公開日 2018年12月04日
更新日 2020年03月24日
「平成30年度 市民による市政評価」の調査結果について
「平成30年度 市民による市政評価」の調査結果がこの程まとまりました。
今年度は、市総合計画に示す施策体系に基づく項目ごとに「満足度」や「重要度」などを調査する「市政評価」と、個別の事務事業に対する認知度、利用度、意識などを調査する「個別事業評価」を同時に実施しました。
市政評価と全市民を対象とする個別事業評価については、市内在住の18歳以上85歳未満の市民の方から1,000人、また、事業の対象者が限られる個別事業評価については、市内在住のそれぞれ300人程度に対して行い、調査票の送付総数1,609件に対し、回収総数は983件となっており、平均回収率は61.1%と多くの市民の方からご回答をいただきました。
ご回答下さいました皆さんには、お忙しい中ご協力いただきありがとうございました。
今回の調査結果につきましては、市民の皆さんからの貴重なご意見として、今後の市政運営に反映できるよう検討を進めるとともに、広報等を通じて広く周知し、市政運営に対する理解の増進と協働のまちづくりに向けた意識醸成を図ってまいります。
調 査 概 要
1 市政評価について
大仙市では、市民の皆さんの評価や意見を伺い、今後の市政運営や協働のまちづくりを進めるため、「市民による市政評価」を平成18年度から継続的に実施してきました。
平成28年度からは、個別事業に関する評価や意見を調査する「市民による個別事業評価」を実施し、より市民目線に立った効率的で効果的な事業実施に努めてきたところです。
今年度は、個別事業評価を広く市民の皆さんを対象とする調査と、利用者の生の声を伺うため、制度の利用者など特定の層を対象とする調査に区分し、前者を市政評価に組み込み実施しました。
2 調査の種別
市政評価
第2次大仙市総合計画基本構想に示している体系(「施策の柱」「施策の大綱」)に基づき設定した設問項目(施策)について、「満足度」と「重要度」、「今後さらに推進すべき取り組み」を調査しました。また、「大仙市の住みやすさ」に関する意識調査も行いました。
個別事業評価
施策に基づき実施されている次の6事業について、認知度、利用度、意識等を調査しました。
■A事業 : 市民全体を対象とする調査
- 広報活動について
- コミュニティFMの利用について
- 敬老の日事業について
- 住宅リフォーム支援事業について
■B事業 : 制度の利用者など特定の層を対象とする調査
- 母子保健事業
- 成人保健事業(がん検診)
3 実施方法
市政評価、個別事業評価とも次の方法により実施しました。
- 手法 : 郵送アンケート(無記名回答)方式
- 期間 : 平成30年6月1日~6月22日(22日間)
4 調査対象
市政評価
市内在住で18歳以上85歳未満の方の中から無作為(性別、年齢、地域等については考慮)に抽出した市民1,000人
個別事業評価
■A事業
(1)市政評価と同じ対象者
■B事業
1)母子保健事業
「母子保健事業」の対象となる、市内在住の「0歳児(H29.4.1~H30.3.31生まれ)」「1歳児(H28.4.1~H29.3.31生まれ)」「2歳児(H27.4.1~H28.3.31生まれ)」の母親から、無作為に抽出した300人
2)成人保健事業(がん検診)
「成人保健事業(がん検診)」の対象となる、平成27年度及び平成28年度事業により配布した「胃がん検診無料クーポン券」、「大腸がん検診無料クーポン券」でいずれかのクーポン券によりがん検診を受診した市内在住の309人
5 回収数・回収率
調査票 | 送付数 | 回収数 | 回収率 |
市政評価・個別事業評価(A事業) | 1,000 | 560 | 56.0% |
個別事業評価(B事業)「母子保健事業」 | 300 | 220 | 73.3% |
個別事業評価(B事業)「成人保健事業」 | 309 | 203 | 61.7% |
[参考]3調査合計
調査票総送付数 1,609件 回収総数 983件 平均回収率 61.1%
調査結果の概要
要望が高い施策
満足度・重要度を調査した29の施策について、相対的に要望の高い施策(重要度は高いが満足度は低い施策)は、「雇用・就労」、「商工業」、「公共交通」という結果となっています。
結果報告書
平成30年度「市民による市政評価」結果報告書(概要版)(630KB)
平成30年度「市民による市政評価」結果報告書(全体版)(17MB)