインターンシップ実習が行われました。

太田支所では、支所内の幅広い業務を知ってもらいたいと、書類の整理や印刷といった事務作業から、建設関係の現場業務、また受付や取材という人と接する業務を体験できるよう、メニューを準備し汰一さんの来訪を待ちわびていました。

1日目は農林関係の書類の整理や、道路の穴埋め作業・木の伐採作業・処理場の視察という現場業務を体験、2日目は国土調査の閲覧受付業務のお手伝いと、税務書類の印刷作業を頑張ってもらい、3日目は広報業務として、食育事業の取材とブログ記事編集を体験してもらいました。

IMG_7023書類整理の様子

 

IMG_1413道路営繕作業の様子

 

IMG_7034印刷作業の様子

 

IMG_7096ブログ編集作業の様子

 

ブログ記事については、間もなくアップ予定です。楽しみにお待ちください。

どの業務も積極的に、そしてにこやかに、取り組んでくださいました。

地元太田出身ということもあり、職員からそして地域の方から質問攻めの3日間でしたが、爽やかに受け答えする姿が印象的でした。

私たち職員にとっても、高校生のフレッシュな姿に触れ、仕事に向かう気持ちを改めるいい刺激となりました。

 

太田支所でのインターンシップ実習はいかがだったでしょうか?

業務の幅広さと、子どもからお年寄りまで対象の幅広さについても、感じ取ってもらえたのでないでしょうか。

今回の太田支所での実習から、将来の選択肢に「大仙市役所」も加えてもらえたら嬉しいですね。

 

3日間、本当におつかれさまでした。有意義な実習になっていればと思います。

残りの高校生活そして卒業後も様々な経験をし、将来の夢の実現に向かってがんばってください。期待しています!

雪の少ない新年を迎えています

平成29年が始まりました。皆様、穏やかに新年をお迎えのことと思います。

「ふるさとこんにちは」では、今年も太田地域の情報発信に邁進したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

太田は、例年になく、雪の少ない新年を迎えています。雪が少なかった昨年よりも、さらに少ない状況です。庁舎のまわりは、春を待つ風景にも似ています。img_3093

毎日の雪寄せを思うと、雪が少ないことは穏やかで何よりですが、地元に「大台スキー場」という冬の魅力を発信できるスポットを持つ太田地域としては、内心ヤキモキしています。

1月5日現在、スキー場は積雪20㎝で営業休止中。ところどころに土が見える状況です。img_3114

ハラハラと舞うように雪が降っていますが、積雪を深くするほどではなく、ときおり日がさすと雪解けが進むのでは心配になるほどです。img_3108

偶然、親子で特訓をしている場面にも遭遇しました。練習したい気持ち、わかります!img_3097

大台スキー場は、初心者の練習にはもってこいのゲレンデです。例年であれば、年末年始や週末には多くの家族連れで賑わいます。残念ながら、今年度はまだ一日も営業に至っていません。

ふわふわな雪とカラフルなウエアと賑やかな歓声が満ちた本来のゲレンデの姿を、一刻も早く見たいですね。

 

なんと言っても、太田の冬は「スキー場」と「火まつり」です。どちらにも、雪は欠かせません。

「めぐみの雪」が待ち遠しいですね。

年の瀬 太田の風景

12月28日、太田支所でも仕事納めを迎えています。

今年も太田支所から、太田の風景や行事・地域のできごとなどを、地域の皆さんそしてふるさと太田を離れて暮らす皆さんに伝えようと努めてきました。

今年の1月から12月まで「ふるさとこんにちは」の太田支所からの投稿を数えてみたところ、なんと93回、今回の投稿が94回目となります。「ブログ見てるよ」「いつも楽しみにしてるよ」という励ましをエネルギーに、太田支所が一丸となって情報の発信に努めた成果と思っています。

 

今年最後の投稿は、年末年始はふるさと太田へ帰省できない方のために、年の瀬の太田の風景をお知らせします。

12月28日は、朝の冷え込みが強く、霜がおりました。img_1459

田んぼには薄氷も。img_1454

スキー場にはうっすらと白いコーティング。img_1446

スキー場の積雪としては0㎝、まだ営業には至っていません。天気予報ではこれから年末にかけ雪と雨の予報。スキー場のオープンが心配ですね。

 

今年度、太田では11月9日に初雪となりました。その後11月中は積雪なし、12月6日に10㎝、11日に18㎝とまとまった雪が降るものの降っては解けてを繰り返しました。15日から3日ほど雪の日が続き、17日には積雪深48㎝をマークしましたが、気温が高く、雨が続いたことから、28日現在積雪はありません。

12月23日には大台スキー場で、スキー場開きが行われましたが、あいにくの雨。傘を差しながらのオープンセレモニーとなりました。img_6387

 

 

ドカ雪は困りますが、雪に係わる仕事の方にとっては、降雪が待ち遠しいことと思います。適切な量の降雪がないと、春の農作業にも水が不足してしまいます。「めぐみの雪」となる降雪があってくれればと願います。

カマキリは、その年の降雪量を予想する力がある神の虫であると伝えられています。「カマキリが高いところに産卵すると大雪」という言い伝えがありますが、今年は低いところに産卵していたという目撃情報があります。

「めぐみの雪」をまちわびて、新しい年を迎えたいと思います。皆さま、よい新年をお迎えください。

太田で年末巡回パトロール

12月は飲酒運転追放月間となっております。また、年末交通安全運動が12月11日から20日まで行われました。

太田地域では、12月20日の夕方に、飲酒運転の根絶、交通安全、青少年の非行防止を呼び掛けるため、太田地域の防犯協会支部長や交通指導隊員、防犯指導隊員、太田駐在所長と長信田駐在所長、太田支所職員が、年末警戒と飲酒運転追放巡回を行いました。

太田支所の玄関ロビーで出発式を行った後、10名で構成された巡回メンバーは2班に分かれて、太田地域の飲食店や酒類を販売する商店、ガソリンスタンドなど14箇所を巡回し、飲酒運転がないようにと呼びかけながら、啓発グッズのティッシュペーパーなどを配布しました。img_6873

 

巡回メンバーは、警察や指導隊の制服を着用しているため、突然の訪問に驚かれる店主の方もいましたが、飲酒運転の根絶を呼びかけるポスターと啓発グッズをみると一安心、快く受け取っていただきました。髙橋一希長信田駐在所長からは、「これから年末年始にかけて忘年会や新年会でお酒を飲む機会があると思いますが、飲酒運転だけは絶対ないようにお願いします」との言葉がありました。img_3077

 

太田地域では、今年1月~11月までの期間で、交通事故がなんと55件も発生しているそうです。そのうち、負傷者が出た事故は5件あり負傷者は5人、ケガのない事故が50件とのこと。穏やかな太田の地でも、50件を超える事故があったことは驚きですね。

安全運転はもちろんのこと、年末年始はお酒を飲む機会がますます増えると思われますが、飲酒運転ゼロを目指し、地域全体で安全安心なまちづくりを目指しましょう。

 

巡回活動に参加された皆さん、濃霧で視界が悪い中ありがとうございました。

佐々木貞勝先生「民謡名人位」受章

太田町駒場出身の公益財団法人日本民謡協会相談役をつとめた佐々木貞勝(本名 貞夫)先生が、このたび日本民謡協会から「民謡名人位」を授与され、12月13日、東京・浅草ビューホテルで全国各地から民謡関係者約300人が集まり受章祝賀会が開かれました。

日本民謡界最高の栄誉である「民謡文化章」「民謡技能章」「民謡功労章」の民謡三章受章者のうちから、特に日本民謡の至宝と認められる人に「民謡名人位」が贈られています。

佐々木先生は昭和61年に民謡功労章、平成14年に民謡技能章を受章されており、このたび日本の宝として第42代民謡名人位の授与となりました。img_6312

祝賀会では主催者を代表して三隅治雄日本民謡協会理事長が「佐々木先生は、秋田の民謡を有名にするため永年にわたって努力してきた。地方から出てきて、人知れぬ苦労を重ね、何よりも栄誉なのは生まれたふるさとから賞賛されることである。佐々木先生が平成22年に大仙市民賞を受賞されたとき、とても喜んでいたことを思い出す。佐々木先生は、自己研鑚と民謡協会への協力を惜しまなかった。民謡協会にとってあまりにも身近な存在で、身内のような安心感から、いつ贈られても当然の名人位が、平成28年7月のご逝去で追贈となってしまった。残念ながら佐々木先生は、この席にはおられないが、和やかに佐々木先生の在りし日を想い、語らい、そしてお祝いしたい」とあいさつ。

来賓として招かれた栗林市長は「大仙市では秋田おばこ節、秋田おはら節、秋田飴売り唄の3つの民謡全国大会を開催している。佐々木先生はふるさとをとても大事にしてくださった方で、秋田おばこ節全国大会と秋田おはら節全国大会の審査員を長く勤めていただいた。また、奥さんの小松みどりさんと共に首都圏で秋田民謡を広め、多くの後継者を育てていただいた。民謡の宝庫秋田の民謡文化を盛んにしたいという佐々木先生の意志を、佐々木先生のふるさととしてしっかり引き継いでいきたい」と感謝の言葉を述べました。img_6326

登壇し感謝の言葉を述べる栗林市長。壇上に着席されているのは、左から妻・小松みどりさん、長男・佐々木勝弘さん、長男の妻・佐々木(内山)久子さん。

 

祝賀会では、テレビの民謡番組でおなじみの原田直之さん(第33代民謡名人位)など佐々木先生と交友の深かった方がたが、秋田県人らしく温かく、面倒みのよかった佐々木先生との思い出や、妻のみどりさんと夫唱婦随で50年以上にわたり浅草から秋田の民謡を発信し続けてきたことなどを語り、内山久子さん(第13回〔平成15年〕秋田おはら節全国大会および第21回〔平成21年〕秋田おばこ節全国大会優勝)の秋田おはら節や、福本えみさん(第4回〔平成4年〕秋田おばこ節全国大会優勝)の秋田おばこ節の唄や踊りなどが披露されました。

場を盛り上げ、人を喜ばせることが何よりも好きだった佐々木先生にふさわしく、賑やかで華やかな偲ぶ会を兼ねた祝賀会となりました。

 

民謡大国秋田県でもとりわけ、大仙市をはじめ仙北地方は、米どころ唄どころとして知られる地域です。かつて村々の祭りで農家出の唄名人・芸上手が興行することから評判を得て、プロ化していく傾向がありました。佐々木貞勝先生は昭和7年の生まれで、横澤村(太田町)駒場の農家育ち、唄好きが昂じて9才で郷土芸能の道に入っています。髙橋瓢流一座をはじめ髙橋貢演芸団、若水演芸団を経て昭和28年の小松一若一座に加わって全国各地を巡業し、民謡(唄)、三味線、尺八、太鼓を習得し、特に横笛の名手として活躍しました。昭和29年に民謡歌手である小松みどりさん(南外地域出身)と結婚され、さらに秋田民謡の普及のために昭和34年に上京しました。同年開催された財団法人日本民謡全国大会で妻の小松みどりさんの優勝を機に夫婦でビクターレコードの専属歌手となり、昭和38年には浅草に民謡の店みどりを開店し、評判のおしどり夫婦と称されました。ここを拠点に広く秋田民謡を紹介するなど、郷土芸能の発展のために尽くされてきました。

こうした功績を讃えて太田町駒場の佐々木先生生家近くの農村公園には昭和59年に「佐々木貞勝 民謡の碑」(揮毫 中曽根康弘内閣総理大臣)、平成19年には「佐々木貞勝師胸像」(揮毫 栗林次美大仙市長)が日本民謡協会や地域の人たちによって建立されています。img_3060

 

また、太田地域で開催している秋田おはら節全国大会は、第1回大会から昨年の第20回大会まで審査員として大会を支えていただきました。飾らず、面倒見のよい気さくなお人柄で多くの方に慕われた佐々木先生は、全国で活躍され評価を受けるようになっても、変わらずふるさと太田での活動にご尽力くださいました。そして、毎年の首都圏ふるさと太田会総会では、ご家族お揃いで民謡の公演をし、会場を盛り上げてくださっていました。佐々木先生の「民謡名人位」の受章は、太田に暮らす私たちにとっても、「待ってました!」と喜び会う良いニュースとなりました。img_2165

平成26年度ふるさと太田会総会時の写真。緑の半纏で尺八を演奏されている方が佐々木貞勝先生。

 

今年度、太田では「秋田おはら節講習会」を初開催し、後継者育成や技術向上をはかっています。佐々木先生の功績・思いを忘れず、秋田民謡の発信に努めていきたいという思いからです。「民謡名人位」を生んだ地として恥ずかしくないよう、民謡を大仙市の資源ととらえ取り組んでいきたいと思います。

そして、佐々木先生のふるさとに対する深い思いを、佐々木先生の功績とともにしっかりと引き継いでいきます!

オリジナル包装紙で、ちょっと特別な贈り物を♪

お歳暮、そしてクリスマス...
何かと贈り物が多い年末年始に、素敵な包装紙のご紹介です。

(一社)大仙市観光物産協会ではこの度、大仙市をPRするためオリジナルの包装紙を作成しました。
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柄は花火と大仙市のマスコットキャラクターでデザインされた、花火柄と和柄の全2種類。

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こちらの包装紙は、大曲駅2階の大仙市観光情報センターで、5枚セット300円(税込)から販売中とのことです。
詳細については、販売代行者の(資)精巧堂印刷所(Tel:0187-62-2340)までお問い合わせください。

また、ほぼ同時期にして、ここ太田地域でもオリジナルの包装紙が作成されました。
作成したのは「太田の酒を創る会」の皆さんで、秋田県民歌の歌詞を一面にプリントした仕様となっています。
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同会代表の藤本欣平氏は、「秋田県民歌は大仙市太田町横沢の倉田政嗣氏が作詞したことからこの柄にした。秋田を離れてしまった人でも、この包装紙でふるさと秋田を思い出して欲しい。また、太田地域や秋田県のPRにも繋げていきたい。」と思いを語ります。img_6853この包装紙は「太田の酒を創る会」加盟店の藤本商店、根本百貨店、高貝商店、藤原酒店の4店舗で、贈答用の商品などに使用されています。(包装無料)
また、包装紙のみの販売も1枚60円(税込)から行っており、詳細については藤本商店(Tel:0187-88-2161)までお問い合わせください。

なお、いずれも太田支所の市民ホールにサンプルを展示していますので、お立ち寄りの際は是非ご覧ください。

贈り物は中身ももちろん大切ですが、包装にもちょっとこだわって、中身を見るまでのワクワク感も相手にプレゼントしてみてはどうでしょうか。

 

 

 

 

太田分校生 大阪で「あきんど体験」

大曲農業高校太田分校(伊東金一校長・生徒数52名)の2年生15名が、大阪市の京橋中央商店街で「あきんど体験」をしました。これは、太田分校の2年生15名が11月29日から12月2日までの日程で関西方面へ修学旅行に出かけ、3日目に商店街での販売体験をしたものです。修学旅行に合わせ、しかも商店街での販売体験をするというのは、太田分校にとって初めての試みだったそうです。

分校生は、地元太田で春から秋まで月一回の朝市で物品販売をしており、東京でも物産展などで販売の経験があるほど、販売に関しては慣れています。が、大阪のしかも商店街での販売となると全員が初体験。大人でさえも身構える関西のノリを、分校生がどのように対応したのか気になりますね。

京橋中央商店街の一角にある広場に販売ブースを設け、太田分校の特別栽培米などを始めとし、大曲農業高校本校のジャムや増田高校のリンゴなど県南地域の農業高校の特産品をメインに販売しました。最初は、なかなか呼び込みの声も発せずにいたようですが、後半には徐々に声も出てきたそうです。大阪の主婦たちの迫力と勢いに驚いた様子の分校生達でしたが、たじろぎながらも持ち前の元気と素直さで、丁寧な接客をしていきました。dsc_0597dsc_0640

パンフレットを見せながら商品の説明をしたり、来場者と会話のやり取りをし次々と販売していき、1時間ほどで準備した商品は完売。商品はもちろん分校生の対応の良さで、大阪の主婦層のハートとお財布をがっちり掴んだようです。

今回準備された販売商品の中でも目玉はやはり太田分校の「あきたこまち特別栽培米」。

秋田県内の農業高校ではじめて「無農薬・無化学肥料」での栽培に取り組んだのが、太田分校です。約4反歩(40アール)の実習田にあきたこまちを作付し、農薬や肥料に頼らずその分手間暇をかけ収穫まで管理をしてきました。今年は昨年より食味の良い米ができ、自信を持って販売できたようです。そして特別栽培米のおいしさは関西でも認められ、今回の「あきんど体験」で特別栽培米を購入された大阪の方から、追加で30キロの注文もあったそうです。

参考までに、この特別栽培米は、太田分校にまだ販売用があるとのこと。精米2キロ入りで税込1,000円。事前に連絡をすれば、個人の方にも販売するそうです。img_6838

太田分校の「あきんど体験」は、学習の枠を超え、秋田県の農業高校のがんばりを発信できた貴重な体験となったようです。今回の活動も、地域を大事にする分校らしい取り組みだと感じました。

大阪の主婦たちも認めた特別栽培米、購入して太田分校を応援するのもいいかもしれませんね。この機会に、太田分校の「あきたこまち特別栽培米」のご賞味いかがでしょうか。

太田の魅力、おまわりしました!

太田支所の近く、大仙警察署太田駐在所はあります。

今年の4月からこちらに勤務されているのは相原喜智(よしとも)巡査。
仕事と野球、そして家族を愛する、男気あふれる秋田市出身の32歳です。

このたび太田駐在所では、地域との一体感を創出するため、相原巡査による手作りの掲示コーナーを所内に作成しました。

太田駐在所の玄関では、太田地域マスコットキャラクターのささ太とささ子が出迎えてくれます。img_3021
そして、所内に一歩踏み入り右に目をやると、手製の掲示コーナーが目に飛び込んできます。
img_3020-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc2そこには、太田地域出身でスタジオジブリの美術監督などとして知られる男鹿和雄さんや、特産品の横沢曲がりネギなど、お気に入りのラインナップが紹介されていました。
中でも秋田県民歌への思いは強く、「長年秋田に住んでいながら、ここ太田地域に来て初めて聴いた。作詞者の倉田政嗣氏が太田地域の出身であることに大変感銘を受けるとともに、その歌詞も、日頃から眺めるのが大好きな真木真昼連峰や稲穂の景色と重なって、繰り返し聴いてしまうほどお気に入り」とのことです。

相原巡査は掲示ボードの製作を振り返り「自分の管内である太田地域の魅力を知る良いきっかけになった」と語ります。
また、「特殊詐欺をはじめ、地域内でも困りごとや不安なことなど多くなっているが、警察と聞くと、なかなか相談に来づらい方が多いと思う。地域住民の皆さんとどうすればもっと近づけるかが警察の課題であり、この掲示ボード作成はその一歩としての取り組み。編集の際は、限られたスペースに見やすく掲載できるようレイアウトに工夫した」と続けます。

「おまわりさん」と聞くと、たとえ後ろめたいきもちが無くても、ついつい緊張してしまう方は多いのではないでしょうか。
でも、地域に親しみを持ち、関わってくれる駐在さんなら、ちょっとした困りごとや悩みごとでも気軽に相談できるような気がします。img_3018copy

今年の冬はご家族で大台スキー場へ、そして来年は登山にも行きたいと意気込まれている相原巡査。
これからも、もっともっと太田の魅力に浸ってもらいたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲレンデにチューリップ!?

間もなくシーズンインを迎える「大台スキー場」ですが、春から秋にかけては「太田交流の森」として楽しめます。春には黄桜まつりの会場となり、夏にはキャンプやハイキングなどの野外レクリエーションを楽しめ、季節を問わず山菜採りや森林浴、植物観察などいろいろな楽しみ方ができます。パノラマロードを登った頂上からの眺めは季節折々に素晴らしく、そこからパラグライダーやハンググライダーを楽しむ愛好者もいます。

この自然豊かな森にまた一つ、魅力がプラスされそうです。

来春にはゲレンデにチューリップ畑が観られるかもしれません!冬が始まる直前の12月5日、地域の方がたと太田支所地域活性化推進室の職員がゲレンデにチューリップの球根植えを行いました。

場所は、ちびっこゲレンデの上のあたりで、ファミリーロッジからゲレンデを望んだ正面の位置に20m幅で9段に、1,600球ほどの球根を植えていきました。

バックホーで穴を掘り、球根を手植えしていきます。ゲレンデの上の方から1・2段目は赤、3段目は紫、4段目は桃、5・6・7段目は黄、8・9段目は赤と配色を考えて並べていきました。img_1353img_1356

来春、咲いてくれるでしょうか。ゲレンデにチューリップなんて、大げさに言えばアルプスの景色ですね!

 

こちらは昨年度実施した真木真昼の四季フォトコンテストで「太田交流の森」を題材にした入賞作品「緑のゲレンデ」05%e5%85%a5%e9%81%b8%e3%80%80%e3%80%80%e3%80%80%e6%a3%ae%e5%b7%9d%e5%89%9b%e3%80%8c%e7%b7%91%e3%81%ae%e3%82%b2%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%83%87%e3%80%8d

このゲレンデの風景にチューリップがプラスされたら、絶好の撮影ポイントになりそうですね。

春がますます待ち遠しいです♪

いろりの会「たのしいクリスマス」

読み聞かせボランティア「いろりの会」(藤原サチ会長・会員17名)は、毎月第3日曜日、敬愛館で読み聞かせを行っています。子ども好きなメンバーが集まり、地域全体で子育てしようと活動しており、子育て中のお母さんたちの心強い味方となっています。

毎年12月の読み聞かせは「たのしいクリスマス」として特別プログラムで行われ、今年は12月4日(日)に開かれました。

毎年楽しみに来場する方もたくさんいて、今年は家族連れや地域の方が総勢80人ほど集まり、一足早いクリスマスを楽しみました。

始めにクリスマスらしく「あわてんぼうのサンタクロース」を全員で合唱、その後早速大型紙芝居が始まりました。「モチモチの木」のお話を、縦80㎝、横110㎝もある大きな紙芝居でじっくりと聞かせてくれました。この大きな紙芝居は今年できたばかりの新作で、10人程で4・5回集まり、一部は自宅に持ち帰り製作した手作り品です。「いろりの会」で作成した大型紙芝居は「花さき山」に続きこれで2作目。切り絵調のイラストを忠実に描いています。img_6711img_6728

二人の読み手が、抑揚をつけて語りかけるように読み上げ、子どもも大人も物語の世界へ引き込まれます。img_6730

子どもたちの真剣なまなざしが印象的です。img_6714

普段は映像にばかり慣れている子どもたちも、良い物語を生の声で聴くと、こんなに真剣になれるのだと改めて読み聞かせの実力を感じました。

 

大型紙芝居が終わると、地域が生んだバンドグループ「きんちゃんバンド」による演奏が始まりました。「きんちゃんバンド」は第1回クリスマス会にも出演し、11年ぶりの出演とのこと。バンドメンバー7人のうち5人が出演し、大人が喜ぶ懐かしの曲から子どもも知っている朝ドラの主題歌など10曲を生演奏で聴かせてくれました。img_6738

「365日の紙飛行機」や「ふるさと」「秋田県民歌」は子どもたちが前に出て、バンドメンバーと一緒に生演奏で歌いました。子どもたちにマイクが向けられると照れながらも、のびのびと歌っていました。img_6776

 

最後にはサンタさんからプレゼントまであります。img_6790

子どもばかりでなく、大人にもプレゼントがあり、うれしさ倍増です。

 

毎年趣向を凝らし開催される「たのしいクリスマス」、今年も楽しく終わりました。プログラムの設定から準備、そしてメインの読み聞かせについても練習を重ねてこられたことと思います。

毎月の読み聞かせ会の活動も含め、いろりの会の活動は、子どもにも子育て中の家族にもたっぷりの優しさを感じます。良い物語に触れる機会を与え、読み聞かせることの大事さを伝え、家族で集う場を与え続けてくださっている「いろりの会」。その活動には感謝と敬意までも感じます。これからも、太田の子どもと太田の子育て奮闘中のパパママジジババを、たっぷりの愛情で見守ってくださいね。

大農生と農業研修生の相互交流

秋田県立大曲農業高校は今年度、文部科学省からSPH(スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール)事業の指定を受けています。

SPH事業とは、社会の第一線で活躍できる専門的職業人を育成するため、先進的な取り組みを行う専門高校を指定し、研究開発を行う事業です。

大農は、農業の付加価値を生み出す人材や地域の産業を結び付け6次産業を生み出す人材、豊かな農山村資源を都市農村交流などと結び付け、農山村の活性化のために活躍できる人材の育成に向けた学習プログラムが評価され、全国で指定を受けた10校の一つに入っています。

大農では、DAINOプロジェクトと名付け「アグリビジネス学習」「イノベーション学習」「高スキルアップ学習」「組織的マネジメント学習」の4つの柱を軸に取り組んでいます。その中の「高スキルアップ学習」の一環として、ふるさと秋田の課題解決や地域農業の理解のために主体的・協働的に取り組む力の育成等を目的に、農業研修生と大農生との相互交流が3回にわたって行われました。

 

第1回目は10月28日に太田地域にある市農業振興情報センターに大農の生徒13人が訪れ、研修生が研修を受けることになった経緯などについてそれぞれ発表を聞き、東部新規就農者研修施設を視察しながら、研修生が栽培している野菜などについて説明を受けました。

 

2回目は11月25日に大曲農業高校へ研修生(東部5人、西部4人)が赴き、大農生と研修生を交えた4つのグループに分かれて意見交換を行いました。

就農を前提に高校を卒業前までにすることから、40歳代までにすることまで、大農生それぞれが描いている将来の計画について研修生がアドバイスして、計画作成をサポートしました。

大農生のほとんどが進学や就職を希望していますが、自分の人生設計の中では、農家出身の生徒は退職後に農業に取り組むなど農業とのかかわりについて考えているようでした。

 

3回目は12月1日に大曲農業高校で2回目の交流をふまえ、再度4つのグループに分かれて「付箋紙会議」形式で意見交換を行いました。

付箋紙会議とは、紙(付箋)に各自が思いついたアイデアをメモし、黒板などに貼って、似たような案をグループに分けたり、優先順を決めたりしながら話し合いをすすめていく会議の形です。pc010013pc010014

農業にかかわっていくことについて、生徒が考えていた計画と、研修生と意見交換をした後での計画についてグループごとに発表があり、何となく描いていた将来設計が、具体的なものへと大きく意識が変化したことがうかがわれました。

この日は文部科学省の担当者3人も視察に訪れ、SPH事業の効果を確認していました。

 

120年を超える歴史をもつ大農は、農業に特化せず地域で活躍する多くの人材を輩出し、「天下の大農」と言われ続けました。農業を取り巻く情勢は大きく変化しましたが、地域を担う人材として大農生への期待は現在も大きなものがあります。大農生と農業研修生の交流は、研修生にとっても地域農業を担う人材としての意識向上につながったようです。

農業研修生が先進地を視察研修

農業を基幹産業とする大仙市には、新規就農者育成のための研修施設が、太田町横沢に東部新規就農者研修施設、西仙北強首に西部新規就農者研修施設の2か所あり、今年度は冬季研修生も含め東部で11名、西部で6名の研修生が、実践を通じた研修を行っています。

次々と研修品目の収穫を迎え、日々生育する作物と向き合い忙しい実践研修を行っている研修生の皆さんですが、11月21日・22日には、通年研修生の15名が研修施設を飛び出して、就農後の農業経営に活かそうと農業技術の先進地視察研修へと出かけました。

視察先は、宮城県。栗原市のヒートポンプを活用したトマト栽培をする「有限会社サンアグリしわひめ」、名取市にある「宮城県農業・園芸総合研究所」、仙台市にある「仙台市中央卸売市場」を視察しました。

「有限会社サンアグリしわひめ」は、法人経営で大規模なトマト栽培に取り組んでいます。雪の降らない地方に負けないよう、地下熱ヒートポンプを活用した経営をし、トマトのブランド化に力を入れています。研修生は、ヒートポンプの仕組みや大規模経営の様子に刺激を受けながらも、経営の難しさにも触れたようで、「資材代・燃料代などのコスト意識も大事だ」「経営者と従事者の考え方の違いの統一は難しい」といった感想がありました。

「宮城県農業・園芸総合研究所」では、キク・トマト・イチゴ・ホウレンソウなどの品種別特徴について学んできました。東部の研修施設がある太田地域では、花き栽培が盛んなため、研修生の中には就農後には花き経営を視野に入れている方も多く、花きの温度管理について興味を持った研修生が多かったようです。「雪国ならではの暖房費削減のための研究が参考になった」「暖房費が30%削減できる研究をしていて秋田でもできそうだ」「ほかの野菜で使用できるものがあれば利用してみたい」などという自分やこの地域に置き換えた視点での感想がありました。%e2%91%a0

 

「仙台市中央卸売市場」では、実際のせりの様子を目の当たりにしました。スピード感と勢いに圧倒された研修生も多かったようですが、その取引の仕方から「商品を見る時間は限られている。見た目がいかに大事なのかに気づいた」「商品の箱詰めの際は、充分に気をつけて余裕をもって作業したい」と気づきもあったようです。また「物流の仕組みについて学べた。地方市場で地産地消の流れを盛り上げたいと考えていたが、流通の仕組みから自分にとって有益になるか」と問題意識を持った研修生もいました。%e2%91%a1

 

今回の視察研修を終え、「雪国が他の地方と勝負するための方法を考えなければならない」「冬場でも利益になる技術を学びたい」「高値で取引するために、出荷時期、品質をしっかり管理していきたい」などと研修生の皆さんの頼もしい意見がたくさんありました。

研修生の皆さんは、最長2年の研修を終えると農業経営者となります。経営者となるための自覚と意欲をさらに奮い立たせた意義ある研修となったようです。

研修生の皆さん、視察研修お疲れさまでした。皆さんの真摯な研修姿勢には、毎回心打たれます。皆さんのがんばりは、ご自身のステップアップにつながるとともに、市の農業全体の活性化の起爆剤になれると感じています。日々の実践研修も引き続きがんばってください!

秋田県防災学習館に行ってきました!!

太田支所市民サービス課で消防・防災担当しております佐藤史也です♪初投稿でとても緊張しています!

11月28日(月)に、大仙市太田地域自主防災組織連絡協議会の会員研修で、秋田県防災学習館に行ってきました。

大仙市太田地域は、自主防災組織結成率が100%を達成している非常に防災意識が高い地域であり、より一層の防災力向上を目的として研修を実施しました。当日は太田地域の各自主防災組織から12名が参加してくれました。

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秋田県防災学習館は秋田県消防学校に隣接しており、県民の防災に関する知識・技術・行動力を、より一層高めることを目的として、子供から大人まで幅広い世代が体験学習できる施設です。

 

それでは早速、研修の様子をお知らせします。

始めに防災シアターで係員の方から防災学習館の概要について説明を受けました。その後、津波や地震などの災害に関するDVDを視聴しました。ドラマ仕立ての緊迫した映像に、思わず見入ってしまいました。

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次に初期消火体験コーナーです。水消火器を映像に向けて放水します。放水が火にかかっていると判断されると、成功映像が表示されます。逆に失敗すると画面のストーブが燃え盛り「避難して下さい」と表示されるようです。当日は全員成功したため、失敗映像は見られませんでした。

消火器は置いたままでも使えます。また、消火器を持って前に進むときは姿勢を低くした状態で進むと安定感が増します。消火器のホースは上下に振るのではなく、左右に振るとより効果的です。DSC_0696

 

隣のブースに移動すると、地震体験コーナーがあります。こちらでは東日本大震災の横揺れ(プレート型)と阪神淡路大震災の縦揺れ(直下型)を体験することができます。プレート型はゆっくり揺れ始めますが、揺れている時間が長いです。直下型は突然大きく揺れますが、揺れている時間は短いです。

震度7は揺れが強すぎて、何かに掴まっていないと立っていられない程でした。

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最後に煙中体験コーナーです。煙が充満した真っ暗な通路を避難誘導灯だけを頼りに脱出します。通路は本当に真っ暗で何も見えません。また、曲がりくねっていたり、ダミーの扉があったりして、とても緊張感があります。

避難誘導灯は低いところに設置されていることが多いので、姿勢を低くして目線の高さを低くすることが大事です。また、ハンカチや衣類で口や鼻を覆いながら慌てず進むことが大切です。

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この他にも通報体験コーナーやタッチパネル式のQ&Aコーナーもあります。

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建物の中はとっても綺麗で明るく、快適に過ごせる空間でした。図書館のようなライブラリーや消防・防災に関する展示物もたくさんあり、バラエティーに富んだ学習館でした。

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事前に予約すると、係員の方が各種体験コーナーを案内してくれます。当日は女性の係員の方に案内していただきましたが、とても分かりやすく、またユーモアも交えて説明してくれたので、大変有意義な時間を過ごすことができました。この場を借りて御礼申し上げます。

 

体験を重視した学習館。この記事を読んで興味が湧いた方は、ぜひ秋田県防災学習館を初体験してみてはいかがでしょうか♪

 

 

 

 

 

 

大仙市防災ラジオ

スタイリッシュでインテリアにもなりそうな大仙市の防災ラジオが、10月17日から発売開始されています。この防災ラジオは、一辺が12㎝の白い立方体で、スピーカ部分に花びらが型どられています。img_6629

通常時には、FMはなび、NHK-FM、FM秋田を受信できるラジオですが、非常時には、FMはなびからの緊急信号を受信し、自動的に電源が入り緊急放送に切り替わります。

LEDランプがついており、簡易照明としても使用できる防災アイテムです。

 

この防災ラジオは、70歳以上の高齢者のみの世帯などに、無償貸与されます。対象となる方には、直接通知が郵送されており、太田地域では約600世帯が無償貸与の対象となっています。11月20日からは、太田支所の市民ホールで担当者が操作方法を説明しながら配布を行っており、25日現在対象者の半分ほどが受けとりを済ませています。img_6609

 

そしてこの防災ラジオ、なんと大仙市太田産です。市の委託を受け、太田町中里の北斗通信工業株式会社で開発・製品化されたものです。住民の防災意識が高い太田地域ですが、地元の企業が防災に一役買ってくださったことも、とても誇らしいですね。

大仙市防災ラジオは販売価格14,000円(税込)です。購入金額の半分を助成する制度もあります。販売は、FMはなび、市役所総合防災課、各支所市民サービス課で行っております。一家に一台、準備されてはいかがでしょうか。