大仙市「明治150年」~ふるさとの過去と現在そして未来を考える~

公開日 2018年05月26日

更新日 2020年03月29日

明治150年事業とは 

 平成30年(2018)は、明治元年(1868)から満150年を迎える年に当たります。

 政府では、改めて明治期を振り返り、将来につなげていくために、地方公共団体や民間企業

とも一緒になって様々な取組を支援しております。

 また、政府は明治150年事業の基本的な考え方として、

(1)「明治以降の歩みを次世代に遺す」

(2)「明治の精神に学び、更に飛躍する国へ」

 という考え方を示しております。

 

  明治150年ロゴマーク

 

 

大仙市「明治150年」事業の取組

 

大仙市では、近代化と庶民とのかかわりを主要テーマに設定し、現代に受け継がれている歴史資料や
ヘリテージ(文化的遺産)を市民の皆さんと共に探訪する事業を進めてまいります。具体的には、
基調講演・シンポジウム、ヘリテージツアー、企画展示を行います。

 

1 基調講演会・シンポジウム
(1)ふるさとの近代を考える―1868~1945年―
    開催日:7月29日(日)
    場 所:大曲交流センター講堂
    時 間:午後1時30分から午後3時20分まで

    パネリスト:  中野目 徹氏(筑波大学教授)

            茶谷 十六氏((一財)民族芸術研究所)

    司   会:  柴田 知彰氏(秋田県公文書館)

 

(2)近代への道程―戊辰戦争と人びと―
    開催日:8月19日(日)
    場 所:大曲市民会館小ホール
    時 間:午後1時30分から午後4時30分まで

    基調講演 講師: 保谷 徹氏(東京大学史料編纂所教授)

    パネリスト:  栗原 伸一郎氏(東北大学)

            長南 伸治氏(上山郷土資料館)

            畑中 康博氏(秋田県立博物館)

    司   会:  渡辺 英夫氏(秋田大学教授)

 

(3)変貌するふるさと―教育・交通・産業―
    開催日:9月30日(日)

    場 所:花火伝統文化継承資料館
    時 間:午後1時30分から午後3時30分まで

    パネリスト:  畑中 康博氏(秋田県立博物館)

            佐藤 隆造氏(仙北史談会)

    司   会:  茶谷 十六氏((一財)民族芸術研究所)

 

(4)1945年―大日本帝国臣民から日本国民へ―
    開催日:10月20日(土)
    場 所:花火伝統文化継承資料館
    時 間:午後1時30分から午後3時30分まで

    パネリスト:  加藤 聖文氏(国文学研究資料館准教授)

            荒川 肇氏(秋田近代史研究会)

            伊藤 寛崇氏(秋田工業高等専門学校)

    司   会:  茶谷 十六氏((一財)民族芸術研究所)

  


戊辰戦争戦跡

(太田地域国見)

角館隊・竹村庫之丞の戦没地


旧池田氏庭園

(仙北地域高梨)

洋館と雪見灯籠

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2 ヘリテージツアー  (歴史舞台を観光する。ガイド付き。)
(1)戊辰戦争の戦跡をめぐる~ふるさとが戦場となった日~
    開催日:7月22日(日) 
    時 間:午前9時から午後3時まで
    定 員:30名 ※募集は広報誌「7月1日号」を御覧ください。
    場 所:角間川・花館・南楢岡・刈和野・峰吉川・福部羅・小種・境・国見地区の戦跡を訪ねる。

 

(2)近代化がもたらしたもの~鉄道・酒造・煙火・窯業を中心に~
    開催日:9月27日(木)
    時 間:午前9時から午後3時まで
    定 員:30名 ※募集は広報誌「9月1日号」を御覧ください。
    場 所:鉄道・駅舎、酒造業、醸造業、窯業、煙火業の工場を見学する。

 

(3)地主達の残照~邸宅から近代を振り返る~
    開催日:10月14日(日)
    時 間:午前9時から午後3時まで
    定 員:30名 ※募集は広報誌「9月お知らせ号」を御覧ください。
    場 所:旧池田氏庭園、角間川旧家(本郷・北島・荒川)などの邸宅をめぐる。

 

3 企画展示

  テーマ: 大仙市の近代と人びと

 ○大仙市アーカイブズ展示室  期 間:5月15日(火)~12月1日(火)

   ・前期: 戦争と人びと 5月15日(火)~8月25日(土)

    (1) 戊辰戦争と人びと―ふるさとが戦場となった日―

    (2) 対外戦争と人びと―日清・日露そしてアジア太平洋戦争へ―

   

   ・後期: ふるさとの近代化と人びと 9月4日(火)~12月1日(土)

    (1) 鉄道と人びと―盛曲線から秋田新幹線へ―

    (2) 写真と人びと―切り取られた近代―


 ○旧池田氏庭園米蔵内展示施設 期 間:6月19日(火)~11月18日(日)

   ・前期: 池田家の近代 6月19日(火)~8月26日(日)

    (1) 池田家の成り立ちと近代―仕途(しと)を絶ち農を以て業となす―

    (2) 池田家の戊辰戦争―断然敵軍の要求を退く―

 

   ・後期: 池田家の地域貢献 9月1日(土)~11月18日(日)

    (1) 名望家としての池田家―村翁(そんおう)、我を顧(かえり)みて豊年を報ず―

    (2) 青年教育と池田家―地域の図書館としての洋館建設―


 ○花火伝統文化継承資料館「はなび・アム」別館 期 間:8月5日(日)~9月9日(日)

   ・ 花火と人びとの暮らし―花火好きの多いこともまちの名物―

 

 ○くらしの歴史館展示室    期 間:10月20日(土)~11月18日(日)

   ・ モノから見る近代―酒造・鉄道・近代教育を中心に―

 


酒造蔵


大曲駅前商店街(1948年)

 

 

 

 

 

 

 

問い合わせ:大仙市アーカイブズ  TEL 0187-77-2004

 

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